Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

ほっこり三連休

2007年09月25日 | climb
          「TECNICA Overland Low TCY」を履いて 

お彼岸の三連休初日の土曜日、大津の「岩と雪」に山道具を買いに行った。
僕は、先日ソールがめくれて破棄されたLOWAの靴の替わりに、
TECNICA [テクニカ]と言うメーカのシューズを購入した。
カミさんは、以前から欲しいと言っていたPETZLのヘットランプ「ティカ XP」を買う。
この日は、ちょうど「岩と雪」のバーゲン初日で、
まだ品数も豊富で店長の山本さんにたくさん値引いて頂いた。
おかげで予算アンダーとなりご満悦の二人、少しずつ貯めた100円貯金でお支払いを済ませた。

欲しかったnewギアを格安で入手した後は、友人の家での「お月見の宴」にお呼ばれであった。
日が暮れて月が昇り、涼風渡る庭のウッドデッキで、うまい手料理と酒でもてなし頂いた。
この日は、とてもスペシャルでご機嫌な一日となったのだった。

連休最後の24日は、カミさんと椿岩へクライミング。
鈴鹿周辺はまだまだ蒸し暑く、空もどんよりとしてぱっとしない天気だった。
この日は、5.11台を2~3本を目標にしていた。
アップの後、まずケイブマンに取り付き2回目でRP。
と、雨がぽつぽつ、しばらく様子観していたが回復の兆し見えず。
少し登り足りないが濡れる前に撤収を決め、傘さして下山した。



逃げ足早っかた分帰宅も早く出来て、ビールでゆっくりくつろいだ。
「あつく」はなかったが、ほっこりいい三連休だった。

記録
 日時   9月24日(月) 曇り/雨
 場所   椿岩(三重県鈴鹿市)
 メンバー カミさんと2人
 ルート(★はbigoverのきまぐれ評価)
       〇 モンキージャスティス  5.10b  RP×1  ★ ★
       〇 ケイブマン       5.11b/c  HD×1、RP×1 ★★    
                          計 3本 

25.本格焼酎「やまじごろし」

2007年09月21日 | Liquor collection
酒名    本格焼酎「やまじごろし」 JAうま特産 里芋焼酎
容量/価格  720ml 価格不明
入手    2007.8.23 母の四国旅行土産
醸造元   桜うづまき酒造株式会社 
         愛媛県松山市八反地甲71番地
評価    ★ 癖の無い焼酎 ロックで呑むと格別(★はbigoverのきまぐれ評価)
        色/無色透明  香り/丸い甘み  口当たり/やや舌に刺さる感じがする
        味/香りと反して辛い  のどごし/さらりとしている
      
メモ    里芋で作る焼酎は珍しいらしい。ストレートで呑むのは少しきつい。
      いろんな肴と合い、いつの間にか晩酌が楽しみになってくる焼酎。

とりあえずスタート

2007年09月18日 | climb
            「ツノくらべ」
     
9月も中ばとなった。
そろっとクライミングモードに切り替えねば。
という事で、真夏のような暑さが残る中、この連休にとにかくとりあえず岩を触ってきた。

16日は大津の岩場、久々にロープ付けてのクライミングである。
日に焼けた花崗岩は暑くぬめって、落ちたくない症候群も相まって上手く動けない。
それにしても暑い、高台にあるここでも確実に30度は越えている。
結局5.10を3回目でなんとかRPして、外岩にちょっと慣れて、早々に退散したのだった。

次の日は、前日登り足りなかった分を補うため、一人ゴッシーランドに向かった。
好きなエリアでありながら、腰を痛めてからは一度も訪れていなかった。
ここは乗っ越しのないボルダーがほとんどで、もれなくフォールが付いてくるのだ。

久々のモグラケイブで、以前登った課題を何度かTRYする。
案の定、クライミング中腰をかばい続け、ボルダリングにならなかった。
不意の墜落の恐怖が頭をよぎり、最後の一手がどうしてものびない。
今の時点では、こんなもんなんだろうと無理に納得さす。
悔しいが自分の事である、とやかく言っても仕方が無い。
ここで3時間ほど遊んで帰宅。

今回結果は散々だったが、それでもなんとかこの時期に外岩クライミングがスタートできた。
この2日間で目標は成就出来たように思う。



写真は、10年近く愛用してきたLOWAのアプローチシューズ。
ゴッシーランドで使用中、とうとうソールがめくれてしまった。
この靴、アプローチシューズとして機能も申し分無く、履き着心地も最高の靴だった。
アッパーが革だったのでマメに手入れして大切にして来たのだが、
これでオシャカとなってしまった。
残念である。
いい靴だったので、いつまでも変わりなく履き続けられると錯覚していたが、
やはり経年劣化は確実に進んでいた。
気付かないだけで、物事は常に変化し続けているのだ。

