Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

訓練(継続するべきもの)

2011年07月17日 | outdoor&sport
800kgで引っ張てもほどく事が出来る「ワイヤー南京」結び

(救助等有効なノットとして推薦する)
 

この三連休は、消防警察を対象とした山岳遭難救助訓練に講師として参加する。

記録
7/16(土)晴れ
 am 次週予定の伊吹北尾根山行の国見林道視察
 pm 綿向山にて講師4名+1名が現地で講習内容の確認とデモを行なう
    綿向山登山口にてキャンプ

7/17(日)曇りのち晴れ
 主催団体 滋賀県山岳遭難防止対策協議会
          夏山山岳救助訓練「講習会」
 会場 日野町西大路小学校場所及び綿向山周辺
 日時 2011.7.17(日)
 対象 消防/警察/消防団(山岳関係者はオブザーバー参加)
 日程 開講式~座学「確保理論」~綿向山7合目にてアンカー支点の構築~
    要救護者の背負いによる搬送訓練(ロープを使って確保しながら5合目まで搬送)~
    防災ヘリによる要救護者ピックアップ訓練~
    ロードセル+チルホールを使ってのクライミングロープ引張り実験~閉講式~(反省会)

実技を交えた座学「確保理論」の様子

本番さながら、要救護者の背負いによる搬送訓練

○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○

交通事故などあってはならない。
すべての人がそう願っている。
しかし現実は、毎日のように悲惨な事故は繰り返されている。

山での遭難も然り。
残念な事だ。

こうした遭難事故が発生した場合、いち早く救助捜索するのが消防/警察だ。
この方々、任務とはいえ要救護者のため身を挺しての救出活動を行って頂いている。
そしてその為に日々訓練を各部署で行ない、危急時に備えている。

今回はこの技術に、プラスαすべく講義日程内容が設定された。
その思いは、我々のような山岳(クライミング)に精通した者の立場から、
山岳遭難救助に関わる方に、実践に即したノウハウをお伝えしたい、というものだった。

集まった講議生は、県内外から駆けつけた若き消防警察関係の精鋭達だ。
彼らは皆日頃の訓練を裏付けるように、道具を使い体を駆使し、厳しく危険な講習をこなして行く。

この日僕は、講師として彼らを指導する立場であった。
でも、彼らのその姿行動に教えられる事も多かった。
そして、改めて技術向上を日常的に目指す事の大切さを学んだ。

訓練は防災ヘリの出動や、地元の消防団員も加わっての、かなり大掛かりなものだった。
それでも、訓練中大きなトラブルはなく、事故げが人も出さずに終了する事が出来た。
内容的にも、それなりの成果があったのではないかと思う。

前日のデモで岩に尻餅ついた僕は、当日調子は良くなかった。
(かなり痛い思いをした、骨折れたかと思った)
それでもなんとか体は動いてくれたので、最低限の役目は果たせたかと思う。

こうした試みは、継続してこそ成果が出てくるものだ。
その為にも僕自身も尻餅つかぬよう、まだまだ切磋琢磨だ。


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2 コメント

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講習ごくろうさまです (いっちゃん)
2011-07-19 12:53:16
昨日は入れ違いですか?
8:00駐車場出発で竜王山ー綿向山ー水無山でぐるっと一周してましたよ。
12:00頃駐車場に戻ってきたから入れ違いか、表参道は通ってないから会わなかっただけかもですね。
月末には北アあたりでハァハァする予定です。
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Unknown (bigover)
2011-07-20 18:00:15
いっちゃん、ご無沙汰。
元気そうで何より!
今回はニヤミスだったみたいですな。
この夏はどこ行きですか?
うちはまだ思案中です。
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