県防災ヘリによる遭難者ピックアップ訓練の様子
(多賀町 大君ケ畑にて)
この週末の”チ~ム Bigover” は、クライミングの自己研修を集中的に行なった。
まず8/10(土)は、京都大原の金比羅でマルチピッチのトレーニング。
しばらく体を動かす事が出来ていなかった我々は、これで運動不足解消も狙う。
あえてこの日は、ダブルロープシステムで北尾根~Kスラブをクライミングする。
ナッツなども駆使して、確実なプロテクション設定の練習も行なった。
それにしても暑い。
久々のKスラブ(5.9)は、日陰なく汗まみれのクライミングとなる。
二人とも合計3ピッチ登って、脱水+熱中症気味になり、結局今日のクライミングはここまでとする。
なんと軟弱な、エリア内で同志社大学の学生さん達ががんばっていたのとは大違いの我々であった。
最後に先日岳連の研修会で教わったシステムのおさらいを兼ねてKスラブを懸垂下降し、消耗した体を引きずってこの岩場を後にする。
プラス番外編で、この日の夕べに住まいのある地元で毎年恒例の花火大会が行なわれた。
実家でおいしいごちそうとたくさんビールよばれて、疲れた体を癒した。
よく晴れたこの日は、花火の上がる河川土手道に屋台と信じられないほどの人出で大賑わいだった。
明けて8/11(日)は、滋賀県遭難対策協議会主催の「遭難救助訓練」に出向く。
地元の多賀町で開催され、また防災ヘリも飛ぶという事で所属山岳会を通して申し込んでいたものだ。
会場に集まったのは滋賀県各地の消防署員、地元の消防団そして山岳関係者で80人ぐらいはいただろうか?
午前中はロープワークの研修、午後からは実践救助訓練というプログラムだった。
今思うと主対象が消防だったのと雨が降って室内での訓練に変更となり、ちょっと焦点がぼやけてしまった感のある訓練だった。
僕の感想だと、一日の短い時間の中では、ちょっと欲張り過ぎかな?
そんな中でも収穫はたくさんあった。
特にアンカー支点が互いに遠い場合、メインロープで流動分散アンカーを作る方法は勉強になった。
”写真左手の箇所を「インラインノット」で結束してアンカーを作る手法”
”張り込みつり上げによる遭難者救助訓練の様子”
その他に消防署員による応急処置法やストレッチャー搬送など実演を見て、これまた深く研修する。
そして小雨が降る中、最後に県の防災ヘリ「淡海」が登場。
ストレッチャーに乗せた疑似遭難者を、河原よりヘリホイストでピックアップする訓練が行なわれる。
ホンマモンのヘリが飛んで来て人を実際につり上げてヘリに搬入する様子は緊張感もあり、さすが!に迫力があった。
よくトレーニングされた隊員達の動きも素晴らしかった。
当初は、なんとなく設定したロープワークな週末だった。
でも我々には意外にも大きなインパクトのある二日間になった。
山での遭難や事故は多方面で大事となり厄介であり、そして悲惨である。
そんな事にならない様、こんなような週末を自分でつくって、山にクライミングにますます精進したい。
(多賀町 大君ケ畑にて)
この週末の”チ~ム Bigover” は、クライミングの自己研修を集中的に行なった。
まず8/10(土)は、京都大原の金比羅でマルチピッチのトレーニング。
しばらく体を動かす事が出来ていなかった我々は、これで運動不足解消も狙う。
あえてこの日は、ダブルロープシステムで北尾根~Kスラブをクライミングする。
ナッツなども駆使して、確実なプロテクション設定の練習も行なった。
それにしても暑い。
久々のKスラブ(5.9)は、日陰なく汗まみれのクライミングとなる。
二人とも合計3ピッチ登って、脱水+熱中症気味になり、結局今日のクライミングはここまでとする。
なんと軟弱な、エリア内で同志社大学の学生さん達ががんばっていたのとは大違いの我々であった。
最後に先日岳連の研修会で教わったシステムのおさらいを兼ねてKスラブを懸垂下降し、消耗した体を引きずってこの岩場を後にする。
プラス番外編で、この日の夕べに住まいのある地元で毎年恒例の花火大会が行なわれた。
実家でおいしいごちそうとたくさんビールよばれて、疲れた体を癒した。
よく晴れたこの日は、花火の上がる河川土手道に屋台と信じられないほどの人出で大賑わいだった。
明けて8/11(日)は、滋賀県遭難対策協議会主催の「遭難救助訓練」に出向く。
地元の多賀町で開催され、また防災ヘリも飛ぶという事で所属山岳会を通して申し込んでいたものだ。
会場に集まったのは滋賀県各地の消防署員、地元の消防団そして山岳関係者で80人ぐらいはいただろうか?
午前中はロープワークの研修、午後からは実践救助訓練というプログラムだった。
今思うと主対象が消防だったのと雨が降って室内での訓練に変更となり、ちょっと焦点がぼやけてしまった感のある訓練だった。
僕の感想だと、一日の短い時間の中では、ちょっと欲張り過ぎかな?
そんな中でも収穫はたくさんあった。
特にアンカー支点が互いに遠い場合、メインロープで流動分散アンカーを作る方法は勉強になった。
”写真左手の箇所を「インラインノット」で結束してアンカーを作る手法”
”張り込みつり上げによる遭難者救助訓練の様子”
その他に消防署員による応急処置法やストレッチャー搬送など実演を見て、これまた深く研修する。
そして小雨が降る中、最後に県の防災ヘリ「淡海」が登場。
ストレッチャーに乗せた疑似遭難者を、河原よりヘリホイストでピックアップする訓練が行なわれる。
ホンマモンのヘリが飛んで来て人を実際につり上げてヘリに搬入する様子は緊張感もあり、さすが!に迫力があった。
よくトレーニングされた隊員達の動きも素晴らしかった。
当初は、なんとなく設定したロープワークな週末だった。
でも我々には意外にも大きなインパクトのある二日間になった。
山での遭難や事故は多方面で大事となり厄介であり、そして悲惨である。
そんな事にならない様、こんなような週末を自分でつくって、山にクライミングにますます精進したい。
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