Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

小粋なねこ

2005年06月29日 | essay
写真は、古い街を訪れた時に写したものである。
道路沿いの、けっして新しくはない民家の出窓。

そこに置かれた猫達は、なにを招いているのか。

この家のご主人のさりげない小粋さを感じる。
そんな趣をもった人に、自分もなれるだろうか。

あつい一日

2005年06月27日 | climb
昨日はいろんな意味で、あつい一日だった。

僕らは、先週と同じように椿岩にクライミングに出かけた。
猛暑の予報だったので、日の陰る午後からのクライミングとした。

12時すぎに着くと、そこには30人を超えるクライマー。
ゆっくり座る場所もないくらい、大盛況のエリアとなっていた。
(クライミング、流行っているんだろうか?)

この日は昼になっても風が吹かず、蒸し暑さと共に気温も上昇し続けた。
岩も滑って必要以上に力いれてホールドするもんだから、余計にあつい。

また、たくさん人がいるといろんなことも起きる。
アンカーに直接TOPロープかける人、初心者にリードのビレイさせてグランドフォールしてるクライマー。
ウ〜ン、あつい。

しかし、それらにめげず僕はがんばった。
先週、RP出来なかったルートにトライ。
ムーブの流れは悪いながらも、すべて完登できた。
自分では、久々に気持ちの入ったあつい登りが出来たと満足している。

その帰りの道中、お腹が空いたのでMINI STOPに寄って若者クライマーお薦めの「若鶏の竜田揚げ」を買って食べた。
これが柔らかくて、なかなかうまい。

最近、高難度の課題やルートを果敢にTryする若者クライマー。
そのクライミングを僕は今共有することは出来ないが、クライミング帰りに竜田揚げを旨いと感じることは共有出来た気がした。
気持ちが、なんとなくホッコリあったかくなった。

夕暮れの峠を越える頃、外の涼しい空気が車内に入りようやくクールダウンとなり、あつい一日が終わった。

記録
椿岩(メンバー Mさん、Yくん、かみさん)
 トンキー飯店     5.10b RP
 アトランタ      5.11a RP
 モンキージャスティス 5.10b RP



外岩

2005年06月20日 | climb
昨日は、半年ぶりの外岩だった。
場所は椿岩、友人の急な誘いを受け予定にないクライミングとなった。
外でのクライミングは秋からと思っていたが、腰の調子もよかったのでカミさんと誘いにのって出かけることにした。

椿岩に行くと結構な人数のクライマーがおり、すこしモチベーションも上がってくる。
友人のMさんとYくんは既にアップ中、我々も手早く準備してルートに取り付く。
その後も適度に休憩を入れながら、やさしめの課題を選んで登る。

まだ恐くて墜落出来ないので、少しヤバいと感じたらテンションを掛けながら登った。
でも登りながら、しっかりとした手ごたえは感じた。
かみさんもなかなか快調に登る。
久しぶりの外岩は、思った以上に我々をやさしく迎えてくれたようだ。

いつの間にか日暮れも近付き、エリアに我々4人だけとなる。
あまり無理せず、今日はこのへんでということでこの地を後にした。
今日の半年ぶりのクライミングは、楽しくもうれしくもあって、また大きな自信ともなった。

このきっかけを与えてくれた友人二人に感謝したい。
また一緒にクライミングに行きましょう。

記録
 アスレチック クラブ  5.8     R.P
 トンキー飯店     5.10b ×2 R.P
 モンキージャスティス 5.10b ×1
 アトランタ      5.11a ×1


街中の迷彩服

2005年06月14日 | life
一昨日の日曜日は、「びわ湖こどもの国」でクライミング教室があり、湖西の高島市に行ってきた。
今回は地元の方を中心に募集したので、27名もの参加があった。
昼食時間も割いての、久々に気合いの入ったティーチングとなった。

それも無事終わり帰路の道中、見なれぬ光景に出くわした。
それは、陸上自衛隊の行軍訓練のようだった。
国道沿いの歩道を黙々と歩く隊員たち、街中の交差点を渡る姿はかなり印象的であった。

