Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

27.「黒松白鹿」

2008年02月27日 | Liquor collection
酒名    黒松白鹿 特別本醸造 生酒 山田錦 
        新米新酒 しぼりたて 限定醸造 
容量/価格  720ml 価格不明
入手    2008.2.14 バレンタインディで義母より頂く
醸造元   辰馬本家酒造株式会社
       兵庫県西宮市建石町2番10号
評価    ★★★ 口当たり良くうまい酒である(★はbigoverのきまぐれ評価)
        色/限りなく透明  香り/さわやかな香り  
        口当たり/まるい口当たり  味/淡白だがいい味  
        のどごし/するり
      
メモ    昨年の春にも同じ銘柄のお酒を飲んだ。
      今回はそれの生酒、口当たりなど所感が違うのに驚く。
      僕の舌がいい加減なのか、それとも本来こういうものなのか???
      もちろん冷や酒でおいしく頂く。



寒中の休日

2008年02月25日 | life
この週末は寒かった。
23日の晩は、吹雪で停電なんかもあった。
天気図が示す通り完璧な冬型となり、日本海気候の裏日本は大荒れの2日間だった。

土曜日は、午前中の仕事を終えたあたりから天気が荒れだした。
そして、夕方には予報通りに雪となる。

この日は、地域の体育振興会の軽スポーツ研修会。
吹雪の中、PM7:00に近くの中学校体育館に出向く。

今回の研修種目は、「ファミリーバドミントン」
これは、バトミントンと羽突きを合わせたニュースポーツ。
3人制でスマッシュはNGで、誰もが楽しめるようにルールが作られている。
前回研修した「スーパードライブ」と同じようなゲームコンセプトだ。


(ファミリーバドミントン専用のラケットとシャトルボール)

研修は簡単なルール説明を受けた後、チーム分けしてゲームを行うというもの。
寒い館内だったが、それなりに動きもあって小汗をかく。
9時までの約2時間、地域の方々とこのゲームを楽しんだ。

でも、スポーツとしては今いち?
スマッシュが打てないので、得点はフェイントか相手のミス待ちでないと取れない。
その分エキサイトしない。
リクレーションとしてはいいのだが、スポーツとしてはやや面白みに欠けるかな。
「なんでバトミントンではだめなんだろう?」というのが正直な気持ち。


明けて、日曜日も朝から吹雪。
この日は、ジムでのクライミングを目論んでいた。
しかし、外の寒々とした様子を見て予定を消去。
家でおとなしくする事にする。

しかし、わが家はとても通風が良く、風が強いと新鮮な寒気が部屋に進入してくる。
ストーブ炊いても全然温まらない。
灯油の無駄。
そこで、カミさんと近くのショッピングセンターに、買い物がてら暖を取りに行くことにする。

何を買うという事でもなく、あてもなく店内をブラブラして、しばらく時間つぶし。
この散策にも飽きて家に帰宅し、カミさんの裁縫なんかを少し手伝う。

その後は猫をかまいながら、ビール飲んでゴロゴロ。
夕方になっても外はやっぱり寒風が吹く冬景色。
そうして、この休日を時間いっぱい使い切る。

ほろ酔いで締めくくって、ちょっと贅沢な寒中の休日となった。


ねこのいる生活

2008年02月20日 | life
飼い猫の「モンちゃん」である。
こやつ、毎日たいへん規則正しい生活を送っている。
それをちょっと紹介する。

朝、我々の目覚ましが鳴ると寝室前にやって来て「ニャー」を連発。
どんなに眠くとも、我々はこれで起きざるを得なくなる。

カミさんが与える朝食を食べ、それから僕が起きておやつのカニかまを食べる。
本当に上手そうに、シャコシャコ言いながら食う。

朝のグルーミングしてゴロゴロして満足すると、猫タワー(手作り)の上でしばらく待機。
この間に我々が朝ご飯。

我々の朝食後、”遊べ遊べ光線”を出しはじめる。
猫じゃらしで遊んでもらう。
猫じゃらしが止まると「ニャー」と”動かせ光線”を出す。

飽きると今度は”外に出して光線”を出す。
猫ドアを開けてもらう。
(うちの猫には門限がある、夜間は猫ドアも施錠)
縄張り点検に出かける。(どこに行ってるのかは???)
小さいくせに、いっちょまえに近所の猫にけんかも吹っかけてくる。(当然勝てない)

