Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

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仕切り直し

2012年07月31日 | Mountaineer
アンカー支点とビレイの模式図

(画像転用 転用HP )



7/28(土)は、僕が企画する滋賀岳連の行事【岳連山塾】を開催した。

記録 
 7/28(土) 【岳連山塾】2「岩稜登攀とマルチピッチでのクライミングシステム」
      目的 岩稜を登りながら登攀力向上とクライミングシステムの習得を目指す
      主催 滋賀県山岳連盟       主管 指導委員会
      日時 2012年7月28日(土曜日)
      場所 京都市大原 金比羅周辺
      参加 スタッフ 4名  塾生 6名  計10名
    山行内容 8:30~17:30 
          ・金比羅の岩場北尾根岩稜帯の登下降(マルチピッチクライミング)
          ・トップロープでクライミング
             滋賀岳連HP【岳連山塾】2報告

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今回人にモノを教えることの難しさを、これほど痛感したことはない。

塾の参加した面々は、皆クライミングや山岳に対し真摯な方ばかりである。
山登りに対し人一倍向上心も強く、ひとつ一つの講義に対し一生懸命取り組んでくれる。
主催する側としても、彼らの眼差しからそうした想いをひしひしと感じる。
短い時間の中で、少しでも多くの事をまた内容の濃いものを伝えたい。
そんな想いをお互い持ちつつ講義は進む。
しかし、なかなかうまく噛み合ってくれないのが現実のようだ。

山岳クライミングで最も重要なこと、それは強固なアンカー支点の構築である。
これが出来ていれば、チームが破滅してしまう事例の大半を避ける事が出来る。

その事は、これまでの講習会や訓練などで口酸っぱくなるほど唱えてきた。
でも、受講生が作ったアンカー支点の中に???と思うようなものを見る。
ショックであった。
残念ながら僕のこれまでの指導は、まったく伝わっていなかったとしか言わざるを得ない。

一連の講習や訓練、またこの【岳連山塾】を受講する事によって、
これを受けた者は技術を得たと思うだろう。
しかし「型」で覚えた生半可な技術は、実践で応用出来ない。
運が悪ければ、それが「死」につながる事故につながる可能性もある。

何をどこまで教え指導するべきなのか?
僕は人の生命を左右する技術を指導する「者」である。
そういう「者」であるという自覚を持って、もう一度仕切り直しである。

滋賀県山岳連盟【岳連山塾】の趣旨と案内

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幽玄な山林と高層湿原(北陸 赤兎山山行記録)

2012年07月24日 | Mountain summer
『幽玄ブナ林』

(赤兎山にて 2012.7撮影)
 

7月22日、”チ~ム Bigover” は、福井の赤兎山 山行を行なう。
暑い下界を離れて、幽玄な山容と高層湿原でしばしの癒しを得る。

山行記録
 山域     北陸 赤兎山   
 目的     ピークハント山行
 日程     2012年7月22日 
 メンバー   ”チ~ム Bigover”  
 登山口    福井県勝山市 赤兎山登山口 P  
 ルート概況 ・累積標高(上り): 520m  ・累積標高(下り): 520m  ・総歩行距離  6.0km        
       ・行程時間 5.0時間
       ・ルート状況  無雪期・一般ルート
       ・山行形態   日帰り(ビバーク装備有り)・トレック登山

 行程(トレース地図
  7/22(日)
   自宅3:45発→彦根IC→福井IC→福井県勝山市→赤兎山登山口 P7:00着
     入山 登山口(1150m)7:30~小原峠(1400m)8:30~赤兎山(1629m)~
     赤兎避難小屋(1580m)10:00~往路下降10:45~登山口(1150m) 下山12:30
    赤兎山登山口 P13:00→福井IC→彦根IC→自宅 帰宅18:00着

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チ~ム Bigover” としての山行は久しぶりだ。
夏休みの山行前に少しは足慣らししておこう!と言うことで、車を福井に走らせた。
赤兎山は今回はじめてだったが、登山口は1150mにあり、今回の行程にムリはない。

稜線はガスがたちこめていて展望は無い。
でもその分、幽玄な山林と高層湿原が僕らを癒してくれた。
期待していなかったニッコウキスゲやササユリは、稜線上でたくさん咲いていたし、
強い陽射しに消耗する事もなく、この時期としては快適な山行となった。

ヤマレコ記録はこちら(写真/行程詳細記載)
       
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襟を正して

2012年07月19日 | Mountaineer
比良 明王谷での訓練の様子

(大津市坊村にて 2012.7撮影)


