Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

iphoneで臨機応変

2012年03月26日 | outdoor&sport
しんしんと降る春の雪

(荘川の道の駅にて Mar.2012撮影)


山スキーシーズン終盤を向える3月25日。
”チ~ム Bigover” は、奥美濃の薙刀山への計画を立てた。
am2;00に自宅を出発~早朝に奥美濃まで車を走らせた。

白鳥IC辺りより降雪に見舞われる。
道路に積もる雪の多さとこれからの天候動向が気になる。
谷筋の雪崩や雪原でのホワイトアウト、長く続きそうな厳しい寒気を考慮、
そしてこの日計画していた山行を中止した。

せっかく来た奥美濃+新雪。
計画を変更して最寄りのスキー場で、半日ゲレンデスキーを楽しもうという事になる。
こうなるとiphone web検索+iphoneナビが大活躍する。
これであれこれ調べて、お徳感あるゲレンデを選んでパウダースノーを頂いた。

割安と言っても、ゲレンデスキーは予定外の出費。
埋め合わせに帰路は高速使わず、奥美濃より下道走行。
4時間かけて時雨模様の美濃路を走行、夕方までに帰宅する。

入山してれば、まだ山中だったかも?

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降り積もる雪の駐車場でスキー場が開くまで時間つぶし


ゲレンデで子供達の雪遊びスクールが開催されていた
たくさんのちっちゃい者たちがインストラクターのおに~、おね~に先導されて雪上を歩く
なんとも微笑ましい光景だった


「特殊造型 郡上ラボ」さんの芋虫トラック


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不完全燃焼も面白い(北陸 福井県勝山 護摩堂山 )

2012年03月14日 | Mountain winter
嶺北の山 県境稜線の雪原

(護摩堂山にて Mar.2012.撮影)
 

春の足音が聞こえはじめたこの日、”チ~ム Bigover” は、福井嶺北の山で山スキー。
久々に県外に出て、雪山を楽しんだ。

記録
 山域     北陸 福井県勝山 護摩堂山
 目的     山スキー及びピークハント
 日程     2012年3月11日(日) (晴れのち曇り)
 メンバー   ”チ~ム Bigover” の2名 
 登山口    国道157号 東山いこい村付近P 座標 N36°07′27″/E136°34′57″
 ルート概況 
       ・累積標高(上り): 477m  ・累積標高(下り): 441m  ・総歩行距離 6.0km
       ・行程時間 5.5時間(6:20~)
       ・ルート状況  積雪期・未整備ルート
       ・山行形態   日帰り(ビバーク装備有り) 山スキー

行程 トレース地図

 3/11(日)
  自宅2:40発→福井北IC→福井県勝山市→国道157号 東山いこい村付近駐車 
   1日目
    6:20入山 おいの水谷(650m)~西尾根~7:45林道終点910m~9:30護摩堂山(1152m)~往路下降~
    11:00林道終点910m~12:00おいの水谷(650m)下山

  国道157号 東山いこい村付近 P→福井北IC→敦賀IC→4:30自宅 帰宅


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ちょっと不完全燃焼な山行だった。
この日の護摩堂山の雪面は、朝からずっとガリガリのアイスバーン。
下りの滑降時には少しは緩むかと期待したが、やっぱりダメ。
県境稜線は堅いなりに気持よく滑ったが、
樹林帯は枝からの落雪が凍って、でこぼこアイス。
で、下ってるのにスキー板が氷にとられて急に片方だけ登ったりで、
もう僕にはコントロール出来ない。
幸い尾根脇に林道があったので、道の平坦な雪面を選んで、
そこをツルツルッと滑って降りた。
傾斜の緩い樹林帯滑降を少し期待していただけに、まったく残念だった。

雪山は現地に行って、その現況にあわせて行動パターンを決めて行くのが面白い。
今回も臨機応変な対応で、山スキー登山を無事終えた。

そうした意味でこの山行、ホントは面白かったのかもしれない。

ヤマレコ記録はこちら(写真/行程詳細記載)
       
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緊張感の持続

2012年03月06日 | Mountaineer
ホワイトアウトの中、雪上での訓練の様子

(蓬莱山にて 2012.3撮影)


3月4日は、消防警察を対象とした山岳遭難救助訓練(冬期)に講師として参加する。

記録
3/4(日)曇りのち雨
 主催 滋賀県山岳遭難防止対策協議会
          冬山山岳救助訓練「講習会」
 主管 滋賀県山岳連盟
 協力 ハイランドパーク(株)びわ湖バレイ事業所
 会場 びわ湖バレイ山麓駅~蓬莱山 
 日時 2012.3.4(日)8:00~15:00
 対象 消防/警察(山岳関係者はオブザーバー参加)71名
 講師 主任Y氏、他3名
 日程 開講式~ロープウェーで移動~蓬莱山(訓練)~閉講式~(反省会)
     訓練内容 アンカー支点の構築~4:1システムを使った要救護者の引き上げ~
          雪上歩行訓練~ビーコン操作法の説明

翌日の新聞でも紹介して頂く(中日新聞滋賀版2012.3.6付朝刊より)    

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いつもの事だが、こうした講習や訓練はとても緊張を強いられる。
講師として、事前の準備から現場での指示伝達、状況に合わせた講義等が
スムーズに出来るかが問われる。
それの加え、参加者の安全にも配慮が必要だ。
が、訓練である以上それが形だけのデモンストレーションとなってはいけない。
危険と隣り合わせであるという緊張感がないと、訓練した事が身に付かないからだ。
安全と危険、そのバランス配分が難しい。
今回の訓練は、その事に関して少し物足りなさを感じた。

参加した消防/警察の方々は皆、それぞれの職務に関してのプロである。
そうしたプロに対し、さらなる技術の向上を目指して頂こう、
というのがこの訓練の主旨である。
それは、ロープを使った搬送/引き上げという、
危険を伴った高度な救助技術の習得を目的としている。
あわせて必要なのは、ベーシックな登山技術を知ってもらうという事。
彼らは、山登り特に冬山という事に関してはほとんどが未経験者で、
冬期におけるノウハウを持ち得ていない。
そうした事も順次伝えて行ければ、
こうした訓練を継続的に開催して行く意義も出てくるだろう。

この思いは、主任講師のY氏の山岳救助活動に懸ける強い意志である。
その思いを僕も汲み取り、日々技術向上に努めなければ・・・。
それには、この切迫した緊張感を持続する事が大切だと痛感する。


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