Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

続・リビジョナリズムの罠

2012-01-29 18:14:00 | 震災・災害
「プロメテウスの罠」ですが、1月29日の内容を見ると、いよいよもって「真実」を消して「正史」を書き上げると言う姿勢がありありですね。

震災の時、東電社長が夫人同伴で奈良にいた、と毎日新聞の報道と逃げを打ちながら書いていますが、夫人同伴で観光込みの仕事だって企業トップ、特に業界トップならあるわけで、震災発生が事前に分からない状態でそのこと自体をここで当てこするように書く必要はあるのか。

そういう実は因果関係もない事象をネガキャン的に書く反面、震災発生後に本社に戻るべく手を尽くし、一時は名古屋空港(小牧基地)から空自輸送機に便乗したのに、防衛相が途中で引き返させたということはきっちり「隠蔽」されています。

東名、中央道ともに不通というのに官房長官(現経産相)が「クルマを飛ばせばいい」と言い放ったように、未曾有の災害で原発が深刻な事態になりつつある状況で、総司令官、総責任者である社長の帰着を全力で阻害した官邸の不可解な行動を伏せる意図は何なのか。

都合の悪い真実は書き換えて、都合のいい正史を残すというお先棒をメディアが担いでいるのですし。




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