Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

西穂へ

2007年07月29日 | Mountain summer
                   「朝焼けの穂高連峰」

西穂高岳には、もう何回行っただろうか。
夏冬会わせて、少なくとも9~10回はピークを踏んでいるだろうか。
その分、思い出もいっぱいの山である。

この山は、充実した山荘とお気楽なロープウェイが、入山をしやすくしている。
だが西穂の主稜線は、何度もトレースしてはいるが慣れることは無く、いつも緊張感のある登高となる。
そのギャップがどことなく違和感があって、いつ行っても面白い山となるのだろう。

今度ピークを踏むのは、果たしていつかな?

 
ロープウェイ白樺平駅のパン屋さん 
美味しそうな香りに負けてパイ生地のパンを購入、うまかったです。


標高差900mをわずか8分足らずで上がる二階建てロープウェイ、
120名も乗れて総重量は15tにもなるよう、すげー!


丸山稜線より上高地俯瞰


西穂山荘の広場 ここで呑むビールは最高!


奥穂と西穂の険しい支稜 独標より

記録
  日程   7/27(金)~7/28(土)
  場所   北アルプス 西穂高岳             
  目的   ピークハント
  メンバー カミさんと二人

行程    7/27(金)晴れ 
        4:00 自宅発 → 飛騨清見IC → 高山 → 8:15 新穂高温泉駐車場
            → ロープウェイ → 9:20 西穂高口駅
           ・既に駐車スペースに余裕はない
        10:00 入山(2156m)
           ・蒸し暑さが残る樹林帯を、汗しながら登る。
        11:50 西穂山荘(2385m)
           ・ここでテント設営、いつも快適な天場 水1L 200円也
           ・設営完了後丸山(2452m)まで散策。
           ・ベースに戻り、サーバービール飲んでくつろぐ。
     7/28(土)晴れ/くもり後雨
        2:30 起床
        4:20 ベース出発(2385m)
           ・ヘッテンつけて、星空のもとベースを起つ
           ・飛騨側より流れてくる雲があやしい
           ・朝焼けがきれい(TOP写真)
        5:30 独標(2710m)
           ・ちょうど前穂の後ろから日が昇りはじめる
           ・西穂にガスが掛りはじめ、天候が明らかに下り坂
        7:00 西穂高岳 (2909m)登頂
           ・風強くかなり寒い
           ・残念ながら、ガスに包まれ展望はなし
        10:40 ベース着(2385m)
           ・着くなり雨が降り出す、急遽ベース撤収
           ・山荘の売店でコーヒー休憩、人でいっぱい
        11:20 西穂山荘より下降開始
        12:30 西穂高口駅(2156m)下山
            → ロープウェイ → 
        13:40 新穂高温泉駐車場 → 平湯温泉郷で入浴 → 各務原IC → 
        21:00 自宅着

地図



気分転換

2007年07月26日 | essay
              夏山に咲く「アオノツガザクラ」

二十四節気の「大暑」の頃である。
近畿地方も一昨日梅雨が明けた。
しかし、からっとした夏空はまだ広がらない。
昨日も今日も蒸し暑つ苦しい。

そこで、

ブログのテンプレートを変えてみた。
すこし明るい感じにして、ちょっと涼しげに気分転換である。

また、

今月頭から順延続きだった山登りを、明日あさってで行く事にしている。
山は北アルプスの西穂高、久々の山登りなんでテーマは「のんびり山行」。
天気は良さそうなんで、詰まった気分もこの山行で解消出来るかな。
山の冷気で、気分転換してこようと思う。


夏の風物詩

2007年07月23日 | life
梅雨明けが遅れている。
この土日は山登りを計画していたが、天候不良のため来週に順延。
日曜日は、KO-WALLでジムクライミング。
成果は無かったが、いい課題で登りを楽しんだ。

また、この夜は毎年地元で開催される花火大会。
規模こそ大きくないが、夜店もたくさん出てなかなか情緒があって、いい花火大会である。
きれいな花火やおねーさん達を見て、帰りに焼き鳥買って、自宅でビール。

「星三つ」の、梅雨明け前のいい日曜日だった。

高宮花火

夏の前に

2007年07月17日 | life
               彦根界隈で見つけた夏の風物詩「朝顔」

海の日を絡めた15・16日の連休は、なにかと騒がしかった。
先週から14日までは台風の影響で大雨、16日は新潟で大きな地震があった。
参院選もあってか、世の中がざわざわしている。

