Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

秋の登山

2016年11月12日 | Mountain autumn
霧の登山道

(貝月山にて 2016.11撮影)


山行記録
 山域     揖斐山系 貝月山
 目的     ピークハント山行
 日程     2016年11月13日 時雨
 メンバー   ”チ~ム Bigover” の2名 
 登山口    揖斐郡揖斐川町

○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○

期待していた、秋晴れの紅葉はなかった。
でも、霧に煙る美しい山の風景に出会えた。

そんな一瞬をカメラに収めた。
それだけで満足いく山行となった。


詳しい記録は下記のページで!
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爽やかな高原(福井 岩籠山 山行記録)

2016年10月25日 | Mountain autumn
高原のススキ

(岩籠山にて 2016.10撮影)


山行記録
 山域     福井嶺南 夕暮山〜岩籠山
 目的     ピークハント山行
 日程     2016年10月10日 晴れ
 メンバー   ”チ~ム Bigover” の2名 
 登山口    敦賀市市橋 

○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○

秋の季節を迎え、クライミングに励もうと意気込んでいた。
しかし、野暮用や天気回りの不都合もあってほとんど外岩で登れていない。

やっと都合がついた10日の休日は、
クライミングではなくあえて山登りに出かけることにした。

お盆休みに行った山行以来である。
うちのアウトドア活動の原点は山岳トレースなので、
どんな山域でも出かけるのは毎回楽しみである。
長い沢筋の登山道を経て稜線に出ると、
高原状の絶景が我々を迎えてくれた。

快適なそよ風の中ゆっくりランチなどしながら、
ススキ原が広がる県境の山を楽しんだ。


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のんびりゆったりハイキング(伊吹弥高山 山行記録)

2015年12月07日 | Mountain autumn
「幽玄行者谷」」

(弥高山にて 2015.11撮影)


”チ~ム Bigover” はt中途半端な連休に近郊の伊吹にある弥高山を目指した。
ちょうど半日ほどの行程でいいハイキングだった。

山行記録
 山域     伊吹山系 弥高山   
 目的     ピークハント山行
 日程     2015年11月22日 晴れ
 メンバー   ”チ~ム Bigover” の2名 
 登山口    滋賀県米原市上平寺
 ルート概況  ・累積標高(上り):465m  ・累積標高(下り): 465m  
        ・総歩行距離;5.0km
        ・行程時間 5h
        ・ルート状況  無雪期・一般ルート 
        ・山行形態   日帰り(ビバーク装備有り)トレック登山

 行程
  11/22
    自宅7:00発→7:30上平寺 P
     08:10  入山 登山口~上平寺尾根~
     09:15 上平寺城跡(660m)~尾根~
     10:30 弥高山登頂(1099m)~下降~
     12:20  P登山口下山
    P→自宅 帰宅

トレース地図

○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○

ほぼ完璧に整備された穏やかな尾根に
点在する史跡を巡りながらのハイキング。
のんびりゆったり、心も体も浄化される、そんなハイキングだった。


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秋晴れの山へ

2014年09月25日 | Mountain autumn
『ガマズミ』

(籾糠山にて 2014.9撮影)


秋分の日を絡めた連休の”チ~ム Bigover” はクライミングとハイキング。
前週の天気予報では、雨の予報だったが、前線が南下して連休中は快晴となる。
初秋の山を満喫する。

記録                          
 日時    09月21日(日) 晴れ
 場所    Seritani(多賀町)
 メンバー  I君、”チ~ム Bigover”の3人
 ルート   try ×4
        内RP(グレード/★数はbigoverのきまぐれ)
        〇 ハングルーズ  5.10a
        〇 ラ・バンバ   5.11a 

山行記録
 山域     飛騨 籾糠山
 目的     ピークハント山行
 日程     2014年9月23日(火)晴れ 
 メンバー   ”チ~ム Bigover” 2名 
 登山口    岐阜県飛騨 天生峠 P
 ルート概況  ・累積標高(上り): 475m  ・累積標高(下り): 475m  ・総歩行距離:8.5km        
        ・行程時間 6.0時間
        ・ルート状況  無雪期・一般ルート  
        ・山行形態   日帰り(ビバーク装備有り)トレック登山
 行程
  09/23(火) 自宅3:40発→彦根IC→白川郷IC→7:10天生峠 P 
     1日目  7:30入山 天生峠登山口(1290m)~天生湿原~
          8:40カラ谷(1400m)登山道~ 10:30籾糠山 (1744m)~
          木平分岐(1510m)~木平湿原(1600m)~カラ谷分岐~
          13:40天生峠登山口(1290m)下山
          14:00天生峠 P→白川郷IC→各務原IC→19:00自宅 帰宅
トレース地図


