アンカー支点とビレイの模式図
(画像転用 転用HP )
7/28(土)は、僕が企画する滋賀岳連の行事【岳連山塾】を開催した。
記録
7/28(土) 【岳連山塾】2「岩稜登攀とマルチピッチでのクライミングシステム」
目的 岩稜を登りながら登攀力向上とクライミングシステムの習得を目指す
主催 滋賀県山岳連盟 主管 指導委員会
日時 2012年7月28日(土曜日)
場所 京都市大原 金比羅周辺
参加 スタッフ 4名 塾生 6名 計10名
山行内容 8:30~17:30
・金比羅の岩場北尾根岩稜帯の登下降(マルチピッチクライミング)
・トップロープでクライミング
滋賀岳連HP【岳連山塾】2報告
○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○
今回人にモノを教えることの難しさを、これほど痛感したことはない。
塾の参加した面々は、皆クライミングや山岳に対し真摯な方ばかりである。
山登りに対し人一倍向上心も強く、ひとつ一つの講義に対し一生懸命取り組んでくれる。
主催する側としても、彼らの眼差しからそうした想いをひしひしと感じる。
短い時間の中で、少しでも多くの事をまた内容の濃いものを伝えたい。
そんな想いをお互い持ちつつ講義は進む。
しかし、なかなかうまく噛み合ってくれないのが現実のようだ。
山岳クライミングで最も重要なこと、それは強固なアンカー支点の構築である。
これが出来ていれば、チームが破滅してしまう事例の大半を避ける事が出来る。
その事は、これまでの講習会や訓練などで口酸っぱくなるほど唱えてきた。
でも、受講生が作ったアンカー支点の中に???と思うようなものを見る。
ショックであった。
残念ながら僕のこれまでの指導は、まったく伝わっていなかったとしか言わざるを得ない。
一連の講習や訓練、またこの【岳連山塾】を受講する事によって、
これを受けた者は技術を得たと思うだろう。
しかし「型」で覚えた生半可な技術は、実践で応用出来ない。
運が悪ければ、それが「死」につながる事故につながる可能性もある。
何をどこまで教え指導するべきなのか?
僕は人の生命を左右する技術を指導する「者」である。
そういう「者」であるという自覚を持って、もう一度仕切り直しである。
塾の参加した面々は、皆クライミングや山岳に対し真摯な方ばかりである。
山登りに対し人一倍向上心も強く、ひとつ一つの講義に対し一生懸命取り組んでくれる。
主催する側としても、彼らの眼差しからそうした想いをひしひしと感じる。
短い時間の中で、少しでも多くの事をまた内容の濃いものを伝えたい。
そんな想いをお互い持ちつつ講義は進む。
しかし、なかなかうまく噛み合ってくれないのが現実のようだ。
山岳クライミングで最も重要なこと、それは強固なアンカー支点の構築である。
これが出来ていれば、チームが破滅してしまう事例の大半を避ける事が出来る。
その事は、これまでの講習会や訓練などで口酸っぱくなるほど唱えてきた。
でも、受講生が作ったアンカー支点の中に???と思うようなものを見る。
ショックであった。
残念ながら僕のこれまでの指導は、まったく伝わっていなかったとしか言わざるを得ない。
一連の講習や訓練、またこの【岳連山塾】を受講する事によって、
これを受けた者は技術を得たと思うだろう。
しかし「型」で覚えた生半可な技術は、実践で応用出来ない。
運が悪ければ、それが「死」につながる事故につながる可能性もある。
何をどこまで教え指導するべきなのか?
僕は人の生命を左右する技術を指導する「者」である。
そういう「者」であるという自覚を持って、もう一度仕切り直しである。
滋賀県山岳連盟【岳連山塾】の趣旨と案内
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