せっかくの連休だったが、雨の影響で外岩は×。
15日は、KO-WALLで昼過ぎからしっぽり登り込んだ。
久々に、課題に集中しこれををget。
自分のムーブでクリアー出来て、気分いいジムクライミングだった。

 
この日のジムは、3時過ぎから大にぎわいであった

 彦根界隈の店舗看板 
まじめなんだが、なんか笑える

16日は不安定な天気の中、彦根界隈を散策
昨年オープンした「四番町ダイニング」周辺で、写真など撮りながらのんびり過ごした。 四番町ダイニング


ケリ-2

2007年07月11日 | Whim research
この「ケリ」という鳥、鳴き声も特長があるが、飛んでいる姿もきれいである。
外側の羽毛は地味な茶色だが、内側は白く羽の先端の黒とのコントラストがよく目立つ。
くちばしと長い足の黄色も映える。
田んぼの巣に近づくと近くまで飛んできて、このきれいな飛揚が観察出来る。

大変気が強いようで、ヒナや巣に近づくと鳥だろうが犬だろうが、人だろうが容赦なく威嚇してくる。
でも意外な事に、身近な水田で巣を作ったりする割には、生態などまだよくわからない事が多いらしい。
冬には数十羽の群れでいるらしいが、案外神経質な気の小さな鳥なのかもしれない。
こうしたデリケートな鳥の観察は、研究家でも難しいのだろう。

日本野鳥の会では、こうした野鳥などの野生生物との関わりごとについて、注意事項を紹介しているので掲載しときます。

▼次の言葉を標語として、観察ノートに掲載しておくのもよいでしょう。
これは(財)日本野鳥の会の標語です。
や :野外活動、無理なく楽しく
さ :採集はしないで、自然はそのままに
し :静かに、そーっと
い :一本道、道からはずれないで
き :着るものにもひと工夫(色はめだたないものを)
も :持って帰ろう、思い出とゴミ
ち :近づかないで野鳥の巣

動植物と接する時は「やさしいきもち」で、これは基本ですな!

ご褒美

2007年07月09日 | climb
梅雨の合間を縫うように、今週も大津の岩場に。
終日曇天であったが、少し動くと汗が吹き出てくる。
条件がいいとは言えない日だったが、集った4名がそれぞれのルートに挑んだ。

僕のこの日の課題は、先週触った「信楽街道 5.10c」。
このルート、グレードの割に内容があって、長くて質が高い。
また、僕が不得意とするスラブ登りと、花崗岩クライミングならではの嫌いなマントル返しが所々出てくる。
一便目、核心のカンテフレークで狭い足が捌ききれずフォール。
二便目、途中緩んでいるボルトを発見し、ビビって即テンション。
その後すべてのボルトをチェック、ナットを締め直してムーブの確認。

そうこうしてるうちに、他のメンバーはそれぞれの課題をGETしていく。
特にKaさんの登りは、気合いが入っていてとてもよかった。
目標ルートに2週継続してトライ、自分でムーブ構成してのRPは見事だった。

最後に自分だけが残された感じで、気が滅入る。
次第にボディ/メンタル共にテンパってくる。
昨日携帯で撮った「ひこにゃんVTR」を見て、すこし気分がほぐれたところで、この日最後のトライ。
前半部の嫌いなスラブで何度かメゲルそうになるが、諦めるな!と自分に言い聞かせクリアー。
後は長過ぎるくらいのレストを挿みながらムーブに集中してTOPへ、「ふぅー、なんとかRP」てな感じ。
不得意がいっぱいあるルートではあったが、逃げずに取り付きRPした事は、自分なりに評価したい。

登れてよかった。

そんな日は、ちゃんとご褒美である。
上等の「恵比寿ビール」と「ホタテ貝のひも」、そして相棒ひこにゃんで疲れ切ったボディ/メンタルを癒す。
その後布団に入り、泥のように眠りに就いた。

記録
 日時   7月8日(日) くもり
 場所   大津 Oの岩場 
 メンバー Yoちゃん、Kaさん、カミさんの4人
 ルート(★はbigoverのきまぐれ評価)
       〇 四度目の青春  5.10ab  RP×1       ★★★★
       〇 信楽街道    5.10c   HD×2、RP×1 Get ★ ★ ★
                     計 4本