7月15日は、消防を対象とした山岳遭難救助訓練(夏期)に、
また翌日の16日は、フリークライマー向けの遭難事故を想定した研修に、講師として参加した。

記録
7/15(日)曇りのち晴れ
    夏山山岳救助訓練「講習会」
 主催 滋賀県山岳遭難防止対策協議会          
 主管 滋賀県山岳連盟
 会場 大津市 葛川坊村町 
 日時 2012.7.15(日)8:00~15:00
 対象 消防等(山岳関係者はオブザーバー参加)およそ40名
 講師 主任Y氏、他3名
 日程 開講式~会場に移動~ロープレスキュー訓練~閉講式~(反省会)
     訓練内容 アンカー支点の構築~4:1システムを使った張り込み索道~
          要救護者の引き上げ~自然石のアンカー作成~

7/16(月)晴れ
    クライミング中の事故と対策
 主催 KO-WALL         
 研修 滋賀県山岳連盟/KO-WALL
 会場 KO-WALL 
 日時 2012.7.16(月)13:00~21:00
 対象 フリークライマー等およそ30名
 講師 主任Y氏、他2名
 日程 開講式~事故の特徴と傾向~事故の流れ/出動要請~搬出~自己脱出~
    事故を起こさないために
         

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先月から続いていたクライミング技術講習と遭難救助訓練の日程を、
主催する側としてようやく消化し無事終えることが出来た。
特に6月末からは過密な事業日程に追われ、
十分な準備が出来ぬままに取り組んでしまった課題もあった。
しかしこの間、その度にリーダーのY氏より過分なご指導を受け、
僕自身のスキルはかなりアップ出来たと思う。
そのおかげで特に消防に対しては、現場に合わせた的確な指示が出せたと思う。
当初予定していた講習内容が天候の加減で縮小してしまったが、
参加された受講生(消防署員)は、それなりの成果を得たのではないだろうか。

一方フリークライマー向けの研修は、対象者のレベルやバランスが今一把握出来ず、
教える側として少々戸惑った。
事前の準備も、過密なスケジュールの中にあって決して十分とは言えなかった。
そのことは受講生に対し申し訳無いという想いと、
自分への今後に向けた課題としたい。

いずれにしても、このような研修は山岳での事故を防止し、
またその程度の軽減を目的としたものである。
一岳人として、今一度襟を正して山岳事故防止に取り組んでいきたい。


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『お出かけ』

2012年07月06日 | mon chang
お出かけ前にご挨拶

(自宅にて 2012.5撮影)

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言葉の重み

2012年07月04日 | Mountaineer
訓練生の前で「張り込み」設置のデモンストレーション

(比良山岳センターにて 2012.6撮影)


6/29.30は、夏山救助訓練の事前講習会~講師研修とデモンストレーション。
7/1は『滋賀岳連 指導員研修会』。
いずれも主要スタッフとしてこれに関わった。
クライミングの理論と実技、そして指導と中身の濃い3日間だった。

記録
6/29(金)晴れ
滋賀県山岳遭難防止対策協議会 夏山山岳救助訓練(7/15)の事前講習会
 場所 比良山岳センター(大津市)
 メンバー スタッフ4名 受講生 60名弱
 日程 am 室内にて理論講義 pm 屋外でロープワーク等の研修


若き消防署員たちを前に山岳研修する

一旦解散後、関係者4名が坊村Pに集まりミーティング~会食~テント泊

6/30(土)くもり 
滋賀県山岳遭難防止対策協議会 夏山山岳救助訓練 スタッフ研修+実地訓練
 場所   坊村牛コバ付近(大津市)
 メンバー スタッフ8名 
 日程 沢に要救護者を想定してロープレスキューを実践する
    沢から30m上の林道にロープ索道を張り込んで要救護者をロープでつり上げて引き上げた。

7/1(日)雨
滋賀岳連指導員研修会(無雪期)
 場所 比良山岳センター(大津市)
 メンバー スタッフ5名 受講生 8名
 日程 am 室内にて理論講義 pm 屋内でロープワーク等の研修


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心身ともに重い3日間だった。
主任講師の山本氏より、三連チャンで指導者としての心構えの指導を受ける。
主任講師の口からは罵声とも取れる厳しい言葉も飛ぶ。
また時にはユーモアーを交えたコミニュケーションもある。

現場では、様々なそして複雑なロープワークでシステムを構築して行かねばならない。
しかしながら、そのベースにあるのは、いつものシンプルなクライミングシステムだ。
すべてはその応用であるから、常にそこにかえりロープを扱うよう心がけた。

本番の訓練では、机上の理論と現場での実践をどう融合させ伝えることが出来るだろうか。
自分の山岳技術の実力が試される。
それにもまして難しいのは、自分が発するひとつ一つの言葉。
人の生命に関わる研修である以上、講師としての責任は大きい。
今更ながらその重み/大切さを痛感する。

いずれにしても真剣勝負だ!


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