Eur-Asia

西洋と東洋の融合をテーマとした美術展「ユーラシア(Eur-Asia)」の開催を夢見る、キュレーター渡辺真也によるブログ。

3月21日(金)のつぶやき その2

2014-03-22 01:12:57 | Weblog

ナチスがドイツに登場してしまった背景の一つに、キリスト教の自由概念に完全に同化することのできなかったゲルマン人の記憶が未だ息づいているからではないか、と思うことがある。その最初の表出がゲーテやニーチェだったのかもしれない。

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ナチスが奪った美術品が発見された、というニュースがたまに出て来るけれど、東京地検特捜部の前身であり、GHQが創設した隠匿退蔵物資事件捜査部経由で、日本からアメリカに流出した大陸の美術品は、結構あるんじゃないか?

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TEDがカナダに移ったとのは、こういう理由だったんだね。スノーデンは本当に素晴らしい人だと痛感。世界は彼を守らなくては。
“Edward Snowden: Here's how we take back the Internet” youtube.com/watch?v=yVwAod…

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TEDが誕生したのは1984年で、当時はオーウェルの『1984』に関して、彼の予測は外れてしまった様だ、との議論があった様だ。しかし苦しくもスノーデンが、私たちの現在の生活がビッグブラザーの監視下にあることを身をもって証明してしまった。

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私が昔アメリカに住んでいた頃、複数の男女が監視カメラ付きの家に住むというリアリティTV”Big Brother”が流行っていたのだけれど、あれを見て楽しんでいた一般のアメリカ人の多くは、ジョージ・オーウェルの『1984』に登場するビッグブラザーのことを知らなかったんじゃないかな。

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3月21日(金)のつぶやき その1

2014-03-22 01:12:56 | Weblog

1993年のベニス・ビエンナーレにてに、ハンス・ハーケとナムジュン・パイクが出品したドイツ館が金獅子賞を取った時の審査員に、ジュリア・クリステヴァが入っていることを知って驚いた。パイクを選んだのも素晴らしいけれど、クリステヴァを選んだのも、ナイス人選。

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奥寺康彦は日本人初のプロサッカー選手なんだね。FCケルン時代の映像が眩しい。まさにパイオニア。
「日本のレジェンド① 海外移籍のパイオニア 奥寺康彦」 youtube.com/watch?v=6rf2lg…


クリミア問題についてブルガリア人の美術史家と話していて、今回の件ではEUとNATOは失敗しつつある、という話を伺い、私も同感。冷戦が終了した時点でNATOは既に存在意義を失っていただろうし、コソボの問題をNATOがごり押ししたことを、東欧の人たちはきっと忘れないだろう。

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クリミアの問題でNATOとEUがこれ以上下手をすると、アメリカの影響下で親米政権を維持しているサウジアラビアがひっくり帰る可能性があるんじゃないか?すると英米は完全に詰んでしまってイランが元気になり、BRICsの時代の到来が近づく可能性がある。

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アンセルム・キーファーが1969年に"Besetzungen(職業)”と題したこんな作品を残していたとは知らなかった。表現者として歴史をどう扱うのか、という問いへの手探りの模範解答。 dc434.4shared.com/doc/uy-DoMuw/p…

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Seoul unveils $451 million 'spaceship' landmark cnn.it/1g6GCKX pic.twitter.com/cOAZqSh94c

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | RT

ノーム・チョムスキー氏がジャパン・タイムスのインタビューで「稲嶺進名護市長と名護市民の勇気に敬服する」と述べ「民主主義と将来の平和に相当重要な意味を持つ」とした。さらに米国などの中国封じ込めに対し緊張緩和に力を入れるべきと強調した。 pic.twitter.com/Dvn2HhSFm3

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | RT

日本国憲法の人権、平等に関する条項を起草したベアテ・シロタ・ゴードンのことは近年よく知られるようになりましたが、日本文化紹介も、彼女の大きな功績の一つですね。 jp.rbth.com/blogs/2014/03/… pic.twitter.com/aNQd0dKWQ8

