Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

秋の三連休(2回目)(北アルプス 常念岳/横通岳 山行記録)

2011年09月27日 | Mountain autumn
北アルプスのニホンザル、岩に立ち仲間を見守る”男前”

(横通岳にて Sep.2011.撮影)
 

”チ~ム Bigover” は、お彼岸の連休に北アルプスで登山を行なった。
行動した二日間は好天に恵まれ、三ツ星マークがつく山行が出来た。

記録
 山域     北アルプス 常念岳/横通岳
 目的     ピークハント及びテント泊山行
 日程     2011年9月23日~9月24日 
 メンバー   ”チ~ム Bigover” の2名
 登山口    ヒエ平 P 座標 N36°19′41″/E137°46′58″

ルート概況 
       ・累積標高(上り): 1890m  ・累積標高(下り): 1890m  ・総歩行距離  16.0km
       ・行程時間 1日目 9.5時間、 2日目 8.5時間
       ・ルート状況  無雪期・一般ルート
       ・山行形態   BCテント1泊   トレック登山

行程(トレース地図
       1日目 
        0:40自宅発・・豊科IC・・5:15ヒエ平 P

        6:00ヒエ平 P(1260m)入山~一ノ沢登山口(1323m)~王滝ベンチ~胸突八丁~
        12:40常念乗越 BC(2466m)設営~14:40横通岳(2760m)~15:30BC(テント泊)
       2日目
        4:50常念乗越BC(2466m)~6:30常念岳(2857m)~9:10常念乗越BC(2466m)撤収~
        一ノ沢登山口(1323m)~13:30ヒエ平 P 下山

        14:00ヒエ平P・・豊科IC・・21:00自宅

○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○

猛威を奮った台風が過ぎ去って、日本は今年初の冬型気圧配置となる。
こんな日は、予報が晴れでも高山の稜線はガスる事が多い。
23日もそんな日だった。

僕らはこの日、1250mのヒエ平から2660mの常念乗越まで上がって、そこにBCを設営した。
そして、疲れた体に鞭打って、計画通り横通岳に向かっていた。
ガスが槍穂高の主稜線にダイナミックにかかる。
山を渡る風は、やはり冬の風だった。

2650m辺りまで来た時だった。
カミさんが、ちょこちょこ動く動物をみる。
サルだ。
まず数匹を確認、そして稜線西側の斜面を見る。
と、居るは居るは、それは20匹ぐらいの群れだった。

このニホンザル達、それぞれの個体が皆小猿かと思うほど小さい。
地元の多賀の山で見るような大猿と違い、太々しさもない。
草や這松の実などついばみながら、ザレ地を移動していく。
そのちょこちょこ動く様は、とても愛くるしいものだった。

僕らは、横通岳の登頂後の帰路、再びこの群れに会う。
サル達は僕たちと至近距離となっても、別段気にする様子もない。
我々も彼らをあまり刺激しないように、静かに遭遇地点から離れる。

歩みを進めてふと稜線を見上げると、群れから50mほど離れたところに、
ひと回り大きな個体のサルが岩に立っている。
おそらくボスザルであろう。
彼は我々を監視し、仲間を見守っていたのだ。
その姿は、なかなかの”男前”で、彼に生きものとしての”かっこよさ”を感じた。
群れのサル達は彼の導きでここ来て、すぐそこにある厳しい冬を越す為の準備を整えている。
きっとこのサル達は深い絆で結ばれていて、ボスである彼はその期待に応えてきているのだろう。

野生生物を語る上で、擬人化した思いを持つことは良くない。
でもサル達との出会いは、その理解を越えてそう感じさせたものだった。

そんな彼に出会えた事が、この山行の最大の成果だったような気がする。


ヤマレコ記録はこちら(写真/行程詳細記載)
       
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秋の三連休(1回目)