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山登りするなら(揖斐山塊 小津権現山 山行記録)

2013年11月14日 | Mountain autumn
『カエデ紅葉』

(小津権現山にて 2013.11撮影)
 

”チ~ム Bigover” の紅葉ハイクは、揖斐山塊の小津権現山。
ちょうど見頃の紅葉山行で、心身ともにリフレッシュした。

山行記録
 山域     揖斐山塊 小津権現山
 目的     ピークハント山行
 日程     2013年11月9日 
 メンバー   ”チ~ム Bigover” の2名 
 登山口    杉谷林道終点 登山口 P  
 ルート概況  累積標高(上り): 720m  ・累積標高(下り): 720m  ・総歩行距離  7.0km
        ・行程時間 6.5時間 ・ルート状況  無雪期・一般ルート
        ・山行形態   日帰り(ビバーク装備有り)・トレック登山


 行程(トレース地図
   9/21(金) 自宅4:30発→垂井→岐阜県揖斐川町小津→杉谷林道終点 登山口 P
     1日目  6:40入山 登山口(430m)~8:30高屋山(956m)~
          10:10小津権現山(1157.8m)~11:00往路下降~13:00登山口(430m)下山
           往路逆を帰路→自宅 帰宅17:00

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山登りするなら、紅葉の時期が一番いい。
登山道には落ち葉があふれ、
木々の葉は紅や黄色でにぎやかなことこの上ない。
強い傾斜の登山道でのアルバイトも、ちょっと立ち止まって一息つけば、
熱くなった体もズグに冷める。

この日は風もなく上々の天気、穏やかなピークとなった。
のんびりラーメンランチで、日本の薮山を楽しむ。

山登りするなら、紅葉の時期が一番いい。

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贅沢な山登り(中央アルプス木曽駒ケ岳山行記録)

2013年09月24日 | Mountain autumn
『三の沢岳』

(中ア木曽駒ケ岳にて 2013.9撮影)
 

”チ~ム Bigover” は9月彼岸の連休を使って、中央アルプスの木曽駒ケ岳山行を行なった。
とにかく今シーズンは山登りが出来なくて、5月の連休以来の山行となった。

山行記録
 山域     中央アルプス 木曽駒ケ岳
 目的     ピークハント山行
 日程     2013年9月21~22日 
 メンバー   ”チ~ム Bigover” の2名 
 登山口    千畳敷  
 ルート概況 ・累積標高(上り): 475m  ・累積標高(下り): 473m  ・総歩行距離 7.5km
       ・行程時間 1日目(晴れ)4時間   2日目(晴れ)4.5時間
       ・ルート状況  無雪期・一般ルート
       ・山行形態   BC方式(ビバーク装備有り)・トレック登山

 行程(トレース地図
   9/21(金) 自宅深夜12:00発→彦根IC→駒ヶ根IC→菅の台P4:00→バス→
          ロープウェー→千畳敷駅6:20
     1日目  入山 (2612m)6:45~乗越浄土8:00~頂上山荘(2870m)BC設営9:00~
          昼寝~~木曽駒ケ岳(2956m)散策(12:00~14:00)~BC(幕営泊)
     2日目  BC6:00~乗越浄土~伊奈前岳(7:00~8:30)~宝剣岳(2931m)~
          極楽平(2830m)9:50~千畳敷駅(2612m)下山10:30
          往路逆を帰路→自宅 帰宅17:00

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家や仕事の諸事情で、今夏まったく山に行けていない。
とにかく高山でテント泊山行がしたい、という一念で木曽駒~宝剣を登った。
落ちた脚力や体力も行程が、短いので苦にならない。
2900mの天場も快適で、山の空気を存分に吸い込めた。