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | RT

オノ・ヨーコさんはブブノワ三姉妹のアンナの姪に当たるんだね。ワルワーラ・ブブノワの教え子に五木寛之がおり、棟方志功とも交流があったそう。ベアテさんがアメリカに棟方志功を紹介できたのも、この繋がりを通じてのことだったのかもしれない。


ニューヨークでのアトミックサンシャイン展に来場されたベアテ・シロタ・ゴードンさんとオノ・ヨーコさん。ベアテさん曰く、自身がディレクターを務めるジャパン・ソサエティのショップでのバイトをヨーコさんに斡旋したこともあったとか。 shinyawatanabe.net/atomicsunshine…


安倍晋三がアルタを出る際の「やめろ!やめろ!」の怒号が凄まじかった。#ANTIFA #安倍やめろ 画像はツイキャスより。 pic.twitter.com/PdDjI8rVuA

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | RT

@sakamotoplus そういう背景があったとは知りませんでした。キーファーはドイツでは普通に人気があって、それを特に問題にしている人はきっといるでしょうが、今の所会ったことはありません。


東西の文明の文明が交差する、ブリヤート共和国の首都ウラン・ウデ。バイカル湖を観光した際には、そこから南東100キロにある、このユニークな街も訪れてみてください。 #旅行 #仏教 jp.rbth.com/travel/2014/03… pic.twitter.com/Pnq2XIjP4d

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | RT

公園にて、自分たちで遊びを作っている子供たちを見ていて考えたこと。ネジを奥まできつく締めずに持たせた隙間のことを「遊び」と言うが、このスペースのことを英語でplayと言う。つまり遊びとは、振れ幅が多く、偶有性の高いものに与えられた名を指すのではないか。

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@sakamotoplus キーファーがナチス礼賛と読まれることは、ドイツ国内ではあり得ないことでしょう。その辺りは安心して下さって結構だと思います。


遊牧民がシャーマニズムを信奉することになるのは、余分なものを持たない、非物質的な文明であるが故ではないか?

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司馬遼太郎は、アメリカ人がアメリカ国を指してthe Statesと言う時、「私の人工的な国家は」、つまり文明という法で作られた人工国家は、と話してる様に感じた。そこから司馬は逆説的に、アイルランドや韓国や日本など、文化の累積で出来上がった国はステーツではない、と考えた。

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司馬遼太郎は文明と文化の違いについて、文明は誰もが参加できる普遍的なもの、かつ合理的、機能的なものであり、文化はむしろ不合理なもので、特定の集団においてのみ通用する特種なものである、としている。

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バスクは民族国家を形成しなかった。しかし、ナポレオン戦争以降に支配的となったステート、つまり国家という枠組みが少数民族を生むことになった。その枠組みの中で民主主義という多数決をやればどうなるか、という一つのケースが、現在のクリミア情勢だろう。

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奴隷解放を宣言し、普遍性を志向することで南北戦争を乗り越えたリンカーンのアメリカは、普遍性から遠ざかり内向化、ビックブラザー化することで失敗しつつある。CDFを売って相手国家を破綻に追い込んで稼ぐ様なやり方が最終的にしっぺ返しを受け、覇権が途切れた瞬間、ドル崩壊する危険がある。

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奴隷社会だったギリシャからローマの市民社会へと時代が移行する際、奴隷の宗教だったキリスト教を国教化した結果、奴隷の解放が進むことになり、人間は神の下に「自由」になるという概念が誕生した。だからこそ、自由という概念がローマ以降のキリスト教世界における支配の道具になったのではないか?

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ボブ・マーリーのこの名曲のタイトルにあるRedemptionとは贖罪であり、奴隷の買い戻しという意味がある。私のアメリカ人の友人は、皆この曲が好きだった。
“Bob Marley - redemption song acustic” youtube.com/watch?v=OFGgbT…

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小室直樹先生が考える、日本人の自由感覚とは何か?とても勉強になります。
「日本教の社会学」山本七平・小室直樹 共著 日本人の自由感覚 / 言霊(ことだま)と「言論の自由」より ne.jp/asahi/ts/hp/fi…

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