Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

お土産

2007年02月26日 | climb
いつもの事だが・・・。
クライミングや山行の帰りに晩ご飯をどうするか、かみさんと議論となる。

大抵は、安い外食で済ます事が多い。
夜遅いと疲れた体で夕食の支度をするのが邪魔臭いからだ。
でも、今回は比較的早い時間に帰れそうだったので自炊する事にする。

ちょうど伊勢道のパーキングで、お土産屋に「伊勢うどん」なるものが売っていた。
かみさんに言わすとなかなかのものだという。
これを二人前を購入。
そして自宅で調理しこれを食す。

麺は太麺でモチモチ、それを醤油タレで頂く。
シンプルな分、麺のうまさが引き立つ。
かみさんの言う通り、なかなかのもんだ。

白嵒は、寒気が入ったせいか一日中寒かった。
でも、「伊勢うどん」のおかげで体も暖っまり、一日のいい〆となった。

嬉野PA うどんを買ったパーキング


記録
 日時   2月24日(土) 晴れのち曇り
 場所   白嵒(三重県)
 メンバー かみさんとbigoverの2人
 ルート(★はbigoverのきまぐれ評価)
      ○ 私は大女様        5.10a     RP×1
      ○ 道普請は慌てずに     5.10c     RP×1 ★★★
      ○ 目覚めの一発       5.11b     T×2 ★★
      ○ プッシング        5.10b     T×1、RP×1 ★
                            計 6本

16.「さつま 大海」

2007年02月13日 | Liquor collection
酒名    本格焼酎 さつま 大海
容量/価格  1800ml 価格不明
入手    2007.1.13 友人からの頂き物
醸造元   大海酒造協業組合  鹿児島県鹿屋市白崎町21番1号
評価    ★(★はbigoverのきまぐれ評価)
        いも焼酎のいい香り。お湯割りで程よい甘みがいい。
        ほろ酔いが心地いい焼酎。
メモ    親しい友人の結婚による引っ越しのお手伝いの折、お裾分けで頂く。
      普段焼酎はあまり飲まないのだが、けっして嫌いな訳ではない。
      この芋焼酎は、癖もなく滑らかな感じの上等なお酒だと思う。
      いずれにしても、「ごちそうさまでした」です。

料理教習

2007年02月10日 | life
2/10(土)は町内で開催された料理教習に参加。

(以降2/12に加筆)
この催しは「ひこね元気計画21」という、市民の健康を考え促進するというプロジェクトの一環として行われた。
今回のテーマは「働き盛りの男性」。
遊んでばかりの自分が果たしてその対象なのかは疑問だったが、せっかくのお誘いだったので参加させて頂いた。

午前中は主に食生活に関しての講習、食事から摂取するカロリー量やメニュー別の油脂分の量などについて勉強した。
また身長体重を測定して、BMIを計算して自分の適正体重を出したりした。
僕は一応BMI18.5~25の適正範囲であった。
しかしベストの22を越えており、クライマーとしては明らかに「デブ」であると認識する。

こうした話は、スポーツ指導員の講習でも聞いていてよく知ってはいた。
でも最近は油断した食生活だったので、とてもいい刺激になった。

昼前から調理実習に入る、メニューは「ご飯、豆腐とわかめのみそ汁、鶏肉のショウガ醤油焼き+レタスとブロッコリーなどのサラダ、ほうれん草のおひたし」(合計650kcal)だった。
親切な事に食材はすべて下ごしらえされており、我々は切って火を通す程度の調理をするだけだった。
教習なのでマニュアル通りのレシピで、アレンジは厳禁で行われた。
参加された皆さんはそれでも料理に慣れていないらしく、まごまごされていた。

ぼくは普段より比較的料理する機会があるので、まずまずの段取りで調理を進めた。
講師の方から手際が良いと言われ、久々に人からほめられてちょっといい気分だった。(我ながら単純である)
調理完了後、普段よりちょっと薄味の料理をおいしく頂いて、その後若干の講習があってこの日の教習は終了。

最初小難しい顔で参加されていた方も、たのしく飯を食うと幸せな気分になるようだ。
皆さん最後は上機嫌で帰かえっていかれた。
人にとって「食」はすべての基本である、と改めて知った。

この教習会、経費は公費で賄われるようだが、人員や資料作りはすべてボランティアで行われているようだ。
講師の方々のご苦労に感謝、とてもいい教習会だった。

高宮文化センター





旅は道連れ

2007年02月09日 | life
先頃咲いた家の紅梅の木にへばりつく「ひこにゃん」である。
これからbigoverの山旅は、こいつと連れ合うことと相成った。
次の山旅は2月の17~18日山スキーの予定だ。
エリアは白鳥方面、山はまだ未定。

今後こいつとどんな山旅をするのか、愉しみである。
以後、お見知り置きのほど!


