柿を採る
2015-10-25 | 料理
母は腰が曲がってきて、柿を採るのが困難になってきたので、わたしが高度な技術を駆使して採ることにした。
高枝鋏が壊れてしまったので、竹で採る。とにかく、下へ落とさないようにしなくてはならない。せっかくの柿が傷だらけになってしまう。
じゃーーーん。くるっと回して、枝を折ると、がああーーん。落ちた。草のふわふわしたところに潜り込んだが、拾うのが怖い。母が、「この前マムシがでた。」と言ったからだ。
足で草をかき分けながら、用心して拾う。第二弾、じゃーーーん。うまくいった。段々と技術が向上していく。しかし、木に登った方が早いので登ると結構採れるのだが、いつも思うのは、登るときと降りる時では、足の長さが違うのだろうかと思えるのだ。たしか難なく登ったのに、降りるときは、どの枝だったのか届かないのである。
柿の木はポキポキ折れ易いので気をつけなくてはならない。いくら体重が激減したからといって、30キロの米の袋よりは重い。おまけに、仕事に行くようになってから4キロも増えたのである。木の枝の根本に足をかけて慎重に登らなくてはならない。何と言っても、そそかしいのだから。しかし、木登りは楽しい。わくわくする。最近、わくわく度やときめき度が少なくなっているので久々にスリルがあって良かった。
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