Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

納まりよく

2012年01月30日 | Mountaineer
プロジェクターを使って机上研修

(比良山岳センターにて Jan.2012撮影)

1/28~29は、滋賀岳連の行事に関わる山岳活動で両日を消化した。

記録 
 1/28(土) 研修会準備~山岳センタ-
        指導委員会新年会
 1/29(日) 山岳指導員研修会及び講習会(積雪期) スタッフ/講師として参加
        場所  大津市志賀町山岳センター
        参加者 講師4名 受講者12名(内指導員3名)
        内容  研修次第
              ・机上研修  
                 「雪崩」について そのメカニズム及び低体温症とその対処法
                                 (プロジェクターを見ての研修)
              ・参加者とのディスカッション
              ・昼食
              ・実地研修  
                  ビーコンの操作(デジタル/アナログ)、プローブの取り扱い等          
        研修成果
            雪崩及び低体温症等、冬期に於ける山岳活動中の事故回避に対する
            基礎的な技術を再確認する研修会だった。
            特に目新しい技術や理論はなかったが、この基本的な事が実はわかっていなかったり、
            実施出来ていなかったりするものだ。
            多くの事を教訓として学べた。 

○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○

今回は岳連の下回りリーダーとして、
この研修会を企画~実施までを担当した。
11月はじめに要綱案策定して募集案内し、
スタッフと内容の打合せ等行ない会場押さえて諸準備を終える。
そして当日、会場設営して受講者を迎えて実施。
研修自体は、Y氏がほとんど進行してくれるので、ちょっと楽させて頂く。
でも最も気がかりだったのが会計。
赤字にならないように、出納とニラメッコしながら行事を進めた。
研修も会計も、おかげさまで無事に納まって、今はホットひと息である。
よかった!

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滑りのない 山スキー山行

2012年01月17日 | Mountain winter
厳冬 樹林の尾根を行く

(虎子山にて Jun.2012.撮影)
 

”チ~ム Bigover” は、今シーズン初の山スキー。
近郊低山でマイナーな山であったので、今一情報不足。
そんな中、初見での滑降でシュミレーション出来ていない状況に追い込まれ、大苦戦。
厳しい山行となった。

記録
 山域     湖北/岐阜 虎子山
 目的     山スキー及びピークハント
 日程     2012年1月14日(土) (小雪/はれ)
 メンバー   ”チ~ム Bigover” の2名 
 登山口    国見岳スキー場付近駐車 座標 N35°28′32″/E136°25′1″
 ルート概況 
       ・累積標高(上り): 651m  ・累積標高(下り): 704m  ・総歩行距離 6.5km
       ・行程時間 11時間(6:00~)
       ・ルート状況  積雪期・未整備ルート
       ・山行形態   日帰り(ビバーク装備有り) 山スキー

行程(トレース地図
 1/14(土)
  自宅発3:00→岐阜県揖斐川町春日美束→国見岳スキー場付近駐車5:00 
 1日目
    入山5:50 (620m)~林道~国見峠(850m)8:00~稜線(978m)~虎子山(1183m)11:40~
    古田谷滑降~林道/古田谷(560m) 下山16:45

    P→自宅 帰宅

○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○

いわゆる”痛い目”にあった山スキー山行だった。
その原因は山スキーには不向きな山域であったと言う事だろう。
この「滑りのない 山スキー山行」が失敗だとしたのなら、
企画計画した時点でそれが始まってたのかもしれない。

峠から登高した尾根は狭く急であった。
「どこを滑って降りるねん?」と言う感じ。
下降は、山スキーにいいかも、とかねてより狙っていた古田谷へ。
でも、これが”イタ”かった。

シュミレーションでは、稜線からの急な斜面を滑り終えた頃から良くなるはずだった。
でも現実は・・・!
(沢が割れ水音が聞こえる、小滝が連続する、沢は狭い、まだ900m)
おまけに、途中キノコ雪(3mくらいのでかいやつ)まで現れて、メゲそうになる。

自業自得である。
マイナー低山山スキーをやってる以上、こういう事態に追い込まれることがあっても仕方ない。
これも想定内である。(あまりやりたくないんだが)

幸い深い谷の中でも、iphoneアプリのGPSは正常に機能してくれた。
現在地を常に確認出来たので、今日中の下山には確信を持った。
でも谷は”悪い”。
下降中に怪我する事だけは怖かった。

下りでありながらスキーにシール張り付けて、トラバース~下降、小滝を飛び落ち大岩を巻き登って、
また次の襞尾根/沢を一つずつクリアーしていく。
終盤バテたので、カミさんに先頭替わってもらい、二人で協力しあいながら5時前に林道に出る。

○ ○ ○ ○ ○
登山する者は「心・技・体」が充実していなければ、その計画を決行してはならない。
(特に冬期における登山に於いて)

『心』
決してへし折れる事のない強靭な心。
自然に対する「畏怖の念」を常に持ち続ける思考
勇気と覚悟
    
『技』
登攀力を駆使しての突破力(クライミング能力)
自分の身体を自然の脅威より防御する装備と技術
正しい知識と勘、そして冷静な判断力

『体』
疾病、故障のない身体
「心・技」を駆使出来る体力及び筋力
苦痛に耐える身体
○ ○ ○ ○ ○

これまで持ち続けてきた僕の『登山観』である。
この山行で、これに間違いはなかったと確信するとともに、
改めて、教訓として肝に命じる。


ヤマレコ記録はこちら(写真/行程詳細記載)
       
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今年もここから(準備が大切)

2012年01月05日 | outdoor&sport
キャリーにスキー積んで、イザ!

(今庄365にて Jan.2012撮影)


”チ~ム Bigover” は、1月4日が始動である。
福井にある今庄365スキー場へ、ゲレンデスキーに出かけた。
基礎練習兼ねてのこの時期のゲレンデ行きは、年始の恒例行事となりつつある。
この日は、シンプルな滑りを目指して、滑走中のエッジ切り替えに集中する滑りを繰り返した。
年に一度くらいはしっかり滑っておこう。

朝からの降雪でいい雪にも遭え、気持のいい滑りを楽しめた。

○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○

車でスキーにいく場合、スキーキャリーを付けなければならない。
昨年入手した車は車種が違うので、
バーや取付け金物を新しいものに更新しなければならない。
それに備えて、昨年末に車種に合うINNOのベースキャリアを組み合わせて購入していた。
(これを買いあわせるの、けっこう難しい)
スキーをパックンとはさむキャリーは、以前から使用している古いTHULEを取付ける。
(メーカーはこれを好まないが、それぞれ高価なので、我がチ~ムはあるものを流用)

前日にスキーキャリーを車に付ける作業を行なう。
これがまた邪魔臭い。
ベースの取付け順序がよくわからなかったり、
THULEキャリーの細かな部品が外れていて棚を大探ししたりで、
結構すったもんだする。
それらをなんとか無事取付けて、
ブーツ積んでストック乗せて、手袋引っ張り出してっと・・・。
そしてやっとスキーの準備終了。

あさは少し早起きして、時雨模様の自宅を7時前に出発。
敦賀からの山道はアイスバーンだ。
すり減り気味のスノータイヤで雪道の峠を慎重に通過して、8時過ぎにスキー場に到着。
今庄は朝から雪で、ゲレンデには新雪が10センチほど積もっていた。
始動リフトに飛び乗り、以降半日券(8:30~1:00)分をやわらかい雪で存分に滑降する。

誰もいないバージンスノーを直滑降ですっ飛ばす。
ヨッし、気持いいゾ!

”チ~ム Bigover” 、いい【outdoor&sport】の幕開けとなった。



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