「美しいクライミング」=つまり評価されるのは成果以上にTryする姿勢だ
このブログを辿ってみると、前回Seritani を訪れたのが一昨年の11月末になっている。
やっとこさ「バイタルポイント」をRPした頃だ。
ちょっと春めいたこの日、友人のK君を誘って久々のルートクライミングを楽しんだ。
ルートクライミングは、大抵一日掛けてその岩場でクライミングする。
当然登りっぱなしとはいかないので、休憩を上手く入れながらTryする。
そんなレストタイムに、パートナーや来訪者達とコミニュケーションしながら時間を過ごす。
そんなマッタリとした時間があるのも、ルートクライミングのいい所である。
この日はK君と、最近のクライミング界隈の話なども出来た。
そして、自分たちがどんな風にクライミングと関わればいいのかも話し出来た。(雑談の範疇だが)
今日あるブログで「美しい柔道」と言うテーマで柔道を語った記事を読んだ。
山口 香の「柔道を考える」
以下引用
『私が、日本人に目指してもらいたいのは、「正しい柔道」ではなく「美しい柔道」である。オリンピックで金メダルを獲得しても美しくない柔道の選手はいる逆に負けはしても美しい柔道をしている選手もいるアテネ・北京と2大会連続オール一本での金メダルを獲得した谷本の柔道は勝っても負けても「美しい」。井上康生は昨年、パリ国際で負けはしたものの観客は大きな拍手を送った。なぜなら彼の柔道に対する姿勢や柔道の取り方が美しいからだ
石井選手はオリンピック前から彼の柔道の取り方が物議をかもした。一本を取る技がない、ポイント柔道ということが主な理由だったように思う。しかし、北京で彼は素晴らしい闘いをし、ほとんどの試合が一本勝ちだった。彼の柔道自体は北京前も北京も変わっていない。違ったことは、北京での彼の闘いはポイントを取ったあとでも逃げることなく向かっていったことだ辛口解説の篠原君でさえ絶賛していた。つまり評価されるのは技以上に戦う姿勢だと思われる
日本サッカーの父と言われ、メキシコ五輪で日本代表を銅メダルに導いたクラマー氏(ドイツ)の本にも、オシム氏の本にも「美しいサッカー」という言葉が出てくる。勝つことも大事だが、攻める気持ち、果敢にゴールに向かってトライする姿勢、それが「美しいサッカー」であり、見ている人が面白いと感じ、感動するのだと述べている』
柔道を愛する柔道家の気持の入った一文だと思う。
自分がやっているクライミングでも、こんな風に「美しいクライミング」を実践出来ればいいのだが・・・。
せめて心持ちだけもこれを目指していこう。
しかしながらこの日は風が冷たく、異様なくらい寒い一日となった。
岩は冷たく指先の感覚は無くなり、ダウン着てビレーしていても体温は奪われていくばかりである。
寒気に奪われたモチベーションはいつまで待っていてももう戻って来ず、結局3時前に撤収することになった。
へなちょこな一日であった。
でもこの日ようやく、故障を克服してクライミング復帰が出来た。
そして僕には、たった3本のTryでヘロってしまった、十分すぎる一日だった。
記録
日時 3月29日(日) 晴れ/曇り
場所 Seritani
メンバー K君と2人
ルート(★はbigoverのきまぐれ評価)
〇 ラ・バンバ 6c ★ RP×1
〇 ハングルーズ 6a RP×1
〇 舞姫 6c ★ HD×1
計3本
このブログを辿ってみると、前回Seritani を訪れたのが一昨年の11月末になっている。
やっとこさ「バイタルポイント」をRPした頃だ。
ちょっと春めいたこの日、友人のK君を誘って久々のルートクライミングを楽しんだ。
ルートクライミングは、大抵一日掛けてその岩場でクライミングする。
当然登りっぱなしとはいかないので、休憩を上手く入れながらTryする。
そんなレストタイムに、パートナーや来訪者達とコミニュケーションしながら時間を過ごす。
そんなマッタリとした時間があるのも、ルートクライミングのいい所である。
この日はK君と、最近のクライミング界隈の話なども出来た。
そして、自分たちがどんな風にクライミングと関わればいいのかも話し出来た。(雑談の範疇だが)
今日あるブログで「美しい柔道」と言うテーマで柔道を語った記事を読んだ。
山口 香の「柔道を考える」
以下引用
『私が、日本人に目指してもらいたいのは、「正しい柔道」ではなく「美しい柔道」である。オリンピックで金メダルを獲得しても美しくない柔道の選手はいる逆に負けはしても美しい柔道をしている選手もいるアテネ・北京と2大会連続オール一本での金メダルを獲得した谷本の柔道は勝っても負けても「美しい」。井上康生は昨年、パリ国際で負けはしたものの観客は大きな拍手を送った。なぜなら彼の柔道に対する姿勢や柔道の取り方が美しいからだ
石井選手はオリンピック前から彼の柔道の取り方が物議をかもした。一本を取る技がない、ポイント柔道ということが主な理由だったように思う。しかし、北京で彼は素晴らしい闘いをし、ほとんどの試合が一本勝ちだった。彼の柔道自体は北京前も北京も変わっていない。違ったことは、北京での彼の闘いはポイントを取ったあとでも逃げることなく向かっていったことだ辛口解説の篠原君でさえ絶賛していた。つまり評価されるのは技以上に戦う姿勢だと思われる
日本サッカーの父と言われ、メキシコ五輪で日本代表を銅メダルに導いたクラマー氏(ドイツ)の本にも、オシム氏の本にも「美しいサッカー」という言葉が出てくる。勝つことも大事だが、攻める気持ち、果敢にゴールに向かってトライする姿勢、それが「美しいサッカー」であり、見ている人が面白いと感じ、感動するのだと述べている』
柔道を愛する柔道家の気持の入った一文だと思う。
自分がやっているクライミングでも、こんな風に「美しいクライミング」を実践出来ればいいのだが・・・。
せめて心持ちだけもこれを目指していこう。
しかしながらこの日は風が冷たく、異様なくらい寒い一日となった。
岩は冷たく指先の感覚は無くなり、ダウン着てビレーしていても体温は奪われていくばかりである。
寒気に奪われたモチベーションはいつまで待っていてももう戻って来ず、結局3時前に撤収することになった。
へなちょこな一日であった。
でもこの日ようやく、故障を克服してクライミング復帰が出来た。
そして僕には、たった3本のTryでヘロってしまった、十分すぎる一日だった。
記録
日時 3月29日(日) 晴れ/曇り
場所 Seritani
メンバー K君と2人
ルート(★はbigoverのきまぐれ評価)
〇 ラ・バンバ 6c ★ RP×1
〇 ハングルーズ 6a RP×1
〇 舞姫 6c ★ HD×1
計3本