いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

二大政党へのパズル

2005年09月15日 19時01分06秒 | Weblog
 今回の選挙で、岡田克也民主党代表は、惨敗の責任をとって代表を辞任す
ることになった。9月17日に行われる両院議員総会で、後任を選出することに
なった。

 ここで期待したいのは、二大政党への道筋である。4名の方が名乗り出ると
の報道があり、どなたがなるといいかを推測してみる。

 候補者、小沢一郎・河原たかし・菅直人・前原誠司氏のなかでどなたが代
表に就任したら良いだろうか?

 私は、第一位候補に「河村たかし」氏を第二位に「前原誠司」氏をあげたい。
まず、河村議員は、「庶民の目か見た政治・議員年金の全廃」を前原議員は、
「政策通と言われ・党の建て直し」を掲げている。

 これらの施策、特に議員年金の全廃を推し進めれば、かならず反対者が出て
くるだろう。そこで民主党は分裂する。分裂により、自民党の一部がこれに同調
して新党が結成される。

この新党は、政治理念が同じ議員の集団となり自民党に対抗しうる政党になる
だろう。となると、国益を見据えた政党対決が見られ、日本は普通の国えと
変貌を遂げていく。

 その様な二大政党時代を私は望んでいる。従って、分裂後の民主党は、
かっての社会党が辿った道へ、そして二大政党へと進んでいくことになる。

 と言うことで、私は、民主党及び自民党の分裂を望みそれぞれが、新しい党
に切り替わることを切望している。二大政党政治の為に。



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美学の人生

2005年09月15日 10時49分24秒 | Weblog
 今回の選挙は自民党が圧勝した。その記者会見での小泉総理は「私の総裁
任期が来年9月で終わることを、多くの国民が承知したうえでの判断だと
思う。政権期政党の総裁の規定は重いものと受け止めている」と強調された。

 これを受けて、「引退の美学、散り際を常に考えている」とか「赤穂浪士は最
後に死んだから日本人の心に残った」と、自らの引き際をにおわすこともある
小泉首相」また「最高の権力の座に固執せず、党則に従って清く身を引くことで

自らの晩節を美しく飾りたいとの思いもありそうだ、と憶測する。総裁任期延長
に対するるコメントから「引き際の美学に」こだわるかまえだとの報道もある。

 久々に出てきた「美学」の言葉。廣辞林の「自然及び人生の美に衝いて研究
する学」が平易な記述である。ここでの美学は「真剣勝負に対する決断」の意味
と私は思う。と言う事でマスコミは、小泉総理の物事に真剣に取り組んでいる姿
勢を評価しているのだと解釈している。

 中川昭一経済産業相は「いい首相だと思う。続けてもらいたい」・谷垣禎一財
務相は「延長論はよく理解できる」とか大野功統防衛庁長官の「実るほどこうべ
を垂れる稲穂かな、だ」などと評している。

 マスコミが報じる小泉総理の考え方、姿勢を「美学」と捉えるかそれとも
「見栄」と受け止めるかだ。政治には「美学」も「見栄」も不必要だと私は思う。
小泉総理には、とことんやってもらいたい。情熱のある限り。

 一方で、派閥政治の弊害を取り除く為に「新人議員の統一研修」を打ち出し
した。総理は13日に「毎月1回、衆院選で当選した同党所属の新人83人を対
象とする懇談の場を設けるよう指示した。」とある。

 早速これに対して、「小泉親衛隊」と表現したり首相が指導する脱派閥の動き
に党内から反発する声も出ているという。

 現状を変えようとすると、必ず現状を維持しようとする人たちの声が上がって
くる。これすなわち、今まで享受していた「何らかの利益」を守ろうとするからだ
だろう。現状を直視せず足元を見て議論をしている。ある党の「国民を見ずし
て、改革なし。」の標語を思い出した。そこで「前を見ずして、改革なし」と
標語をもじってみた。

 この総理の無派閥研修に対して、「無派閥」が「派閥」だと言う言葉が出てこ
ないことを願っている。「小泉親衛隊」の文言はもってのほかで、政治について
の言葉遊びは止めてもらいたい。



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