Straphangers’ Room2022

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短期決戦としての足止め策であれば

2021-01-11 22:04:00 | 交通
緊急事態宣言が首都圏1都3県に発令され、さらに京阪神2府1県と東海3県も要請、そして他県でも独自の宣言と、感染拡大に歯止めがかからない状況に自治体から動きを見せるようになっています。

昨年春の緊急事態宣言当時は移動が大きく押さえ込まれたことが収束一歩寸前にまでこぎつけられた主因と言えますが、今回は飲食に対策が集中し、しかも経営が苦しいから休業はできないという事業者も多く徹底できていないので、非常に中途半端になっています。

短期決戦で強力な規制を敷く、という王道をいかにして実現するか。
と考えると、以前から批判している終電繰り上げは実は効果的な対策です。

ダイヤ改正で恒常的に繰り上げるというのは、酔客だけでない利用を踏まえると沿線の利便性を大いに下げるものであり問題ですが、Covid19の感染拡大防止というあくまで短期決戦のツールとしてであれば、逆に積極的に進めるべきでしょう。

これも私は常々批判している「計画運休」こと「身勝手運休」が、台風接近時などの商業施設の営業など社会生活を決定しているわけで、そこが急所になるのであれば、移動の抑制、飲食の抑制というのを終電の繰り上げといった対応で「強制」するのはありでしょう。

ちなみに移動規制ですが、一人旅はリスクが少ない、とか理由をこね回して移動を正当化する傾向にありますが、自分が感染していたら、という想像力に欠けているわけで(特に宿泊施設を使えば部屋聡怩フ人にリスクが転嫁されますよね。タイの隔離検疫では施設での最初の検査で陰性が出るまではリネン交換もありません)、結局は「エビデンスがない」と嘯く首相と同じです。
収束させた国は例外なく移動規制を敷いていますからね。海外からの入国規制も「移動規制」なんですが、それは賛成しているというダブスタが横行していますが。



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