Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

癒しのひと時

2008年03月31日 | climb
               呼吸を整えルートに集中する、try前のクライマー
                               (鈴鹿 椿岩にて)

Yaさんとは久々のクライミング、3名でこの日も椿岩へ。
ぼくは「奥村ライン」に初try、ウン~むつかしい。
この日は出来ないセクションもあって、ラインを確認するだけであった。

その後Yaさんのお誘いもあって、夕飯をごちそうになる。
Ya一家は、型にハマらない「ナチュラル ライフ」を実践されている。
日本の原風景が残る地域にあるご自宅で、自家栽培された野菜や地元産の鶏などで贅沢なもてなしを受け、心も癒される。


小川の土手に菜の花が咲き始め、春の到来を告げる
                  (湖北町にて)

次の日は、昨日の奮闘のおかげで全身筋肉痛。
体を使う活動は控えて、近場を車でブラブラすることにする。
カミさんが湖をテーマに創作したいというので、その取材もかねて湖北方面の湖岸へ。
(手つくりパン屋さん巡りも)
ドライブがてら木之本まで出て、その後尾上の「湖北みずどりステーション」で昼食。
屋台の「とん平焼き」は美味かった。(350円)

そして隣接する「湖北野鳥センター」(200円)に入館し、望遠鏡で水鳥をしばらく観察。
冬は終わって、コハクチョウをはじめとする多くの水鳥は渡りを終えていた。
それでもカモやカンムリカイツブリなど観察出来た。
水鳥たちのユーモラスな動きや求愛ディスプレイなども見れて、癒しのひと時を得る。

センターを出た後は、写真を撮りながら湖岸をしばし散策。
その後、雨が降り始めた湖岸をのんびりドライブして帰宅した。

記録
 日時   3月29日(日) 晴れ
 場所   椿岩(三重県鈴鹿市)
 メンバー Yaさんとカミさんの3人
 ルート(★はbigoverのきまぐれ評価)
       〇 モンキージャスティス  5.10b   RP×1  ★ ★
       〇 奥村ライン       5.12c   HD×2 ★
       〇 アトランタ       5.11a   RP×1  ★
                         計 4本 

「湖北みずどりステーション」

山スキーのこと

2008年03月28日 | essay
          新雪面を滑る、フリーであることの醍醐味を感じて・・・  
                             (立山 雷鳥沢にて)


二枚の板をそれぞれ足につけ、雪の積もった斜面を滑る。
ただそれだけ。
それだけなのに、どこまでも奥深い。
スキーという道具は不思議である。
(中略)
煎じ詰めるところ人間の為しえる「成果」というものは「発想」とそれを具体化する「技術」という両輪のバランスの上にできあがっていると言っていい。
発想がより高い技術を求め、技術が新たな発想を生む。
スキーの底なしの奥深さもその例に漏れないことのひとつである。
(中略)
どう登ってどう滑るか、それはそれぞれの登山者と現場の状況次第だ。
登山のすべては、登山者のものだということである。

         『ハイグレード山スキー』最新ルート集 岳人編集部編
                              はじめに よりの抜粋転記

集大成

2008年03月24日 | Mountain winter
      春の陽気の中を、雪を踏んでピーク目指して登高する
              (銀杏峰への登り 1200m付近で) 

春分の日も過ぎて、世間はもうすっかり春。
しかし我々は、今一度雪と戯れたくて、福井の銀杏峰に来た。
ここは3年ほど前の夏に一度訪れていて、ある程度山へのイメージは出来ていた。
まだ暗い時間での行動だったが、宝慶寺までのアクセスや登山口へのアプローチもスムーズにこなす。 

この日の日本列島は、大きな高気圧に覆われて快晴となる。
展望も良く、遠く乗鞍や御岳までよく望めた。
合わせて気温も高く、登りでは大汗をかいてしまう。
このため終止脱水気味での行動となってしまう。
今後の計画では、携帯水の量を見直さなければと痛感した。

スキーはシャーベット状の雪質に助けられて、急傾斜の斜面も果敢に攻める事が出来た。
山もスキーも天気も申し分なく、充実した100点の山行となった。  


北尾根途中にある「仁王の松」(850m付近)
能舞台の背景に描かれたような立派な松だった。
この辺りから展望が開けてくる。


前山(1150m)より白山を望む
雪も緩みはじめ、まさに「春山」。


ピーク手前より荒島岳を見る、奥は北アルプスの乗鞍岳


銀杏峰ピーク(1440m)より部子山(1464m)を望む
平原状の尾根からは360°の大展望。
ここで涸れた体内に甘酒などでエネルギー補給、滑降にそなえる。


林道合流地点から見た「小葉谷」
我々にはかなり高難度の斜面だった。
しかし雪質(シャーベット状)にも助けられて、いい滑降ができた。
今シーズン山スキーの集大成となった山行となる、大満足!