全員迷彩服にヘルメット姿、皆50Lぐらいのザックを背負い、中にはロケット砲弾を思わせる鉄柱のようなものを担いでいる隊員もいた。
湖西の方は基地や訓練地があるので見慣れているのかもしれないが、僕には街中の戦闘服集団を異様と感じた。
しかしその反面、長さ100m近くにもなる鍛え抜かれた細身の男達の隊列は、なかなか壮観でかっこいいとも思った。

自衛隊のことは政治でいろいろ取りざされて、中には問題視する向きもある。
でも、ここで訓練する陸上自衛隊員達は、災害時などいざとなれば本当に頼りになる存在となることは事実である。
僕は、そういう意味でも国を守る彼等を応援したいと思う。
「がんばれ、自衛隊員!」

ひいき

2005年06月11日 | climb
今朝、いつものように朝の体操を終え新聞を読んでいた。
今日は、土曜日でいつもより折込広告も多い。
紙の無駄と思いつつ、この広告群にも一通り目を通す。
その中に、県内で活躍する女性を取材したミニコミ紙的なものをみつけた。

なんとそこに、知り合いのクライマーがカラー写真つきで載っているではないか。
記事の内容は、家庭を持ちながらクライミングに挑む彼女の情熱を、ソフトに伝えるものだった。

彼女とは以前、よくクライミングにも出かけた。
その時僕は、彼女のクライミングにかける情熱や姿勢・心持ちにたくさんの影響を受けた。
今は仕事の関係などで一緒に行くことはほとんどなくなったが、今でも共にすごせた時間に感謝しているし、また機会が持てれば登りにも行きたいと思っている。
そんな身近な人が、好意的に扱われている記事を見るとやっぱりうれしく思う。

クライミングは物珍しいと言うこともあって、時折マスコミに登場する。
しかし、その取材は表面的なものが多く、時には悪意に満ちた扱いがされることもあり、残念な思いを抱くこともしばしば。
すべての記事に関して、公平で完全なものを望んでいる訳でないんだが、マスコミに対して不信感があるのも事実である。

そんな思いをめぐらしていた時、居間の傍らに無造作に置かれた雑誌に目がいった。
それはクライミングを対象にした、日本で唯一の専門誌ともいえる季刊誌である。
この雑誌今週はじめに発刊されたばかりで、先日さそっく購入したものだ。
にもかかわらず、その内容に見るべきものがない。
興味をひくのは、ざら紙部分のクロニクルぐらいか。

たいして読まれもせず、すでに部屋に放置されてしまっている。
比べるべきものではないと分かっていながら、今日見たミニコミの方がクライミングをよく伝えてるなと思ってしまう。

ちょっと、ひいきが過ぎるだろうか。
頑張れ、R&S

あまのじゃく

2005年06月10日 | life
写真は、私のパソコンである。
Power Macintosh G3、233MHZ 512K Cache 32+64MB/4GB/24X CD-ROM
と、本体の後ろに書いてある。

正直言って、どういう意味なのかよくわかっていない。
どうも小奴、旧型の機種に分類されるようだ。
OSは、もちろんMac OS 9.2。
これも今では、過去のOSとなってしまっている。

かみさんに言わせると、世間から見るとMacは主流でないんだそうだ。
でも、古かろうが容量が小さかろうが亜流だろうが、問題なく作動してくれている。
仕事にプライベートに、こいつの仕事量は意外に多い。
ツールとして僕の期待に応えてくれる小奴に、今のところ不満はない。

でも「主流でない」といわれると、やっぱり自分はすでに時代に取り残されてしまったんじゃないか、とちょっと不安になる。
この不安は、歳からくるものなのだろうか。
あまりにも早い進歩に乗り遅れてしまい、それに再び追い付くのにはしんどい年令に差し掛かってきたと、無意識ながら分かっているのかもしれない。
今ならまだ間に合うはずだと自分では思っているんだが、果たしてどうであろうか。
(私はWindowsの左右クリックがわからない)

そう思いつつも、コツコツ動くこのかわいい機械を取り替えて、主流の最新器機を使いこなしてやろうという気は正直ない。
こんなことを言っていると、あいつは素直じゃない「あまのじゃく」だと言われそうだ。
(というか、すでに言わているのか)
そのへんは定かではないが、世間から少し離れたところで生きて行く自分もそう悪くはないなと、勝手に思っているんだが。
僕の変なこだわりである。

