Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

ご褒美

2006年03月27日 | climb
春の選抜もはじまって、だいぶん暖かくなって来た。
冷たいビールが、恋しくなる時期でもある。

僕は、クライミングに行った日の夕食、一杯のビールをとても楽しみにしている。
普段飲むビールも好きだが、山帰りの一杯は格別に旨く、これがまた応えられない。
そんな中でも、恵比寿ビールは目標ルートを完登したときに、特別に飲めることにしている。
このビール、「ちょっと贅沢なビール」とCMでも言っているようにすこし高い。
しかし、ビールらしい香りと大人な味わいがいいのである。
自分への「ご褒美」として、こんな日は遠慮なしに頂いている。

今日のクライミングは、シーズンはじめの調整と言った感じで、とても「ご褒美」のもらえる登りではなかった。
今シーズン何本の恵比寿さんがあたるか、これからのがんばり次第というところか。

今日のビールはサッポロの「生絞り」、これも大変おいしく頂きました。

記録
 日時       3/26(日)曇り
 場所       芹谷(多賀町屏風)
 メンバー     KWさん・カミさんと計三人
 ルート(★はbigoverのきまぐれ評価)
         〇 ブラボー         5.10b  RP×1
         〇 ボーイズマインド     5.11a  RP×1 ★★
         〇 ショートバージョン    5.10+  RP×1 
         〇ダイヤモンド・ダスト   5.11  T×1 ★★★★
         〇ツイストウォール     5.11a  T×1
                          計 5本

”なんとなく”第六感?

2006年03月22日 | Mountain winter
19日、東山いこいの森下の駐車場に着いてから降り続いた雪も、20日の明朝にはやんでいた。
準備を済まし、星空のもと新雪を踏んでベースを出発。

林道を順調に進んで、取立平の上部で一息。
この辺りは、携帯電話の電波もよく届く。
留守電やwebを確認する。
気になっていたWBCの試合、日本が韓国を破って決勝に進出したことも遅ればせながらこのweb newsで知ることが出来た。
山にいても下界の情報が入る、そんな時代になったんだと改めて実感、良いのか悪いのか・・・?

いつの間にか、しんしんと雪が降り始める。
上空には北西より暗雲が迫り、見るからに悪天の兆し。
web予報でも、今日いっぱい冬型が続くと伝える。
嫌な雰囲気である、あくまで”なんとなく”ではあるが。

しかし、山行はいよいよこれからが本番、傾斜のきつい林間をクトーの助けを借りて登高する。
ジグを数回折り返して、1000m付近の木々のなくなる尾根に出る。
雪面は厳冬の北アを思わすガリガリのアイスバーン、そして嫌悪感を覚える暗灰の雲。

これでもう嫌になってしまった。
僕はどちらかといえば山では突っ込む方だが、この日はなぜか違った。
帰路をシュミレーションしても、悪いイメージしか湧いてこない。
カミさんにも、今日はここで撤退することを伝える。

下降は、登高ルートをスキーで降りる。
固い雪面を避けながら、昨夜積もった新雪をおいしく頂きながら滑降する。
時間の余裕もあり、ほど良い斜面は再度登り返したりして、誰もいない取立平スキーを二人で楽しむ。



早々に撤退したおかげで昼前には下山し、ベースのあった駐車場を後にする。
帰路の車中で、この連休中に各地で起こった山の遭難事故を知る。
と同時に、今自分たちがセフティゾーンにいることに安堵する。
”なんとなく”嫌な気分という根拠のない理由でも、あっさりあきらめたのがよかったのだ、
と登頂できなかった無念を慰め合う。

後は余った行動食を食べながら、次の山行予定を相談しながら家路に着いた。
山で帰らぬ人となった方々に対し、合掌。

記録
 山域・目的  取立山(福井県勝山市) 山スキー
 日程     2006/3/19・20 (20日ピークピストン)
 メンバー   カミさんと二人
 データ    積雪 200~250センチ、雪質 新雪~アイスバーン、
 行程     3/19(日)曇り 後雪
          10:30  自宅発 → 福井北インター → 勝山東山いこいの森下 
          15:00  国道157号沿い駐車場 にてベース設営 泊(620m)
                ・ 風雪あり、パーティは我々のみ

        3/20(月)曇り 時々雪
           3:00  起床 
                ・ 新雪5センチ 、気温がかなり低い、道路はアイスバーンに
          5:00  ベース出発(入山)(620m)
                ・ 林道を忠実に行く 
           7:30  取立平駐車場上(900m)
                ・ 電話ボックスはまだ完全に埋まっている
                ・ 天候が悪化傾向、嫌な感じがする
                ・ 林の中の急登部はアイスバーン、クトーであがる
          9:00  主稜線 1100m付近
                ・ 尾根に出るとガリガリのアイスバーン、スキーでの登高をあきらめる
                ・ 上空は風雪の兆し、ここで今回の登高を打ち切る
          9:30  滑降開始
                ・ 林間は吹きだまりを選んで滑降
                ・ 取立平駐車場上の新雪斜面を2回滑る、それなりにスキーを楽しむ
          11:00  取立平駐車場 
          11:30  駐車場下山(620m)
          12:00  勝山東山いこいの森下 → 帰宅 

取立山 スキー

2006年03月20日 | Portable Weblog

3/19、 昼前に自宅を出発して、福井の勝山にやって来た。
今、ジャム勝スキー場を過ぎた国道157号ばたの路肩駐車場でテントを張ってくつろいでいる。
明日は、山スキーで取立山を目指す。

季節はすでに彼岸入りしているが、この週末日本付近は冬型の気圧配置となった。
ここも日中よりシンシンと雪が降り続いている。
これがパウダー天国の吉と出るか、ラッセル地獄の凶となるのか?
久しぶりの山行、明日が楽しみである。




雨のグラバー通り

2006年03月14日 | Portable Weblog
慣れないホテルのベットのせいか、朝の5時前に目が覚めてしまった。
しかたないので、長崎周辺を散策することにする。
ちょうど3キロほど歩いたところに「オランダ坂」や「大浦天主堂」がある。
日の明け切らない石畳の坂を歩いて、小一時間くらいで天主堂に着いた。
今朝は、冷たい雨が降るあいにくの天気。
ちょっとお腹も空いてきたので、小雨になるのを待って、長崎港を経由してホテルに帰ろう。


長崎発

2006年03月13日 | Portable Weblog
今日は、出張で長崎に来た。
今夜は夕食の後、市内の繁華街を散策。
雰囲気に呑まれて一杯やりたくなった。
入った店は中華のお店。
そこで水餃子と麦焼酎「壱岐」のロックを頂く。
たまたま入った店だったが、これが格別に旨いのだ。

異郷で一人、ちょっと寂しいがいい長崎の夜となった。


早春の芹谷

2006年03月05日 | climb
今シーズン初のクライミングは、ホームでもある芹谷。
今日は終日おだやかな天気で、まさに春の陽気。
Mさんとのんびりムードで、静かな早春のクライミングを楽しんだ。
久しぶりの外岩で、かなりビビリながらのクライミングだったが、気合いの入った登りもあり、
二人でいい一日を過ごした。

記録
 日時    3/5(日)晴
 場所    芹谷(多賀町屏風)
 メンバー  Mさんと二人
 ルート(★はbigoverのきまぐれ評価)
      〇 ハングルーズ     5.10a  RP×1  
      〇 ラ・バンバ      5.11a  RP×1 ★
      〇 ブラボー       5.10b  RP×1
      〇 ボーイズマインド   5.11-  RP×1 ★★
      〇 舞姫         5.11-  T×1 ★   
                      計 5本