Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

避暑地での収穫

2006年08月20日 | life
休み明けの日曜日、まだまだ暑い日が続いている。
午後から仕事の予定で、昼前にかみさんと近所のショッピングセンターに出かけた。
家にいてもとにかく暑いので、避暑目的に逃げ込んだというのが正直なところだ。

店内はやっぱり涼しく、北アルプス級に快適である。
店内の1階の催しもの会場では、「九州物産展」「掛け軸展」「鉄道忘れ物販売」が同時に開催されていた。
その中の「鉄道忘れ物販売」では定番の傘や時計、変わった物ではスモーカーなんかも売られていた。
もともと買う気はないんだけど、こうした物は見ているだけでも結構楽しめる。

バッグコーナーに回ると、ワゴンにてんこもりの鞄やポーチがあった。
その中からかみさんがブラックダイヤモンドのチョークバッグを掘り出した。(写真)
新品でしかも450円これを捨て置く事はない、直ちにこれをレジカウンターに持って行き購入した。

よく見ると、もともとのタグも付いたなりで「SWEN ¥1680」とある。
「SWEN」をネットで検索すると、東海地方でチェーン展開するアウトドアショップのようだ。
これを落とした方がクライマーなのか、ただの小物入れ目的として買われたのか定かではない。
いずれにしてもこの方には気の毒ではあるが、縁あって今日より私の所有物となった。
もちろんこのチョークバッグ、今秋よりクライミング用具として粉まみれにして使用させて頂く。

近場の避暑地で思わぬ収穫を得て、気分もいよいよクライミングモードである。


夏の高原山行

2006年08月17日 | Mountain summer
    「朝の高原」

北アルプスの薬師/黒部五郎岳に、かみさんと出かけた。
幸いにも好天に恵まれ、写真がたくさん撮れた。
今回はこれらのいくつかを紹介して記録とする。


登山口となる折立ヒュッテ ここで標高1365m

太郎平までのたおやかな尾根 草原の中を重荷を背負って登る

薬師峠のキャンプ場の様子 テントがいっぱい

薬師岳への登山道に咲くチングルマ

薬師岳山荘とその先の尾根 山の冷気が心地いい

北アルプス展望 ダイナミックな景観にただ感激

薬師岳山頂よりの金作谷カール

チングルマの綿帽子 薬師平にて

太郎山に続く尾根に点在する池塘群 早朝の光が美しく高原を照らす

北ノ俣岳手前にあるハクサンイチゲ/アオノツガザクラ/チングルマの大群落
こんなすばらしいお花畑を僕は初めて見た、大感激である

北ノ俣岳付近から見た黒部五郎岳への尾根 先は長い

雄大な山中を行く登山者

やっとさ着いたで休息 黒部五郎岳のピークに立つケルン

雪渓と高山植物の花々 こうした花々に癒されながら、辛い登高に耐えて進む

テン場から見た山の朝焼け

最終日太郎平小屋からの薬師岳 この雄大な景観に別れを告げて下山する

記録
 山域・目的  北アルプス 薬師岳/黒部五郎岳 ピークハント
 日程     2006.8/12~15 
 メンバー   カミさんと二人

 行程    8/12(土)曇り/雷雨/晴れ
           0:40  自宅発 → 富山インター → 有峰口 → 有峰林道 → 
          6:40  折立駐車場
          7:30  折立入山(1365m)    
               ・ 林間の急登を汗していく
          9:45  1860m三角点
               ・ ここで展望開け、遠くに薬師を望む
               ・ 空模様怪しくゴロゴロ鳴り始める。
         11:00  1950m
               ・ 雨が降り出し雷雲に捕まる
               ・ ツェルトかぶって雷をやり過ごす
         14:15  太郎平小屋2330m
               ・ 雲晴れて水晶岳も遠望
         15:00  薬師峠キャンプ場2330m
               ・ 既にテントいっぱい、隠れた適地を偶然見つけ、ここにベース幕営

        8/13 (日)晴れ/曇り
           3:40   起床
          5:20   ベース出発(2300m)
               ・ 稜線にはガスがかかる
          6:45   薬師岳山荘(2700m)
               ・ 気温低く吐く息が白い、爽やかな稜線
          8:10   薬師岳登頂(2926m)
               ・ ガス晴れて北アルプス大展望を得る
          9:00   下降開始
         10:45   ベース着
               ・ 本日行動終了、昼寝/焼き豚/プリン/ビールでテント生活を満喫する