やっぱり、「あまのじゃく」って言われてるんだろうな。




はずれ

2005年06月06日 | outdoor&sport
6月4日、午前中の仕事を終えて氷ノ山の向けて自宅を出発。
中国道の福崎ICで高速を降り、残りはのんびり楽しみながらの下道ドライブ。

関宮町の福定親水公園キャンプ場には、5時前に到着。
夕食は前回好評だったスパム汁を作り、これと旨いビールで至福の夕時を過ごす。
日本上空に寒気が入っているらしく、時折小雨があるがたいしたことはない。

明けて5日2:30、気合い一発で起床する。
今回よりようやく調子の良くなったガソリンストーブで、朝食を作る。
火力半開でも5分程で湯が湧くので、調理に時間がかからない。
出発準備も手早くこなし、4:30にベースを出発した。

予報では天気は回復すると言っていたが、山を眺めるとその気配はない。
順調な行程と裏腹に、深いガスは山にまとわりついて切れそうにない。
濡れない程度ではあるが小雨もあり、気温15度前後で肌寒い。
行動するには良いが、休憩してるとすぐ体が冷えてくる。

もちろん、ガスで展望はまったくない。
おかげで、8時過ぎに山頂についてしまう。
幸いこの頂上に避難小屋があり、ここで時間潰し的に小1時間ほど過ごす。
やっぱり下降もガスの中で、結局この日最後まで晴間を見ることなく、ちょっと心残りな氷ノ山となった。

こうして無事山行を終え、早々にベースを引き払い近場の温泉を目指す。
地元の方から昨年オープンしたばかりという「万灯の湯」の案内と100円引きのサービス券をもらい、ここで汗を流す。

一風呂浴びると時間は昼過ぎ、お腹が無性に空いてきた。
山ではあまり疲れなかったので、行動中ほとんど食べてなかったことを思い出す。
国道の沿道には、所々に「但馬牛」の看板がみられる。
せっかく来たんだからとその手のレストランを捜すが、これが以外とない。
和田山まで来て、ようやくバスが留まるドライブインを見つけた。
こうした観光客相手のドライブイン、飯はたいしたことないが定番だが、空腹には堪えられずここで食事をとることに決定。

そして、頼んだのが写真の「ステーキ丼 1000円(店長お薦め)」だ。
注文してしばらくすると、見た目期待以上のうまそうな丼が運ばれてきた。
空腹とやっと飯にありつける喜びも手伝って、さっそくこれにガッツき、旨い旨いと口に頬張る。

やがて腹にものが入り、お腹も頭も落ち着いてくる。
すると、この丼の味付けをおもいと感じるようになってきた。
脂の乗った味の濃い牛肉に、醤油仕立てのステーキソースがたっぷり。
これがまた、ショ辛くて少々くどい。
先ほどの空腹感はどこえやら、食べ終えると逆に胃にもたれを感じる程だった。
帰路は時折げっぷをつきながら、なんだかマッタリ気分の車中になった。

梅雨入り前の晴間を狙った山行も天気予報に裏切られ、奮発して頼んだ定食にもなんだか不満が残る「はずれ」のツアー。
総括すると、世の中生きてリャ「当たり」もあれば「はずれ」もあるさ云々、そんな感じの今回の山行だった。

でも今思うと、余裕のあるゆっくりとした時間を満喫した、ある意味「こころに残る」贅沢ツアーであったような気もする。

記録
氷ノ山(兵庫県関宮町)ハイキング
メンバー かみさんと二人

行程
6/4 曇り
11:00自宅 〜 16:30福定親水公園キャンプ場 (テント泊)
6/5 曇時々雨
4:30ベース発 〜 6:45氷ノ山越え 〜 8:15氷ノ山(1510m) 〜 11:00東尾根取付地点(スキー場) 
〜 11:45ベース 〜 18:00帰宅

雨キャンプ

2005年06月04日 | Portable Weblog
今週末は、氷ノ山ハイキング。
昼前に自宅を出て5時前に登山口のキャンプ場に着いた。
今はトン汁食べて、テントでくつろいでいる。
あいにく外は雨模様だが、明日は天気も回復するようなので楽しみだ。
距離も標高差もあるコースなんで、頑張って歩かねばと気合いを入れる。
(うまい酒飲んでホロ酔い気分のキャンプ場より)