2011年09月21日 | climb
八幡堀祭りに出てた堀のちょうちん


”チ~ム Bigover” がこの三連休に計画していた北アルプスの登山は、天候不順で次週に順延となる。
空きとなったこの三連休は、近郊でブラブラする。
蒸し暑くて、ちょっとフラストレーションも溜まる三連休だった。

17日 夕方より「八幡堀まつり」に出かけて、近江八幡を散策。
    ワークショップで恐竜のフィギュアに色を塗って、蒸さ苦しいこの日をやり過ごす。
18日 友人が出店するフリーマーケット(守山)を訪ねる。 
    「岩雪」「あるむ」オリジナルのスタッフバック三つ購入、山屋フレンドならではの商品でした。
19日 千石岩クライミング、昼からパラパラ雨が当たり、早々に撤収する。
    2本しか登ってなかったが、暑気のせいかなんか疲れた。
    記録は下記にて。
   
記録                          
 日時    09月19日(月) 曇り
 場所    Senngoku岩(大津市)
 メンバー  Hさんと”チ~ム Bigover”の計3人
 ルート   try ×2
        内RP(グレード/★数はbigoverのきまぐれ)
        〇 ノーマルルート   5a     new
        〇 フレークルート   6a+  ★ new

○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○

先週、ヘロってゲット出来なかったルートをやっつけに、この週も千石岩に。
この日も、相変わらず蒸し暑い。
秋は何処へ?
アップと初RP狙いで、まずノーマルルートをやる。
その後、お目当てのフレークルートに取り付く。
ルート中の下部フェイス、先週しっかりデモ出来てたので、マスターtryでも問題無し。
上部の花崗岩”がちゃがちゃ部”はミスらないように慎重に越え、
最後のクラックはキャメ2番一つ咬まして無事RPする。

このルート、グレード通りの”味あるルート”だと思う。


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今秋シーズンは?

2011年09月14日 | climb
Senngoku岩で始動する、さて、今秋シーズンはどんなクライミングとなるか?


9月に入り今秋クライミングの幕開けである。
”チ~ム Bigover” は、Y君と合流して大津のSenngoku岩へ出向いた。
暑い一日だったが、いい始動が出来た。


記録                          
 日時    09月11日(日) 晴れ
 場所    Senngoku岩(大津市)
 メンバー  Yくんと”チ~ム Bigover”の計3人
 ルート   try ×6
        内RP(グレード/★数はbigoverのきまぐれ)
        〇 オダハング   6b  ★

○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○

この週は、Yくんに引っ張り出されてクライミングの日程が決まった。
Y君は、今夏膝を痛めて以来のクライミングだ。
まだ完治していない。
”チ~ム Bigover” も久々の岩場だ。
シーズン始めでもあったので、負荷の小さい花崗岩で調整する。

花崗岩に慣れない体は足に乗切れない。
そんな登りは、すぐに消耗するクライミングになる。
ワンムーブワンムーブ確認しながら、足りないものを認識する。

次回からは石灰岩でのクライミングとなる。
体を慣らして、Tryモードに替えて行こう。


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我流でテンカラ2011-5

2011年09月13日 | Mountain fishing
テンカラ ランチ

(Uso川にて撮影)

この日は、amテンカラ~pm仕事、そんな土曜であった。
残暑厳しい日だった。

DATA
 09/10(土)
   気象    ・はれ ・気温  32℃ ・水温 28℃ ・風無し           
   場所    Uso川 
   入渓    09:30より 2.5時間   
   水況    ・水量 増水 ・水質 清流  ・魚影うすい
   釣果    C&K;アマゴ5.5寸1尾、カワムツ数尾、
         C&R アマゴ4寸以下数尾

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先週の台風の影響で、川に倒木があり釣り辛い。
その上この日は気温もかなり上がって、暑い。
こんな日は決まってダメな日。
アマゴをちょうちんでなんとか一尾ゲットして、飯食って納竿。

釣果の渓魚達

アマゴ5.5寸

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