Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

パタゴニア100ヶ条

2012年06月20日 | essay
Patagonia カタログ表紙を飾る創設者イヴォン・シュイナード

(自宅で 2012.6撮影)

梅雨空の週末、友人が営む岐阜のXーWALLへジムクライミングしに行く。
人工壁ボルダークライミングで2時間ほど体を動かす。

目的の半分は友人とのダベりだったが、この日はTさんお出かけで会えなかった。
これがかなり残念だった。

記録                          
 日時    6月16日(土) 雨
 場所    XーWALL(岐南市)
 メンバー  ”チ~ム Bigover”の計2人
 人工壁   2時間 

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登山用品メーカーの「Patagonia 」からカタログが送られてきた。
このブランド、高品質高価格で知られる世界でも屈指のアウトドアブランドである。
僕もこのブランドの商品はいくつも所持していて、そしてそれぞれ長く愛用している(10年単位で)。
理由は、厳しい山岳活動の中であっても、このブランドの商品が信頼出来るからである。

カタログの表紙は、しょぼくれた爺さんがボロ工房で作業している写真である。
この爺さんこそが、アメリカを代表する企業を産み育てた、創設者のイヴォン・シュイナードである。
おそらく、アメリカの究極の遊び人が経済的に成功した、希有な存在の一人であろう。
(でもアメリカにはこういう人が比較的多く存在する)
成功した理由の大きな要因は、この人の自然とともに生きようとする生きざまと、
自由で創造力な豊かな発想、そしてそれを現物にする手工業力と実行力だろう。
このシュイナードさん、今は大金持ちであろうに、今も野山に出てアウトドアスポーツを楽しみ、
その中で得た体験を基に、自分で欲しい物を自分でトンカチ創っているようだ。
VIP扱いを極度に嫌い、かっこなんかまったく気にせず、写真のようなおんぼろ工房で、
自分が納得いくまでトンカチトンカチ・・・。

冒頭で記したように、ここの製品は過酷なアウトドアでの使用に耐えられるよう、
妥協を許さない作り込みが施されている。
その分価格も高いのだが、そのすべてが使える物だ。
そういう製品を作ろうというこのブランドの精神は、この創業者の信念が反映されているのだ。

僕も”ものつくり”に関わる一人として、また同じクライマーの端くれとして、
この爺さんに影響を受け続け、尚かつあこがれの存在として、
僕の心にあり続けるだろう。

パタゴニア100ヶ条

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブログのURL変更 (freeman)
2012-06-25 23:10:29
お久しぶりです
ブログのURL変更になりました
いきさつは、最新ブログに書きました
アップルのアホ
新しいブログのURLです

http://ewall.sakura.ne.jp/Site/Blog/Blog.html
返信する
音楽 (freeman)
2012-06-25 23:21:07
音楽の響きの奥に感情の源を知る。
って、いいなぁ。
返信する
Unknown (bigover)
2012-06-26 17:12:09
ご無沙汰してます。
アップルは切り捨てのITなんでついてくのが大変です。
(だから発展したのかも?)
Patagonia もMacも独自路線がぶれないのがいいです。
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