        8/14 (月)晴れ/曇り
           2:00  起床
          4:00  ベース出発(2300m)
               ・ なだらかな木道をゆっくり登高
               ・ 2470m付近で日の出(5:20)
          7:00  2580m付近
               ・ 北ノ俣岳周辺のお花畑に感激する
               ・ 美しい広い山容の中を行く
               ・ 赤木平が綺麗に俯瞰できる
          8:20  中俣乗越(2470m)
               ・ いくつかの小ピークを越えて最後の高低差350mの登りに耐える
         10:30   黒部五郎岳登頂(2840m)
               ・ ガスが沸き北側の展望を失う   
               ・ 幸い五郎カール側はガスなく、景色を見ながらピークで休息
          11:10   下降開始
               ・ 蓄積した疲れを押して黙々と往路を辿る
          14:30   北ノ俣岳を過ぎたお花畑(2580m)
               ・ ハクサンイチゲの群落の中で消耗した体を癒す
           16:20  ベース着
               ・ 12時間を超える行程をなんとかこなし、充実した一日を終える

        8/15 (火)晴れ
           4:15  起床
               ・ ベース撤収
           8:30  薬師峠キャンプ場出発               
          11:00  1800m
               ・ 林間で休息、折立まで後一息
          12:30  折立下山(1365m)
          13:00  折立駐車場 → 亀谷温泉にて入浴 → 20:00自宅着 


黒部五郎岳(2840M)より

2006年08月14日 | Portable Weblog
8/14  10:30
ベースより6時間を超える行程を経て、ついに黒部五郎岳に登頂を果たす。
ここまで天気がよかったので、いい写真もたくさん撮れた。
山頂に着くとガスが湧き始めた。
これよりまた薬師峠までの長い長い道のりが待っている。
どんな道中になるのか?
辛い復路となるだろうが、愉しみでもある。

黒部五郎岳(2840m)

詳しい記録はこちらで


薬師峠キャンプ場より

2006年08月12日 | Portable Weblog
8/12  お盆の夏休みを利用して、北アルプスの薬師/黒部五郎を目指して折立より入山した。
途中雷雲につかまり、かなりビビった。
凹地に入って、ツエルト被って雷をやり過ごす。
そんな状況にあって、傘さして行動しているパーティーがいたのには正直びっくりした。

薬師峠キャンプ場

詳しい記録はこちらで

夏のお祭り

2006年08月07日 | life
写真は、多賀大社で毎年8月の初めに行われる「万灯祭」の様子である。
ショップのクライミングスクールのあったこの日は、今夏一番の暑さ。
祭りの最終日でもあったので、火照った体を冷ましにかみさんと涼みに出た。

京都の金比羅の岩場から戻って夕方6時前に家を出て、お多賀さんの近くのうどん屋(居酒屋?)へ。
ここでビールとタコと山かけうどん(冷や)を頂く。
乾いた体にうまい生ビールがしみる。



お腹もふくれてちょうどいい気分になった頃には夜も更け、無数の提灯が並ぶ幻想的な境内へ足を運ぶ。
この神社正月も大勢の人となるのだが、それとはまた違った開放的なにぎわいでとなっている。
皆一様に楽しそうな面持ちで、屋台を物色したり写真を取り合ったりしている。
ちょうどこの日は「猿楽」が演じておられ、僕たちもこれを鑑賞。
このあと出店で 「フウラン」 を買ったりしながらのんびりと門前町を散策した。

日中の暑さで少々ばて気味の体で出かけたお祭りだったが、情緒いっぱいの清涼感のある夜となった。

多賀大社

9. いいずら

2006年08月02日 | Liquor collection
酒名    北アルプス山麓の地酒 北安「大國」
       純米吟醸 「いいずら」
データ   清酒 精米歩合  55%
      アルコール分 15度以上16度未満
      酵母 アルプス酵母
      日本酒度 -5~-7
      杜氏名 小谷杜氏
       「いいずら」とは「良いでしょう」の意を持つ当地方の言葉。
       名前通り味わい深い旨味があり、氷を浮かべても良し。
容量/価格  720ml 1600円
入手    2006.7.30 大町温泉郷の土産物店で購入
醸造元   北安醸造株式会社
        長野県大町市大字大町2310-1
評価    ★  色は透明、米の甘い香りがする。口当たりも甘く口の中に広がる感じ。
          飲んだ後その甘みが残り、何かアテが欲しくなる。
     (★はbigoverのきまぐれ評価)
 
メモ    北アルプスの爺ケ岳の登山帰りに購入した。
      入浴に 大町温泉郷の「薬師の湯」に立ち寄る。
      ここは今回で2回目だがいいお湯だ。
      温泉の近くには「酒の博物館」もあったが、ここには入らなかった。