帰ってきて寝る。
寝床は3箇所あり、気まぐれで選んで寝る。
暇なので、気休めに新聞を引っ掻き回たりして一人遊びする。
また寝る。
お向かいの義母からおやつをせがんで食べる。
寝る。

カミさんが帰宅、「ニャー、ニャー」せがんで夕食を食べる。
”遊べ遊べ光線”を出し、猫じゃらしで遊んでもらう。
(この時の光線はちょっと強烈である)
かまってほしいくせに、抱かれるのはいやで”さわんニャ光線”を吐く。

我々が夕食なんかでかまってもらえないと、猫タワーの上でふて寝する。
時々タワーの上から我々の様子を伺い、また微睡む。

我々が寝そべってTV見てると、ソヨソヨ寄ってきてうたた寝。
我々が寝る前、モンちゃんベット(普通の座布団)に移してもらって、さらに毛布掛けてもらって、就寝。

この時のとっても幸せそうな寝顔がいい。

うちの精神サイクルは、猫の生活サイクルに合わせてある。
まさに”ネコッ可愛がり”だが、毎日とても充実しているように思う。


奥伊吹スキー場より

2008年02月15日 | Portable Weblog
カミさんと、地元の奥伊吹スキー場に来た。
今日はレディースディで、女性はリフト無料。
とってもお得な日である。

山は朝から吹雪で、ゲレンデには新雪が積もる。
お昼に名物「胡麻ラーメン」食べて、しっかり滑ってしっかりトレーニングである。



「当たり前」な事

2008年02月14日 | essay
              『水のある風景』

近くの池のある公園の風景である。

シンプルな景観である。
しかしよく見ると、奥には山があり畔には木々が生え、葦が春を待つ姿がある。
穏やかな水面には水鳥の姿もあった。

今週は、冬らしい天候が続いている。
昨日から降り始めた雪が、今日も降り続く。
今朝は家の前の雪退けもやった。
朝一の除雪は、雪の日のお約束の作業である。

こうした事はバラバラの事の様で、実は根っこでつながっている。
僕たちは、多様性のある自然や季節のなかで、これらと連動して生活している。
でも、こんな当たり前のめぐりを維持する事が、いま難しくなっているようだ。

大切にしなければならないものは何んなのか?

山に行ったり写真撮ったりしながら、こんな事を自問自答するのも、たまにはいい。





二十六時間の長い一日

2008年02月12日 | Mountain winter
        「雪の三方崩山」

以前より2月三連休は、カミさんと厳冬期の本格山スキーを計画していた。
場所は飛騨の御前岳周辺、目的はこの時期ならではのパウダー滑降である。
昨年も同じ計画でここに来たが、雪不足と当日降雨でスキー場の駐車場が最高到達点であった。

今年もけっして雪が多いと言えないのだが、去年よりはまだマシ。
来てみると昨年と違い、ゲレンデにはしっかり雪がつき、今回は最高到達点を上げる事も出来た。


今回の最高到達点(1580m)の様子。

幻想的で緩傾斜のひろい尾根が続く。
降雪の中での登高、ではあったが、大きなブナの木がある中で一息つく幸せを満喫する


白弓スキー場駐車場

どこまでも続くパウダーを滑降し、最後スキー場駐車場まで滑り込んで「目的達成」である。
この日のスキー場、はスキーヤーも結構いて、なかなかいい雰囲気だった。

と、ここまでは良かったのだが・・・。
名古屋にも降った雪の影響で、あちこちで交通規制と事故が発生、行楽/スキー帰りの車が道に溢れる。


樹木に積もったきれいな雪の綿帽子
(美並付近で、カミさんが渋滞中の車中から気休めに撮影)

北回りで帰れば良かったと後悔したが、高速で渋滞に巻込まれ後の祭り。
この頃には気力体力既に事切れていた、しかしこの先も長かった。
車に乗ってから帰宅までの11時間をほぼぶっ通しで運転する、こんなえげつない渋滞は初体験であった。