少し緊張気味だった木曽駒の稜線歩きも、二日目には山に体が馴染む。
宝剣の岩稜帯では、すっぱり切れ落ちた尾根からの高度感を楽しむほどに、
山屋勘を取り戻せた。

何よりも二日間快晴に恵まれて、好きな写真をとり放題に撮ったり、
のっびり空荷で散策したり、こんな贅沢な山登りが出来て、
大満足な”チ~ム Bigover” だった。

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季節替わり(湖北金糞岳山行記録)

2012年11月14日 | Mountain autumn
晩秋の紅葉

(三十三間山にて 2011.12撮影)
 

11月10・11日、”チ~ム Bigover” は、所属する山の会の行事に参加した。
10日は会の集会、僕は委員として会と岳連との関係や遭難対策等の説明を行なった。
約20名が集まって、自己紹介や山への思いを語り合う事が出来た。

11日もこの会の例会山行、金糞岳への山行を実行する。
予報通り山中は雨、陽光を浴びた紅葉を楽しむ事は出来なかったが、
みんなと行く山行を楽しめた。

山行記録
 山域     湖北 金糞岳    
 目的     湖北の山紅葉ハイク(岳連やまっこ例会山行)
 日程     2012年11月11日 
 メンバー   ”チ~ム Bigover” +9名 計11名
 登山口    鳥越林道 P中津尾根(960m)  
 ルート概況 
       ・累積標高(上り): 470m  ・累積標高(下り): 470m  ・総歩行距離  5.6km        
       ・行程時間 4時間 ・ルート状況 無雪期・一般ルート
       ・山行形態   日帰り(ビバーク装備有り)   トレック登山

行程(トレース地図
11/11(日) 雨
 自宅7:00発→7:30 長浜IC近くのコンビ二集合~鳥越林道 P
  9:20入山中津尾根登山口(960m)~小朝の頭(1083m)~11:00金糞岳(1317m)~
  往路下降~13:20登山口(960m)下山→自宅着(15:30)

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鳥越林道の紅葉は今が盛り、錦の林道を車で上がる。
960mの駐車場に車を止め、みんな揃って中津尾根を登る。

上部の稜線にある樹木の多くは落葉している。
その分登山道は錦の絨毯、カサコソ、フカフカの道をゆっくりゆっくり。
想定済みだから雨降りも気にはならない。
山頂では冷たい風もあったが、厳しさはない。

この雨で季節は変わり、やがてここも隔絶された冬山となる。
最後の秋山を堪能させてくれた山に感謝し、錦の金糞岳を降りた。


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山はやっぱり”晴れ”がいい(南アルプス甲斐駒ケ岳山行記録)

2012年10月02日 | Mountain autumn
『湧き上がる雲』

(南ア甲斐駒ケ岳にて 2012.9撮影)
 

”チ~ム Bigover” は9月最後の週末、南アルプスの甲斐駒ケ岳山行を行なった。
行程は、入山日に駒仙小屋にBC設営し、その日のうちに登頂。
翌日は、朝一番のバスで北沢峠より下山した。
台風17号接近で、帰りの道中は岐阜辺りから豪雨となった。
うまく好天日に登頂出来てラッキーだった。

山行記録
 山域     南アルプス 甲斐駒ケ岳
 目的     ピークハント山行
 日程     2012年9月29~30日 
 メンバー   ”チ~ム Bigover” の2名 
 登山口    北沢峠  
 ルート概況 ・累積標高(上り): 1051m  ・累積標高(下り): 1051m  ・総歩行距離 9.5km        
       ・行程時間 9.5時間
       ・ルート状況  無雪期・一般ルート
       ・山行形態   BC方式(ビバーク装備有り)・トレック登山

 行程(トレース地図
   9/29(土)
        1:00自宅発→彦根IC→伊那IC→5:00戸台仙流荘前 P→・(臨時バス5:30発)・
        長衛荘前(北沢峠)
       1日目
        入山 6:30北沢峠登山口(2032m)~北沢駒仙小屋(1980m)BC設営~
        7:00出発~仙水小屋(2130m)~8:20仙水峠(2763m)~
        10:00駒津峰(2752m)~尾根ルート~11:40甲斐駒ケ岳(2967m)~
        巻き道ルート~14:00駒津峰(2752m)~仙水峠(2763m)~
        16:00北沢駒仙小屋(1980m)BC着~幕営泊
       2日目
        6:30BC撤収~北沢峠登山口(2032m)下山