原点

2007年02月06日 | Mountain winter
          「スキー登高」

乗鞍高原にかみさんとスキーツアーに出かけた。
乗鞍は、今回で3回目の入山である。

二人でスキーを始めてまだ間もない頃、果敢(無謀?)にここを山スキーした。
かみさんは山登りもまだ初心者で、体力もなく慣れない山スキーに翻弄されてバテバテ。
早々に敗退した、にがい思い出がある。
それでもノートラックパウダーを、無様なボーゲンで滑った
今から思うと、ある意味やさしくも贅沢な乗鞍初体験だった。

2回めは、ゲレンデトップの上でテントを張っての山行だった。
気合いの入った入山だった。
この時は位ケ原上部まで行った(2430m当たり)。
その先は強風とガスが立ちこめる悪天で、ここで引き返した。

あれから7年ほど経って、山スキーの経験もいくつか踏んだ。
スキー滑降技術も少しは上達しているだろう。(単に慣れただけかも)
今回こそはそんな僕たちに乗鞍は微笑んでくれるかも、とちょっと期待して入山。

幸い天気も上々で、下部の切り開きを順調に登高した。
2400mを越えて肩の小屋が見えた頃は、ひょっとしたら行けるかもと思った。
でも、現実は厳しかった。

暖冬で降雪が少ない今シーズンは、雪面が氷化してしまっている。
スキーには向かない雪質である。
僕らのヘボスキーでは、到底太刀打ち出来ないのは明らかである。
無理して突っ込めば、カリカリの斜面で大滑落も想定しなければならない。

そんな事を考えて、2600m当たりであっさりと撤退を決めた。
肩の小屋まであと30分ほど、ピークまではもう1時間、天気は風は強いが快晴で崩れる気配はない。
行って行けない事はないんだろうが・・・。

意外に冷静に敗退を受け入れられた。
すばらしい乗鞍の懐深くに居たからだろうか、この時それほど悔しいとか無念とかの感情はなかった。

我々二人にとって乗鞍は、山スキーの原点のような山である。
そんな山に今の自分たちを観てもらったような、そんな心持ちである。
そして見計られたように「今回はここまで!」と言われたような・・・。

いま下界で、これを書きながら考える。
2600m、案外いいとこ突いてるなと妙に納得。
うちらの山スキーの実力評価、客観的に見てここら当たりがいい案配なのかもしれない。

またいつの日か、もうちょっと力を付けてこの乗鞍に来たい。
でもその時も、多くを望まない事にしよう。
なぜなら、こうして山スキー出来る事が僕らにとって何よりもの贅沢なのだから。

 ゲレンデトップからスタート

 切り開きから見た剣ケ峰

 遠望の山々

 バックカントリーヤーの登高

 位ガ原からの乗鞍の山々

 今回の最高到達点 肩の小屋口で

 凍り付く高天ケ原の斜面

 雪煙を舞い上げる乗鞍の風

地図


ルート周辺地図

記録
 山域・目的  北アルプス 乗鞍高原(長野県) 山スキー登山及びスキー
 日程     2007/2/3・4(山スキーは日帰り)
 メンバー   カミさんと二人
 データ    積雪 100~150センチ、雪質 新雪/クラスト、
 行程     2/3(土)快晴
           3:00  自宅発 → 高山 → 乗鞍高原 無料駐車場 
          8:30  リフトに乗車
          9:20  ゲレンデトップ出発(入山)(1980m)
               ・ 切り開き林道を先行トレース通しに行く 
               ・ 新雪20センチほど
          11:30  位ケ原手前(2300m付近)
               ・ 後続パーティ続々とやってくる、ここでしっかり装備する
               ・ 位ケ原上部は強風、煙舞う乗鞍に感嘆
               ・ たくさんいた後続はあまり追ってこない
               ・ だだっ広い平原を二人で赤布を辿って登高する
               ・ 2500m当たりから雪面がクラストし、シールが効かない箇所が出てくる
         13:15  肩の小屋口 2600m付近
               ・ 風の状況、クラストした雪面、時間を考慮し今回はここまでとする
               ・ 案内板の陰で風を避けて休憩、スキー滑降準備
         14:30  下山滑降開始
               ・ 平原上はシュカブラを避けながら、雪質が変化するバーンを滑降、
               ・ 緩い斜面を雄大な景観を楽しみながら滑る
               ・ 位ガ原下の急斜面も楽しい新雪滑降、切り開きも時折パウダー出てきて最高
         15:15  ゲレンデトップ
               ・ ゲレンデ内をだらだら滑降、やっぱりバックカントリーはおもしろいと実感 
         15:30  駐車場下山(1570m)
         16:20  乗鞍高原温泉郷「プチホテル アルム」にて宿泊
               ・ 落ち着いた館のたたずまい、親切なスタッフ、おいしい料理、暖かい温泉、
               ・ とても贅沢な時間を頂いた

 プチホテル アルム の2階ロビー

        2/4(日)快晴/強風
         9:20  チェックアウト
               ・ スキー場のリフト強風のため動かず
         11:20  行動開始
               ・ 暇なのでシール付けてゲレンデ内登高、パウダー斜面見つけて2回ほど滑る                
               ・ 1時頃ようやくリフトが動く、ゲレンデ内のパウダーを時間まで滑る
         15:30  スキー終了   
               乗鞍高原 無料駐車場 → 高山 → 帰宅(22:30)