Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

「雄大かつ幻想の世界に」(湖北伊吹周辺 金糞岳 山スキー山行記録)

2011年03月28日 | Mountain winter
『白銀の峰』

(金糞岳本峰手前にて 2011.3.26撮影)
 

”チ~ム Bigover” は3月26日、山スキー山行を行なった。
おそらく、今シーズン最後の冬型の気象が強まる中、季節外れの厳冬の金糞岳に挑んだ。

記録
 山域     湖北伊吹周辺(長浜市浅井町) 金糞岳
 目的     雪山ピークハント
 日程     2011年3月26日 
 メンバー   ”チ~ム Bigover” の計2名
 場所     滋賀県長浜市浅井町近江高山 鳥越林道 除雪終了地点~金糞岳 
         登山口 座標 N35°30′15″/E136°19′41″
         *地図閲覧サービス(ウォッちず)HP参照
 ルート概況  鳥越林道 除雪終了地点~金糞岳 往復
         ・最大標高差890m  ・総歩行距離 18.0km
         ・行程時間 11.5時間
         ・ルート状況  積雪期30~100センチ(新雪10~30センチ)・一般ルート
         ・山行形態   日帰り(ビバーク装備有り)
                 山スキー
トレース図


 行程     3/26(土)
         03:30  自宅深夜発→長浜市→鳥越林道除雪終了点 駐車(5:10着)
               ・起床時は彦根は雨~みぞれ、駐車場で月を観る
         05:30  入山 鳥越林道(430m)    
               ・単調な林道を黙々と行く
               ~林道~
         07:30  鳥越林道/中津尾根取り付き(650m) 
               ・2時間かけてようやく林道歩きを終える
               ~中津尾根~
               ・最初ヤブがあったが、やがて快適な尾根を登る
         09:15  鳥越林道/中津尾根出合い(960m) 
               ・ここで初めて金糞岳/白倉の白い稜線を観る
               ~中津尾根(小朝ノ頭・・コル1075m)~
               ・だんだん天候が不安定になる(時折吹雪く)
               ・積雪も増えて、新雪も30センチ
               ・コルを越えて、本峰への登りで幻想的な景観を得る
         12:35  金糞岳(1317m)登頂 
               ・長い登高を経て、吹雪の中ピークに立つ
               ・カミさんと、感激の登頂を果たす
               ・単独行1パーティとピークで遭遇
               ~中津尾根滑降(コル1075m・・小朝ノ頭)~
               ・コルまでパウダースノーを満喫
               ・小朝ノ頭の登り返しなどあり、下降も時間かかる
         14:45  鳥越林道/中津尾根出合い(960m) 
               ・デンジャーゾーンをクリアーして、ほっとひと息
               ~林道滑降~
               ・緩い傾斜+新雪でスキーが滑らない
               ・半分漕いで/歩いて、時間と体力を消費していく
         16:50  鳥越林道(430m)下山
               ・全身筋肉痛で悲鳴を上げて、無事下山
         17:20  駐車場→長浜市→彦根で夕食→自宅着(20:00) 
               ・充実した山行に身も心も満たされる

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3月11日におこった大震災の影響で、いろいろ計画していた山行を自粛していた。
先週末、金糞岳周辺の雪の状態を偵察にドライブがてらこの地を訪れた。
林道が標高400m辺りまで除雪されていた、
上部には豊富な積雪が予想されたのでので、この週末に金糞岳の冬期登頂に挑む事にした。

積雪期の金糞岳への行程は、南からも北から入っても長い。
僕らは、予定行動時間を12時間と想定して、計画を練った。

またこの日は、この時期にしては珍しい、強い冬型の気圧配置となった。
麓はみぞれ、山中は雪となった。
状況は厳冬期と同じで、緊張感の取れない厳しい山行だった。

しかし、粘り強く登高したおかげで、念願の登頂に成功する。
雄大で幻想的なこの山頂に立つ喜びを、どう表現したらいいだろうか。

下降のスキーも申し分なかった。
しまった雪の上に、昨夜からの30センチほどのパウダーが積もっている。
基本的に尾根滑りなので、雪崩の心配も少ない。
急傾斜でも思い切って体を落とし、気持のいいターンを切っていく。

最後、まったく滑らない林道滑りには閉口したが、それでも充実した山スキー山行を実行出来た。
計画通りの12時間弱の山行を終え、結果”チ~ム Bigover” にとって大きな成果となった。

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鳥越林道/中津尾根出合い(960m)より下界を俯瞰
 さあ!これから金糞本峰へ登高開始
 

カミさんのシールが突然剥がれるトラブルも
でも、すぐにスキーエッジで雪を除去して、問題無し


金糞岳本峰へ
 吹雪いたり晴れたりを繰り返す天候の中、雲上を登高する


金糞岳より雪の尾根を観る
 雄大かつ幻想的景観


1075mのコルより
 小朝ノ頭の美しい山腹を観る
 新雪のおかげで、山は白銀の世界


中津尾根滑降
 本峰より林道までパウダースノーを堪能
 これより下部の林道はスキー滑らず、苦労する

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初登り

2011年03月07日 | climb
今年初の外岩登りは、ホームエリアのゴッシーランドだった。
この日のボルダリングも、PMより気まぐれに一人で出かける。
川には雪融け水がドゥードゥーと流れていたので、河原には降りず林道側壁で半日遊ぶ。

記録 
 日時      03/06(日) 曇り
 場所      ゴッシーランド(多賀町佐目)
 メンバー    一人
 ボルダー    課題設定 3.0時間
          
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何気なく取り付いた壁だったが、意外にいい課題が出来そうだ。

右岸ルンゼにいいかぶりを見つけて、泥掃除してホールドをつなげていく。
ドヨンと曇った湿度の高いこんな日は、石灰岩は最悪である。
なんど掃除しても、ホールドするとすぐ湿気を帯びてくる。

それでも、靴履いて泥だらけになりながらムーブを創っていく。
課題のアウトラインが出来た頃、パワーも終了。

次週に宿題残すとして、今日はここまで。

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