        長衛荘前(北沢峠)→・(7:20バス)・戸台仙流荘前 P→かんてんぱぱ見学→駒ヶ根IC→
        各務原IC→16:00自宅 帰宅

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数年前、”チ~ム Bigover” で甲斐駒ケ岳山行を行なった。
その折は仙水小屋にBC設営して登頂した。
しかし天気は土砂降りの風雨、すべてがガスの中だった。

どうしても晴れた日に、甲斐駒に登りたかった。
白い花崗岩が盛り上がって出来たこの山は、
他の山と比較しても特に美しい。
この時期だと秋の紅葉も始まっていよう。

しかし天気予報は台風が接近と報じる。
下手すると上陸しそうだ。
計画では30日に登頂予定していたが、
急きょ変更して29日にピストンしてしまうことにする。
その目論見はいい方に的中する。

29日、8時頃より空が晴れ渡ってくる。
標高を上げるごとに遠方の山が望める。
あれは伊吹山かもしれない、それほどの360度の展望を得る。
白く輝く花崗岩の岩壁と黄葉するダケカンバ、純白の雲と紺碧の空。
どの色も輝いている。
このダイナミックな景観の中に存在出来る、
自分に満足する。
これは、登山することの醍醐味である。

山はやっぱり”晴れ’がいい。
これに尽きるな!


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ゆっくり流れる時間(若狭/湖北の山 三十三間山 山行記録)

2011年11月28日 | Mountain autumn
『稜線の光り』

(三十三間山にて Nov.2011.撮影)
 

”チ~ム Bigover” は穏やかな初冬のこの日に、若狭と湖北の境にある三十三間山に登山した。
この山には、今年始めに山スキーでピークを目指した。
しかし、この時は天候不良のため途中敗退する。
そのリベンジも兼ねて、今回はピークハントを目的とした山行を行なった。
前回と違い、この日は穏やかな日和。
稜線では冬のやわらかい朝日を浴びた山容に感動する。
とてもいい山行だった。

記録
 山域     若狭/湖北の山 三十三間山
 目的     ピークハント
 日程     2011年11月26日 (曇り/はれ)
 メンバー   ”チ~ム Bigover” の2名 
 登山口    福井県若桜町倉見駐車場 座標 N35°29′31″/E135°54′14″
 ルート概況 
       ・累積標高(上り): 706m  ・累積標高(下り): 698m  ・総歩行距離 7.0km
       ・行程時間  6時間00分
       ・ルート状況  無雪期・一般ルート
       ・山行形態   トレック登山

行程(トレース地図
   11/26(土)
     4:10自宅発→今津→福井県若桜町倉見→6:10倉見駐車場
    1日目
     入山6:40 倉見登山口(90m)~林道~最後の水場(260m)~8:20夫婦松~風神(720m)~
     9:55三十三間山(842m)~見晴らしのいい芝地(790m)昼食11:10~
     往路下降~倉見登山口(90m)下山12:40
 
     13:20倉見駐車場→若狭ドライブ→自宅 帰宅17:00

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なんて気持のいい時間であろう。
初冬のやわらかい陽を浴びて、稜線の芝地でくつろぐ。

朝早い時間に出発したおかげで、ピークを踏んでもまだ十時過ぎたところだ。
時間はたっぷりある。

日本海側は晴れ間が広がって、展望は申し分ない。
三方五湖と若狭のリアス式海岸が風光明媚な景観を創って、この上ない風景を僕たちに魅せる。

時間は、誰にでも等しく経過する。
でも、このときの僕たちほど、贅沢な時間を持ったものが居ただろうか?

