いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

びっくり!大臣呼称

2005年09月24日 18時38分33秒 | Weblog
 平成17年9月23日付読売新聞によると。

 民主党は、党の政策決定機関「次の内閣」会合で、お互いに「総理」「大臣」
などと呼び合う慣行を見直す。今後は「担当」などと呼び合うことになる。
 同党の「次の内閣」は、英国のシャドーキャビネット(影の内閣)を模して
導入した。政権交代に備え、実際の首相や各閣僚に対応する形で「首相」
「外務」「財務」などの担当を割り振り、党内では「ネクスト(次の)総理大臣」
「ネクスト外務大臣」などの呼称を使ってきた。……とある。

 あきれたね。形式的、表面的なことばかりを模倣して本当に各大臣はそれ
なりの政策立案を行ってきたのだろうか?まるで幼稚園のままごと遊びだ。

 幸い、今回の大敗を踏まえて、前原新代表は、「我々の置かれた立場を踏ま
えおごっているようにみえないようにすべきだ」と見直しを指示したとの報道で
ある。

 その意味で、前原代表に今後を期待したい。真の政策論争を徹底して推し
進めてもらいたい。日本国の発展の為に!
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2005年09月24日 15時58分47秒 | 心に留めた言葉
                 顔

              十代の顔
              ニキビがポツリと
              清らかなシンボル

              二十代の顔
              つやつやと丸く
              笑顔がレッテル

              三十代の顔
              きらきらとした
              子育ての喜び

              四十代の顔
              めらめらとして
              仕事に燃えている

              五十代の顔
              落ちついて
              六十代の顔を
              製作している

 以上は、平成11年9月8日 産経新聞 朝の詩 横浜市神奈川区
松永武子作
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せいぜい長生きしなはれや

2005年09月24日 15時43分06秒 | 心に留めた言葉
      年を取ったら でしゃばらず
      憎まれ口に 泣き言に
      人の陰口 愚痴言わず
      他人のことは 褒めなはれ
      聞かれりゃ 教えてあげるとも
      知っていることでも 知らんふり
      いつでもアホーで いるこっちゃ

        勝ったらあかん 負けなはれ
        いずれお世話に なる身なら
        若いもんには 花もたせ
        一歩下がって ゆずるのが
        円満にいく コツですわ
        いつも感謝を 忘れずに
        どんな時でも へえーおおきに

      お金の欲を 捨てなはれ
      なんぼゼニカネ あったとて
      死んだら持って いけまへん
      あの人は ええ人やった
      そないに人から 言われるように
      生きているうちに バラまいて
      山ほど徳を 積みなはれ

        というのは 表向き
        ほんまはゼニを 離さずに
        死ぬまでしっかり 持ってなはれ
        人にケチやと 言われても
        お金があるから 大事にされ
        みんながベンチャラ 言うてくれる
        内証やけれど ほんまだっせ

      昔の事は みな忘れ
      自慢話は しなさんな
      わしらの時代は もう過ぎた
      なんぼ頑張り 力んでも
      体がいうこと ききまへん
      あんたはえらい わしゃあかん
      そんな気持ちで おりなはれ

        わが子に孫に 世間さま
        どなたからにも 慕われる
        ええ年寄りに なりなはれ
        ボケたらあかん そのために
        頭の洗濯 生きがいと
        何か一つの 趣味を持って
        せいぜい長生き しなはれや

以上は、「高齢者福祉大学の教材」に収録されているそうです。

       


 
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お前百まで…

2005年09月24日 08時41分29秒 | Weblog
 「お前百まで わしゃ九十九まで 共に白髪の生えるまで」と続く。夫婦が
一緒に元気で長生きするようにと願う文句。
 能「高砂」の尉(おじいさん)がくま手、姥(おばあさん)がほうきを持つと
ころから、お前掃くまで、わしゃ掻くくま手……とは落語のネタ。
 「江戸語大辞典」などによれば、「お前」は夫、「わし」は妻。……

以上は平成17年9月23日読売新聞 日本語ひめくりの記事である。

 私は、「お前」と「わしゃ」の意を逆にとっていた。「いつまでもむつまじ
く」の意味であることは理解していたが、一人称の意味に思い込みがあった。

 と言うことは、「夫は百まで妻は九十九まで…」となる。何故、同じ百にし
なかったのだろうか。語呂合わせか。当時の寿命は五十歳であることを考えれ
ば、「鶴は千年亀は万年」と同じで長命の目出度さを表現したものだろう。

 よく考えれば、「お前」は「お前様」と言うことで妻が夫を呼ぶ意であり
「わしゃ」は女性にも使われている。

 私の思い込みを正してくれた読売の記事でした。


 
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