「ルート略図」 拡大詳細地図はこちら


記録
 山域・目的  福井 銀杏峰 山スキー登山
 日程     2008/3/22
 メンバー   カミさんと二人
 データ    雪質 しまり雪 表面シャーベット状
 行程     3/22(土)快晴
    1:40 自宅発 → 福井IC → 大野市 → 宝慶寺 いこいの森駐車場
         ・4時過ぎに駐車場到着、車中で朝食
         ・満月で幻想的な森
    5:00 入山(470m)
         ・林道途中で分かれて植樹帯を東にトラバース
    6:20 名松新道と合流(600m)
         ・風なくとても穏やかな天候、暑いくらい
         ・クラスト気味の尾根をアイゼン付けてシール登高
    7:10 仁王の松(850m)
         ・単独行の登山者がいく
         ・展望が開ける
    8:45 前山(1150m)
         ・後続の登山者が4パーティほど、スキーヤーはなし
         ・雪は緩むが尾根が狭く急斜面となる
         ・つぼ足登高に変える、暑く脱水気味
    11:10 銀杏峰(1440m)登頂
         ・広い高原状のピークで一息
         ・展望よろしく、白山、荒島、乗鞍、御岳、奥美濃の山々が美しい
    12:00 滑降開始
         ・小葉谷へ滑降する
         ・狭いルンゼに入るが悪くて登り返す
         ・もう一本西側のルンゼからドロップ、200mほど横滑り
         ・鷹の野うさぎゲットを目撃、大自然の営みに感激
         ・少し傾斜が落ちいい斜面となる、快適な滑降が続く
         ・林道合流手前はデブリがあり、堰堤は水が出ている
    13:40 林道合流(850m)
         ・終日気温高く、脱水症状からか足がつる
         ・川水で水分補給しようやく一息、今後は2L必要か?
         ・長い林道、後半はほとんど漕がずに滑り降りる
    15:00 駐車場(470m)下山
         ・かなりバテバテ、充実した山行を終える
    15:40 駐車場発 → 彦根IC →  帰宅
         ・下界はもう春、のんびり帰る



おいしい豚まんを食べて・・・

2008年03月17日 | climb
 (日溜まりの取り付きで、try前のパートナーを見守るクライマー 椿岩で)

天気予報で、この週末は春を思わす好天になると言っていた。
その誘いに乗せられて、今週も三重の椿岩に行った。

岩は金曜に降った雨の影響で、シャルウィ・・のコルネから滴りが見られる。
今日は久々に触ってみようと思っていたので、ちょっと残念。
まあ、まだシーズン始めでもあるので、この日は5.11台を中心に登る事に決める。

登り自体は、3本目あたりから疲労が影響し始る。
あと一手が出ない、ダメだめクライミングとなってしまった。
やっぱり登り込みが足りないと改めて痛感する。

帰りは新名神を「鈴鹿IC~甲賀土山IC」まで利用、割引もあって200円だった。(通常400円)
途中給油の為土山SAに立ち寄る。
土山SAは、上下線が共有して使えるようになっていて、敷地もとても広くて気持ちがいい。
店舗も外観は簡素だが、中にはたくさん出店店舗があって、行楽帰りの人たちで大変賑やかだった。

 

クライミング帰りでお腹もすいていたので、僕らもここで美味しそうな「豚まん」を一つずつ購入。
やや淡白な薄味でふっくら膨らんだアツアツの豚まんは、〆として今日一日を大変充実したものにしてくれた。

こんな充実した日をつなげる事こそが、とても大切であると僕は信じている。

記録
 日時   3月16日(日) 晴れ
 場所   椿岩(三重県鈴鹿市)
 メンバー カミさんと2人
 ルート(★はbigoverのきまぐれ評価)
       〇 モンキージャスティス  5.10b   RP×1  ★ ★
       〇 いい感じ        5.11a   RP×1  ★ ★
       〇 ケイブマン       5.11b/c  HD×1 ★ ★ 
       〇 アトランタ       5.11a   RP×1  ★
                         計 4本 


ニューロードを通って外岩復帰

2008年03月10日 | climb
          『新名神の広いトンネルを走行』

3/9(土)は、カミさんと椿岩でクライミング。
先月の23日に開通した「新名神高速道路」を通って鈴鹿を越えた。

八日市ICから入って、草津JCT~鈴鹿ICまで乗った。
広い車道、径の大きな明るいトンネル、信楽~亀山付近の景観の良さ・・・。
真新しい道路はいつ走っても気持ちがいい。(キャラクターもいい)

椿や白くら行くのにこれを利用すると、国道1号線の鈴鹿峠を越えなくていい。
また、そのまま各方面に延びる高速道路にアクセスしやすい。
この新名神、うちにとってもなかなか利用勝手のいい道路のようである。



朝ゆっくり出たので、岩場についたのが11頃だった。
この日は知り合いのYさん、Oさんや、久しぶりにお会いしたNさんのグループもおられ、適度に賑やかな椿岩となった。
僕は、腰を痛めてから3ヶ月ぶりの外岩である。
勝手知ったるルートを4本登って、岩が陰った2時頃撤収した。
痛めていた足が気になったが、久々の割にはいい感触だった。

この日は風がありポカポカとは行かなかったが、春のクライミングシーズンに向けていいスタートがきれた。

記録
 日時   3月9日(土) 曇り/晴れ
 場所   椿岩(三重県鈴鹿市)
 メンバー カミさんと2人
 ルート(★はbigoverのきまぐれ評価)
       〇 モンキージャスティス  5.10b  RP×1  ★ ★
       〇 アトランタ       5.11a  RP×1  ★
       〇 アスレッチッククラブ  5.9   RP×1 
       〇 トン記飯店       5.10b  RP×1        
                        計 4本 

28.「楽」

2008年03月06日 | Liquor collection
酒名    純米吟醸 松の司「楽」 
容量/価格  720ml 価格不明
入手    2008.2.20 友人からの頂き物
醸造元   松瀬酒造株式会社 
        滋賀県蒲生郡竜王町弓削475番地
評価    ★★★ 上品な飲み心地(★はbigoverのきまぐれ評価)
        色/やや黄味がかっている  香り/麹の香り  
        口当たり/存在感のあるとろみがある 味/米への想いを感じる味
        のどごし/まったり
      
メモ    松の司は今回で2本目。
      前飲んだAZOLLA(水草)とはまた違った飲み心地だった。
      期待を裏切らないいい酒だ。