そこには、ゆっくり流れる時間を持つ事の”しあわせ”があった。


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”無事下山”のために(鈴鹿山系イブネ/クラシ 山行記録)

2011年11月08日 | Mountain autumn
幻想の高原

(イブネにて Nov.2011.撮影)
 
11月最初の休日、”チ~ム Bigover” は所属の山の会の山行に参加した。
目指すは鈴鹿山系雨乞岳の北方に位置する、鈴鹿の雲の平ことイブネ、クラシだ。
紅葉と幻想の高原台地を11名のメンバーで満喫した、とてもいい山行だった。

記録
 山域     鈴鹿山系 イブネ/クラシ
 目的     ピークハント及び紅葉狩り山行(岳連やまっこ山行)
 日程     2011年11月05日 (曇りのち雨)
 メンバー   岳連やまっこ9名+”チ~ム Bigover” の2名 計11名
         (CL Iさん、SL Mさん)
 登山口    渋川藤切橋 P 座標 N35°02′55″/E136°20′24″

ルート概況 
       ・累積標高(上り): 1025m  ・累積標高(下り): 1008m  ・総歩行距離  15.7km
       ・行程時間  8時間45分
       ・ルート状況  無雪期・一般ルート
       ・山行形態   トレック登山

行程(トレース地図
        7:30登山口渋川藤切橋(430m)~林道~桜地蔵~蓮如上人の旧跡~杉峠~
         イブネ(1160m)~13:00クラシ(1154m)~往路下降~16:15渋川藤切橋(430m)

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雨乞岳は、鈴鹿の山の中でも人気のある山。
登山は、鈴鹿スカイラインや永源寺からのアクセスがよく使われている。
また、神崎川をはさんで御在所方面からもアプローチ出来る。
トレースコースも多彩で、山深いこの山域は登山好きを飽きささない、いい山である。

しかしながら、残念な事に道迷い遭難もこの山域は多い。
神崎川の本流と支流が深く切れ込んでいるため、地形は複雑だ。
谷や沢、枝尾根に入り込むと電波が届かず、電話や無線などの通信手段を失ったり、
またGPS電波も捕捉しにくくなる。
そして、地図を読み切れずに迷い込んで、現在位置をロストするのだ。

山行中どんなに注意していても、ルートを外してしまう事がある。
特に鈴鹿のマイナーな山域などは道標や標識も少なく、
下降時など下る尾根を間違う事はよくある事だ。
大切なのは、常に間違っていないか意識しながら行動しているかという事。
そして、おかしいと思ったら、立ち止まって地図、高度計、GPSで現在地を確認する。
(間違ってはいけない、コンパスは進行方向を確定するツールだと言う事を!)
現在地さえ確認出来れば、必ず正規のルートに戻れるはずである。

それでもわからない時は、ヤブを漕いででも必ず登り返す事である。
稜線に出れば、またそこで現在地を確認する事が出来るはずだし、
もしもの緊急時には通信も取れる。
この鉄則を守っていれば、道迷いによる遭難は避けられる。

また別に、こうした時の為にも、個々に地図の読解力を高めておく必要は過分にある。
高度な機能を備えたGPSは山で非常に頼りになるが、
これを道路ナビと同じように見てしまうと、大きな落とし穴にハマる可能性がある。
いや、ここでは必ずハマると断言しておこう。
道路ナビのように自分がとるルートを右/左の二次元で判断すると、
知らずうちにとんでもない谷や急傾斜の尾根、
越える事が出来ない岩稜に入り込んでしまう恐れがあるからだ。

言いたいのは、GPSにダウンロードした地図をキチンと読図する力が必要だという事だ。
その為にも普段より地形図を谷と尾根の関係で認識して、現在自分がいる位置の地形と比較し、
三次元で判断する訓練を積み重ねる必要がある。
そうしなければ、GPSで現在位置を把握しながら元気なのに警察に救助要請する、
なんてあきれた遭難事故を起こしかねない。
これでは、高価なGPSも宝の持ち腐れである。
GPSさえあれば大丈夫と思っている登山者は、
ローテク/アナログな知識と技術あってこそのハイテク機器だという事を再考するべきである。

今回の山行では、メンバー全員が4時過ぎに無事登山口に下山した。
そのとき、駐車場にはまだ十台近くの登山者と見られる車があった。
日が暮れるのが早くなったこの時期、後続の彼らはヘッドライトを付けての行動となるのだろう。

小雨も降り続いている。
入山した者、すべての人の”無事下山”を祈る。

参考blog「豊後ピートのブログ」

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