いろんな意味で、もう満腹状態の二十六時間行動だった。

トレース地図


記録
 山域・目的  飛騨 御前岳 山スキー登山
 日程     2008/2/9 日帰り
 メンバー   カミさんと二人
 データ    積雪 150~250センチ、雪質 新雪
 行程     2/9(土)晴れのち雪
    1:00 自宅発 → 荘川IC → 白弓スキー場駐車場(4:30着)
         ・スキー場の駐車場には2台の車があったが、山行きは一台のみ
         ・朝食後、満天の星のもと準備
    5:30 ゲレンデより入山(650m)
         ・ピステのかかったゲレンデ内を、ヘッテン点けてシール登高
         ・途中後続者(男性単独)に抜かれる
    7:40 旧ゲレンデTOP(1000m)
         ・庄川対岸の三方崩山が美しい
         ・白山に笠雲がかかり、悪天の兆し
         ・樹林帯の急登を新雪ラッセル
    10:30 主稜線(1350m)
         ・風雪が強くなる
         ・大きなブナがたくさんある尾根を行く
    11:50 折り返し点(1580m)
         ・天候悪化と時間切れで、今回はここまでとする
         ・先行者も下降してくる、互いの安全を期して挨拶をかわす
    12:30 滑降開始
         ・緩斜面の尾根は風紋が出来て滑りにくい、途中漕いだりして進む
         ・登高時、ドロップポイントに付けておいた赤布を確認して
          スキー場に続く樹林帯の斜面に入る
         ・樹林内のパウダーが続く
         ・パウダーお腹いっぱいで、旧ゲレンデTOPまで降りてひとまず休憩
    13:40 旧ゲレンデTOP(1000m)
         ・旧ゲレンデ内もパウダー、もうウハウハである
         ・最後はゲレンデ~車まで滑り込んで、フィニッシュ!
    14:15 ゲレンデ(650m)下山
         ・降りしきる雪の滑降であったが、カミさん共々大満足
    15:00 白弓スキー場駐車場発 → ぎふ大和IC →(なが~い渋滞) 
        彦根 帰宅(2/10 2:00着)
         ・名古屋の降雪で、通行規制や事故で道路は大渋滞
         ・郡上八幡付近では、1キロ動くのに2時間強かかった
         ・帰宅後は、疲れきって泥のように眠る



立春

2008年02月04日 | essay
       「神社に奉納される獅子舞」

2月3日の昨日は「節分」。
「節分」は本来、季節の移り変わる時の意味で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指す。
特に立春が1年の初めと考えられ、次第に「節分」といえば春の節分を指すものとなったそうな。

巷のスーパーやコンビニでは、いつの間にか市民権を得た「恵方卷き」と銘打たれた巻き寿司がたくさん売られ、節分ムードを盛り上げていた。
我が家の節分はというと、妙に高額な巻き寿司は食卓になく、素朴に実家から頂いたイワシを酒のつまみに食べたのみ。
(主膳はなぜかラーメンだった)

そんな夕食後、地元の高宮神社にカミさんと出向く。

ここでは毎年節分に、年男(その年の干支を持つ生まれの人)の「豆まき&餅まき」が行われる。
前年の邪気を祓うという意味をこめて、そんな催しが追儺(ついな)の行事として行われているようだ。
(追儺とは悪鬼・疫癘(えきれい)を追い払う行事のこと)

僕らはこの行事に参加して、そんな節分風情を愉しんだ。(参加といっても餅拾いのみ)



暗い境内ではあるが、餅拾いで集まった人たちや獅子舞の演舞があって、それなりに賑やか。
特に獅子舞は、コミカルな動きの中に艶やかさと荘厳さがあって、寒さを忘れて見入ってしまった。

節分(大晦日)が明ければ、今日2月4日は年の始まり(正月)の立春。
最近では家の紅梅もつぼみが大きくなってきたし、道端のロウバイも淡く黄い花を咲かして、何となく春めいてきた節目の今日である。
とっくに正月は過ぎてしまったが、実のところ気候的にも気持ち的にも、
太陽暦の正月よりこっちの方が始まりにふさわしいと思うのは僕だけだろうか。

月々のカレンダーで区切る生活より、暦で暮らしの節目をつくって行く生き方。

これもなかなか情緒があっていいかもしれない、と思う年明けである。