震災から間もなく半年が経とうとしています。未だに多くの人が行方不明のままとなっていますが、それでもかなり少なくなり、死者、不明者の合計は明治三陸地震津波の数を下回りました。
行方不明者のほうが多く確定した昭和三陸地震津波ほどの異常さは無いですが、それでも情報機器その 他が発達した21世紀の今日にこれだけの行方不明者が残っていると言うのは、津波被害の特殊性を浮き 彫りにしています。
さて、9月1日は「防災の日」です。各地で避難訓練などが行なわれますが、阪神地区では「1月17日」に行うケースも目立つ中、今後は「3月11日」に行なわれるケースも増えるのでしょうね。
そういう意味では未だ桁違いの犠牲者とは言いながらも、いつまでも関東大震災でもない、ということになるのかもしれません。
しかし一方で「関東」「阪神」「東日本」はそれぞれ性格の違う地震被害であり、地震被害にはいろいろな種類があるということを認識するためにも、いっそこれら3つの日を防災の日としてもいいでしょう。
そう、「阪神」までは地震といえばその後の火災であり、引き合いに出されるのが「関東」でしたが、「阪神」では火の始末や避難に気を配る以前に、悼オた建物の下敷きになって犠牲になる人が続出したわけです。
そして「東日本」では、火災も悼煢ナきたと思っていたら、想定外の大津波に襲われたわけで、そこに油断があったのでしょうし、火災、悼Aそして津波とあらゆる災厄を想定することが重要です 。
火災については「関東」の頃と違い、家庭で「火の元」というとガスレンジが大半で、冬季のストーブが加わる程度でしょう。そしてストーブは地震などの振動を感知したら自動消火しますし、レンジも「関東」の頃の七輪などと違い、地震で転唐キることも少ないでしょう。
そうした状況の変化を踏まえたのでしょう、最近では「地震だ、火を消せ!」というコピーが消えて、「まず身の安全の確保」となっています。消火はそれから、というのですから古い人間から見たらコペルニクス的転換です。
確かに激しく揺れる中で動くほうが危険であり、煮えたぎる鍋の転唐ノ巻き込まれて火傷を負うリスクのほうが火災リスクよりも高いでしょう。
リスクの高い揚げ物なら火の前にいますから即座に火を消せますし、離れられるケース(煮物や湯沸し)なら出火の可能性は低いわけで、もちろん何かが唐黷アんできて引火するリスクはありますが、そういうケースはそれこそ身の安全を守ることが優先される事態です。
キャッチコピーも経験地を積んで実戦的になったということでしょうが、しかしだからといって地震火災のリスクは念頭に置くべきでしょう。
そういう意味では次回地震で大災害になるとしたら、忘れていた頃の、と言うことで火災が原因になる気がしますから。
行方不明者のほうが多く確定した昭和三陸地震津波ほどの異常さは無いですが、それでも情報機器その 他が発達した21世紀の今日にこれだけの行方不明者が残っていると言うのは、津波被害の特殊性を浮き 彫りにしています。
さて、9月1日は「防災の日」です。各地で避難訓練などが行なわれますが、阪神地区では「1月17日」に行うケースも目立つ中、今後は「3月11日」に行なわれるケースも増えるのでしょうね。
そういう意味では未だ桁違いの犠牲者とは言いながらも、いつまでも関東大震災でもない、ということになるのかもしれません。
しかし一方で「関東」「阪神」「東日本」はそれぞれ性格の違う地震被害であり、地震被害にはいろいろな種類があるということを認識するためにも、いっそこれら3つの日を防災の日としてもいいでしょう。
そう、「阪神」までは地震といえばその後の火災であり、引き合いに出されるのが「関東」でしたが、「阪神」では火の始末や避難に気を配る以前に、悼オた建物の下敷きになって犠牲になる人が続出したわけです。
そして「東日本」では、火災も悼煢ナきたと思っていたら、想定外の大津波に襲われたわけで、そこに油断があったのでしょうし、火災、悼Aそして津波とあらゆる災厄を想定することが重要です 。
火災については「関東」の頃と違い、家庭で「火の元」というとガスレンジが大半で、冬季のストーブが加わる程度でしょう。そしてストーブは地震などの振動を感知したら自動消火しますし、レンジも「関東」の頃の七輪などと違い、地震で転唐キることも少ないでしょう。
そうした状況の変化を踏まえたのでしょう、最近では「地震だ、火を消せ!」というコピーが消えて、「まず身の安全の確保」となっています。消火はそれから、というのですから古い人間から見たらコペルニクス的転換です。
確かに激しく揺れる中で動くほうが危険であり、煮えたぎる鍋の転唐ノ巻き込まれて火傷を負うリスクのほうが火災リスクよりも高いでしょう。
リスクの高い揚げ物なら火の前にいますから即座に火を消せますし、離れられるケース(煮物や湯沸し)なら出火の可能性は低いわけで、もちろん何かが唐黷アんできて引火するリスクはありますが、そういうケースはそれこそ身の安全を守ることが優先される事態です。
キャッチコピーも経験地を積んで実戦的になったということでしょうが、しかしだからといって地震火災のリスクは念頭に置くべきでしょう。
そういう意味では次回地震で大災害になるとしたら、忘れていた頃の、と言うことで火災が原因になる気がしますから。