Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

”モチ”揚げ山行(比良山系 釈迦ケ岳)

2010年04月26日 | Mountain spring
                  『芽吹き』
                       (比良山系 釈迦ケ岳にて)

いよいよゴールデンウィーク間近となった。
今年”チ~ム Bigover” は、所属山岳会の合宿に参加する。
合宿では、北アルプス立山周辺で山スキーを堪能する計画だ。
この日はその為の歩荷トレーニング山行。
比良のイン谷口に集まったメンバーは6名。
それぞれ15㎏ほど担いで、大津ワンゲル道より釈迦ケ岳を目指した。

もったいないほどの好天の中、良く整備された尾根を登る。
500mぐらいまではミツバツツジが満開で、その上部のシャクナゲはチラホラといった感じだ。
3時間ほどの歩荷登高で疲労感が増して来たころ、1060mの釈迦ケ岳ピークに着く。
ここでメンバーとGWへの思いなど語り合って、合宿に向けてのモチベーションを上げた。

下山は、今はないリフトに沿ってあった登山道を下降する。
途中に見える琵琶湖の景観を満喫しながらの行程は、とても快適である。
2時前にはトレーニング山行を無事消化して、今回の快適な山行を終えた。


大津ワンゲル道を行く 
700m付近よりが急登が続く


リフト道途中より眺めた湖南の景観


ミツバツツジの花の下を気持良く行く

記録
 目的     比良山系 釈迦ケ岳 ピークハント及び歩荷登山
          やまっこトレーニング山行
 日程     2010年04月25日 日帰り
 メンバー   Mさん(リーダー)、Tさん、Mさん、Sさん、と”チ~ム Bigover” の計6名
 行程     25日(日)快晴  標高差807m  距離 7.0km 行動時間 5.5h
    06:10 自宅発→大津市比良スキー場跡 イン谷 駐車(7:20着)
          ・メンバー集合 各々15㎏ほど歩荷する
    08:30 入山(253m)~大津ワンゲル道
          ・ミツバツツジ、今が盛りで満開
    09:50 稜線(700m)~ガレ場まじりの急登尾根
          ・いいペースで登高 ピーク前少し疲れる
    11:15 釈迦ケ岳(1060m)登頂
          ・木々に葉はまだなく、いい日だまりの広場になっている
          ・ゆっくり昼食
          ・2パーティ単独行がピークを通過
    12:00 山頂出発~リフト道
          ・歩きやすい道を下降
          ・途中で遭難救助ヘリ/警察消防の救助隊に会う(無事救出された様)
    13:50 駐車場(253m)下山

    14:30 駐車場→帰宅(16:30着)          

        
トレース図



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桜色の酔い

2010年04月12日 | essay
この週末は地元の春祭りであった。

4/10は朝より町内の男衆が集まって、大太鼓神輿の準備を行なう。
午前中で組み上げて作業はおしまい。
土手のサクラは満開、みんなで気持よく弁当を頂く。



そして夜は宵宮、いよいよ祭りが始まる。

境内はかがり火が焚かれ、そこに各字の太鼓と鐘が集まる。
縁日の出店も出て、界隈は人がいっぱい居てとても賑やか。
我が字の太鼓も台車に乗せて奉納。
後は境内にござ敷いて、ビールや酒でみんなで今宵の直会(なおらい)である。
今日は朝夕通してよく晴れた。
こんな気持のいい一日は年にそう何回もないだろう。
夜桜見ながら明日に備える。

明けて本祭りの日曜日、外は朝から本降りの雨。
予定外の雨で、今年は太鼓を出す事をやめるとの連絡を神社より受ける。
ちょっとうれしいような、でも物足りなくて残念なような・・・。

そのうち空が明るくなってきた。
晴れ間も覗くようになる。
そして青年会より「やっぱりうちだけでも太鼓を出す」と言う知らせが来る。
そんな訳で急きょ集合が係り、再び太鼓出動の準備にかかる。
太鼓と台棒を結んでいるロープをしめ直す。
自然と縛る手に力が入る。
なんだかんだ言って、みんな我が字の自慢の太鼓を出したいと思っている。
太鼓に化粧布団をかけ終わると、気分は一気に祭りモードに。



昼前となり法被着て皆が集まる。
そして老若の男達が力あわせて重たい神輿を担ぐ。
途中かき手に酒やビールが振る舞われ、祭り気分はさらにアップしていく。
酔いで体の傷みや軋みを誤摩化しながら、勢いで神輿をかきあげる。
神社に入り玉串を本殿に奉奠して、我々は無事役目を果たす。



境内で運び入れた太鼓を囲んでの直会が始まった。
またたくさんの酒類とつまみ物が振る舞われる。
充実した達成感のなか、春陽のもとでの酒宴に酔いもまわる。

すべての風情が桜色に染まっていく。
まさに”夢のごとし”。

陶酔の中、時空を超えてあそぶ僕であった。

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春の山のお花見山行(鈴鹿山系 鈴ケ岳)

2010年04月06日 | Mountain spring
             艶やかフクジュソウ
                   (鈴ケ岳ピーク付近にて)

