明けない梅雨の合間に（中央アルプス 南木曽岳登山）

　　　　　　　　　　　　　　　下界の蒸し暑さを忘れせてくれる山中の渓谷
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（南木曽岳　喉の滝にて）

お盆の夏山山行を前に、カミさんと足慣らし山行を行った。
山は、中央アルプスの最南部に位置する南木曽岳。
標高差、距離ともにトレーニングの山としては物足りない。
でも、ちょっと日帰り山行にはいい山だった。

頂稜部の笹原からは、御岳、乗鞍はもちろん中央、南、北アルプスの山々が一望出来た。
今回の山行で印象的だったのは、登山道からちょっとはずれた摩利支天。
岩塔に登ると、気持のいい風と眼下に広がる山の景観に、心が洗われる気がした。
きっと摩利支天様が、僕の心を浄化して下さったのだろう。

登山道はずっと痩せ尾根／急登で、木のはしごが至る所にかかる。
滑りやすい箇所もあり、登下降とも集中力を切らす事が出来ない。

無事下山の後は、蘭（あららぎ）の温泉で汗を流して気持よく帰宅。


登山口となる避難小屋　ガラスに映った樹林が絵画のように美しい
車数十台駐車可能　トイレあり


分岐からしばらく行くと喉の滝に出る
綺麗な沢筋ともここでお別れ、後はひたすら木はしごがかかる急登が続く


稜線直下から見る兜岩
小川山を彷彿とさせるいくつもの岩塔が、山腹に白く光る


山頂を少し過ぎると開けた笹原が広がっていた
赤い屋根の避難小屋も、展望台からの大パノラマにとけ込んで、いい景観を創っていた
ここで気持のいい休息時間を、マッタリ持つ事が出来た

記録
　山域・目的　　中央アルプス　南木曽岳　ピークハント登山
　日程　　　　　2009年07月20日　日帰り
　メンバー　　　カミさんと二人
　行程　　　　　7/20（日）晴　　標高差750m　　距離　5.0km
　　　 04：00　自宅発→中津川IC→南木曽山麓避難小屋 駐車（7：40着）

　　　 07：10　入山（1000m）～林道～分岐
　　　 08：00　喉の滝（1250m）～急登～岩稜帯
　　　 09：15　山頂直下展望良の岩棚（1620m）
　　　 09：50　南木曽岳（1677m）登頂～見晴台（1679m）
　　　 10：00　展望台（1660m）　昼食
　　　 10：45　下降開始～摩利支天～痩せ尾根下降～分岐
　　　 13：10　南木曽山麓避難小屋（1000m）下山

　　　 13：40　駐車場→南木曽温泉木曽路館にて入浴～中津川IC→帰宅（18：30着）
　　　　　　　　
トレース図

山でユラ～っとテンカラ（’09-8）

三連休だというのに中日のこの日は地域の清掃日。
なので宿泊する山行計画が立てられない。
まぁ～、天気悪いし明日は日帰り山行の予定だし、仕方なしとする。

朝から、溝掃除と土手の草取り作業をたっぷり汗かいて行う。
終了後ゆっくり昼飯食べて、余った午後の時間でテンカラしにいく。

seri川に入渓するが、魚影はない。
水量も極端に少ない。
ここはそこそこにして、またUso川に転川する。
釣り始めると雷と雨が降ってきた。
ゴロゴロ鳴るたびに、気持がばたばたする。
釣りにならない。
ちっちゃいのが数匹かかるが、面白くない。
雨もやまない。
全身ドボドボになって帰宅。

モンちゃんのようにおとなしく家に居ればよかった。


DATA
　7/19（日）
　　　気象　　　　・くもり／雨　・気温 　28.0℃　・水温　未測定　・弱風　　　　　 　　　　　
　　　場所　　　　seri川～Uso川　
　　　入渓　　　　14：00より　3.0時間　　　　
　　　水況　　　　・水量　小流　・水質　清流 　・魚影薄い
　　　釣果　　　　C＆K；カワムツ1尾
　　　　　　　　　C＆R：極小カワムツ数匹

『祈り』

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山でユラ～っとテンカラ（’09-7）

昨夜は、地元で開催される毎年恒例の花火大会。
僕らも実家でお呼ばれした後、外に出てこれを鑑賞。
立ち並んだ露店とたくさんの見物客で、普段静かな川の土手は大賑わいだ。
大きな花火大会ではないが、情緒があって夏を知らしてくれるいい行事である。

明けて今日の日曜日は、いつもの川でテンカラ釣り。
珍しくカミさんも来るというので、昼からおやつ買って一緒に出かける。
ゆっくり釣り上がって、初テンカラのカミさんと合わせて数匹のカワムツ釣って帰る。

蒸し暑い夏の始まりをうまくやり過ごす。



DATA
　7/12（日）
　　　気象　　　　・くもり　・気温 　28.0℃　・水温　未測定　・風なし　　　　　 　　　　　
　　　場所　　　　Uso川　
　　　入渓　　　　13：00より　3.0時間　　　　
　　　水況　　　　・水量　やや小流　・水質　清流 　・魚影濃い
　　　釣果　　　　C＆K；カワムツ3尾
　　　　　　　　　C＆R：カワムツ数匹

山でユラ～っとテンカラ（’09-6）

　　　　　　　　　　　　　　岩と渓の美しいポイントで雑魚を数匹釣る
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Oike川にて）

梅雨真っ盛り、山釣りにもいい季節になったはず。
この日は、ふたつの川をはしご釣りした。

綺麗で気持のいいOike川では、前回と同じくタカハヤばかりだった。
渓魚は？一匹バラしたような？？？

Uso川は狭くてヤブヤブだがカワムツがいっぱいいた。
5寸程の大きめのものも釣れて、結構面白い。
ご愛嬌で3寸のアマゴが最後に上がって、納竿。

DATA
　7/4（土）
　　　気象　　　　・くもり時々はれ　・気温 　20.0℃　・水温　18.0℃（13：00測定）　・風なし
　　　場所　　　　Oike川　上流部 ～Uso川　
　　　入渓　　　　09：30より　6.0時間　　　　
　　　水況　　　　・水量　やや増　・水質　清流 　・魚影あり
　　　釣果　　　　C＆K；タカハヤ／カワムツ数尾
　　　　　　　　　C＆R：タカハヤ／カワムツ多数、アマゴ3寸

釣果の渓魚

映画鑑賞

　　　　　　　　　　　　　（近江八幡ワーナーマイカルシネマロビーにて）

今日は、カミさんと近江八幡ワーナーマイカルシネマに出かけて映画鑑賞してきた。
映画は「剣岳　点の記」。
原作は、25年くらい前に読んだ記憶がある。
普段映画館まで出向いて映画みる習慣はないのだが、剣岳が舞台とあっては山屋として外せない映画だ。
映画の中身は、ハリウッドシネマのような派手さや感動を呼ぶような一般受けするドラマはない。
しかしながら、山の懐に抱かれてきまじめに生きる人達のストーリーは観ていても心地いい。
スクリーンには前評判以上の迫力ある荘厳な映像が映し出される。
この映像を特撮、空撮なしでよく撮ったなと感心もさせられた。
そして大型スクリーンでないと作品の良さは半減するだろう。

映画見た後、また山登りに行きたくなった。
自分は、相変わらず単純でわかりやすい。

『無量無辺』

　　　　　　　　　 「無量」; 多大ではかることができないこと
　　　　　　　　　 「無辺」; 広々として限りないこと。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（白馬岳ピーク付近にて撮影）

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