Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

レイヤードシステム(鈴鹿山系 那須ケ原山 山行記録)

2013年12月18日 | Mountain winter
『樹木のトンネル』

(那須ケ原山にて 2013.12撮影)
 

12月も半ばの休日、”チ~ム Bigover” 初冬の鈴鹿でハイキングする。
鈴鹿峠より以南のこの山域を訪れたのは、今回が初めてである。
山からの景色も新鮮で、今年最後の山歩きを満喫した。

山行記録
 山域     鈴鹿山系 那須ケ原山
 目的     ピークハント山行
 日程     2013年12月15日 
 メンバー   ”チ~ム Bigover” の2名 
 登山口    甲賀市大原ダム上部林道 駐車場 
 ルート概況  ・累積標高(上り): 461m  ・累積標高(下り): 449m  ・総歩行距離  8.5km
        ・行程時間 5.0h
        ・ルート状況  無雪期・一般ルート
        ・山行形態   日帰り(ビバーク装備有り)トレック登山

 行程(トレース地図
   12/15(日) くもり
     自宅6:00発→307号線→甲賀市→大原ダム上流 林道 駐車7:20着
   1日目 7:45入山 駐車場登山口(400m)~黒部滝~9:10那須ケ原山(800m)~
       三ツ頭山(774m)~10:40唐木山(720m)~11:00坂下峠(640m)~
       溝干山(770m)~坂下峠(640m)~林道~駐車登山口(400m)13:00下山
     大原ダム上流 林道P→自宅 16:00帰宅

○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○

まだこの山域に雪はないだろうが、この時期の鈴鹿南部も立派な冬山である。
気温は5度を上まらないだろうし、風が吹けば体感はマイナス気温となる。
いつもそうだが、シーズン初めはこの寒気に慣れていないので、少々ビビリがはいる。
ザック内に上着を一枚余分に持つ。(厳冬期でもいつも持っていないのだが、、、)

朝の登山口は寒く、準備してると体が凍える。
冬用下着の上に薄手のミドルウェアー+フリースセーターを着て、登山口を出発する。
でも歩きはじめるとすぐに暑くなって、余分だったセーターを脱ぐ。
稜線は寒風が強く、ゴア雨具を着て行動する。
寒気を伴った風で顔の皮膚が低温でこわばるが、体はポカポカ暖かい。
レイヤードシステムがキチンと機能して、吹きッさらしの稜線でもとても快適である。

思い出した!
冬山でも薄着がいいんだった。
出来る限り体から出る熱を、水蒸気として発散するよう心がける事が大切だったんだ。
汗をかかないよう、そして水分を衣服に貯めないようにクロージングを脱ぎ着して、
衣服内の温度を調整しながら行動するのが、正しいレイヤードシステムである。

この山行では、寒気に対する対応と心つもりの準備ができた。
こんな事を繰り返しながら、今シーズンの雪山山行への備えを行なう。

ヤマレコ記録はこちら(写真/行程詳細記載)
       
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事前準備の大切さ

2013年12月11日 | climb
ニァ~にぃ、これ?

(自宅にて撮影 2013.12)

先週末は土日ともクライミングに費やす。
7日は、クライミングの研修を行なう。
滋賀岳連の事業の一つで【岳連山塾】という名の下、
クライミングや山岳を目指す方対象に年6回ほど研修会を開催している。
今回もたくさんの方々に受講して頂いた。

8日はOtoriiの岩場へ友人達と向かう。
今シーズンの課題でもある「ブラインドタッチ」のRPが目標。
数日前よりけっこう気合い入ってたんだが、、、、。
車で野洲辺りまで来ると予報外れの雨。
こりゃダメだ!
と言う事で三重のTubaki岩へエリアを変更する。
同行の友人二名と、久々石灰岩でのクライミングを楽しんだ。

記録    
 日時    12月7日(土) 曇り
       【岳連山塾】9    比良人工壁(大津市) 
         スタッフとして参加、リードクライミングについて研修する 
           滋賀岳連HP 
             
 日時    12月8日(日) 晴
 場所    Tubaki岩(鈴鹿市)
 メンバー  YくんとHくんの計3人
 ルート   try ×4
        内RP(グレード/★数はbigoverのきまぐれ)
        〇 トン記飯店       5.10c
        〇 モンキージャスティス  5.10b  ★ ★ 
        〇 アスレッチッククラブ  5.9
        〇 アトランタ       5.11a  ★ ★ 

○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○

クライミングする上で、登りに自分が負けないようにがんばる事は大切な事だ。
でも実はそれ以前にもっと重要な事がある。
それは「事前準備」すること。
この週は、研修会の為の準備と自分のクライミングの為の準備に追われた。
研修会の為の準備には、ギアの操作やロープワークの確認、
研修プログラムの作成など何度も頭を巡らす。
自分のクライミングの為の準備は、
課題ルートのムーブイメージの構築とシュミレーショントレーニング、
そしてフィンガートレーニング等のフィジカルアップを行なった。

おかげさまで、研修会は概ね順調に事が進んだ。
外岩クライミングも、エリア変わってちょっと気合い抜けした割りには、
しっかり登れた。
(try便数少ないのが、いかんかったが、、、)

今年も後わずか。
本格的な冬が来る前に、再準備して目標のクリアを目指す。

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