自宅より車で15分ほどの多賀町大君ケ畑、ここに山岳会のメンバーが打合せ通り集った。
目指す山は、御池岳の前衛峰的な鈴ケ岳。
標高が1130mあり、顕著なピークを持っている。
にもかかわらずこんなに近くにいながら、ちょっと地味な存在だったので登った事が無かった。
ちょうどフクジュソウのいい時期でもある。
そんなこんなで今回のこの山行、けっこう楽しみにしていたのだ。

登山口から地味な植林地帯を登り終えて主稜線に出ると、木々も低くなり明るい尾根歩きとなる。
でも、期待していた花類はほとんど見当たらない。
花曇りながら天気はまずまずだったので、メンバーで山名同定しながらぼちぼち稜線を進む。

二本ある送電線の間の広場で遅い昼食をとる。
正直この時点で「お花見」は半分あきらめモードだった。
でも主目的はピークハント、気を取り直して鈴ケ岳へ向かう。
やがてピーク手前になり傾斜が落ち、同時に陽も差しはじめた。
そして茶色い地面に黄色の花がポツリポツリ。

今年も見られました、山で咲く福寿草の花!
なかなかドラマチックな鈴ケ岳のピークじゃないか。
満足、満足。

そして自然の不思議である。
どういうわけかこれより先きの山腹には、たくさん群落があるではないか?
下降路とした御池谷の日当りのいい場所にはたくさん咲いている。
石灰岩でガラガラの殺伐とした谷であるが、苔むした斜面に黄色の花が侘び寂びていて、とても日本的でいい景観を創っていた。

さらに林道近くになると、木々の梢にはいろんな花が付いている。
赤いフサザクラ、黄色いキブシ、淡い色の山桜など頭上は結構賑やかだ。
国道端にはミツマタやミヤマカタバミなども見る事が出来た。

完全目的達成である。
今回の鈴ケ岳、とてもGoodでラッキーなのお花見山行となったのだった。


大君ケ畑よりいよいよ入山


茶野付近より鈴ケ岳を望む


ヒルコバ付近にはまだ雪が残っていた
御池谷にはフクジュソウの群落多い


記録
 目的     鈴鹿山系 鈴ケ岳 ピークハント登山
          やまっこ4月例会山行(読図講習)
 日程     2010年04月04日 日帰り
 メンバー   L.Mさん、Aさん、Nさん、Oさん、Tさんと”チ~ム Bigover” の計7名
 行程     04/04(日)晴/くもり  標高差830m  距離 8.5km 行程時間 9.0h
    07:00 自宅発→多賀町大君ケ畑 ゲート手前駐車(7:30着)
          ・知人のKさんを鞍掛トンネルまで送る
          ・コンパス講習する
    08:40 入山(300m)~植林道を行く~630m付近の丘より急斜面を登る
          ・急斜面は登路ステップ無く急登
    11:00 稜線(780m)~垰やかな尾根
          ・カレンフェルト、フズリナ化石少々
    12:40 稜線(930m)
          ・昼食
    14:00 鈴ケ岳(1130m)登頂
          ・電波反射板跡は広い広場になっている
          ・ここでようやくフクジュソウを見る
          ・2パーティ交差する
    14:15 山頂出発~ヒルコバ~御池谷
          ・御池谷は踏み跡うすい
    15:30 御池谷(800m)~林道~306号
    17:45 駐車場(300m)下山

    18:00 駐車場→帰宅(19:00着)          

        
トレース図


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ご機嫌なホームエリアで

2010年04月03日 | climb
今日はカミさんと別行動、僕は午前中の仕事をやっつけてから、いつものようにボルダリングに向かった。

行った先はホームエリアでもある「ゴッシーランド」。
ここに来るのは二年ぶりくらいか?
行くとまだ川には水がたくさん流れがあったので、徒渉しなくていい右岸の被った岩で遊ぶ。
5級ぐらいのニュー課題を二つ設定してファーストアッセント!

ワイルドなロケーションの中でのボルダリング、もうご機嫌である。

記録                          
 日時    4月3日(土) くもり
 場所    Gosshi rando(多賀町)
 メンバー  1人
 ルート   try ×数回
        内RP(グレード/★数はbigoverのきまぐれ)
        〇 アンダーまで   5b  ★  (First ascent)
        〇 舳先まで     5c  ★  (First ascent)


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41.「紀伊国屋文左衛門」

2010年04月02日 | Liquor collection
酒名    「紀伊国屋文左衛門」
種類    純米吟醸酒
容量/価格  720ml 価格不明
入手    2010.3.13 母の和歌山旅行土産
醸造元   中野BC(株)
         和歌山県海南市藤白758-45
評価    ★★★ 南国の明るい酒、足に地が付いたしっかりとした味わい (★はbigoverのきまぐれ評価)
        色   / きらめくようなな透明            
        香り  / フルーツを思わせる爽やかな香り  
        口当たり/ ころころとした丸み 
        味   / 舌をつつみ込むような甘み
        のどごし/ 上あごを滑っていく
      
メモ    さすが純米吟醸酒である。もう一癖あればGOOD!

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