自分やその周囲の事にも、もっとアンテナの感度上げなければと感じた出来事だった。。

記録
 日時   9月16日(日) 晴れ/くもり
 場所   大津 Oの岩場 
 メンバー カミさんと2人
 ルート(★はbigoverのきまぐれ評価)
       〇 ジャングルジム 5.10 HD×2、RP×1(new get)
                   計 3本

 日時   9月17日(月) 晴れ/くもり
 場所   多賀 ゴッシーランド
 メンバー 一人
 課題    ◎パスポート 〇ビンタ


雲海の針ノ木

2007年09月11日 | Mountain summer
         「秋の雲」

針ノ木は一昨年の春、山スキーで訪れた山である。
カミさんはピークを踏んでおらず、僕もこの山の夏は登ってなかった。
上手く休暇が取れたので急遽準備して、針ノ木岳目指して扇沢に出向いた。

天気予報では、大気の状態が不安定と言っていた。
山では雨に降られて、展望は期待出来ないと思っていた。
しかし、稜線は意外に雲が晴れており、思わぬご褒美が戴けた。
カミさんも重荷を持って5時間以上の行程をこなせ、収穫の多い山行となった。


扇沢のゲート前の登山口、「熊注意」の呼びかけあり


ズタズタの雪渓を観る、細くなった部分が「ノド」


沢沿いの道には意外に花が多く、急登の疲れを癒してくれた


針ノ木小屋と蓮華岳方面、植生と岩塔とのコントラストがきれいだ


小屋で幕営受付をすませ、ビールで一息「エビス 生ジョッキビール 1000円也」


朝日を浴びる針ノ木岳の岩稜線


ピークからの眺望、雲海と爺/鹿島槍方面の山々


「旅のお供 ひこニャン」も針ノ木岳(2821m)に 登頂


ロケーションのいい峠で、静かにたたずむ針ノ木小屋

記録
  日程   2007年 9/9(日)~9/10(月)
  場所   北アルプス 針ノ木岳             
  目的   ピークハント
  メンバー カミさんと二人
  行程    9/9/(日)曇り/晴れ時折雨
        3:00 自宅発 → 豊科IC → 扇沢 → 8:00 扇沢駅市営駐車場(無料)
           ・広い駐車スペース、山には早くもガスが掛り始めた
        8:30 入山(1420m)
           ・沢筋の登山道を行こうと思ったが分岐点がよくわからず、
            結局一般の登山道を行く
        10:00 大沢小屋 1675m
           ・沢に降りるまで、意外に傾斜の強い道が続く
           ・沢に出てウドとアザミのお花畑の中を行く、雪渓は無い
           ・1800mあたりで右岸に渡る
        11:40 小滝付近 1940m
           ・数人の方が荒れた登山道を整備されていた(おつかれさまです)
           ・この辺りまで来てようやく雪渓現れる
           ・雪渓はほとんどズタズタで穴があいており、とても歩ける状態ではない
           ・ノド下の雪渓を30mほどトラバースして左岸に渡り、
            鎖付きの岩稜を高巻く
        13:00 マヤクボ沢出合い付近
           ・このあたりから深いガスに包まれる
           ・結局雪渓歩きはノド下の30mだけ、
            せっかくアイゼン持ってきたのに・・・
           ・ガスも出て、植生の無いザレた急登を黙々と登る
        13:45 針ノ木峠(2536m)
           ・針ノ木小屋の幕営場でテント設営、快適な天場 水1L 200円也
           ・北側(扇沢側)はガスで真っ白、反対の黒部川は展望ありで景観を楽しむ
           ・ビール飲んでくつろぐ
           ・テン場には単独者のテントが一張りと我々のみ、静かな夜を迎える
     9/10(日)晴れ/くもり後雨
        3:00 起床
           ・雨がテントを叩く、ゆっくり準備して天候を伺う
           ・空が白む頃、雨が上がる
        5:15 ベース出発(2536m)
           ・次第に雲が晴れて青空も見え始める
           ・写真を撮りながらゆっくり登る
        6:30 針ノ木岳 登頂(2821m)
           ・蓮華、鹿島槍、爺、野口五郎、そして槍も遠望出来る
           ・朝日と雲海が広がる、神々しい風景を存分に満喫
           ・写真を撮り終えた頃、早くもガスが上がりはじめ展望無くなる
           ・幸運に恵まれたピークに別れを告げて下降
        7:40 ベース着
           ・時間はあったが天候悪化が予想されたので、
            蓮華岳行きは止めて早めの下山を決める
           ・濡れたテントを乾かしてベース撤収
        8:45 針ノ木峠(2536m)より下山開始
           ・ガスの中、往路を慎重に下降
        11:30 大沢小屋 (1675m)
           ・雨が降り出す、雨具を着て黙々と歩く
        13:00 駐車場下山(1420m)
        13:40 駐車場 → 大町温泉郷(薬師の湯)で入浴 → 豊科IC 
            → 20:00 自宅着

概念図





夏の思ひ出

2007年09月06日 | essay
             「夏祭りのお楽しみ」

今年の夏入りは雨が多くて、わりかし涼しげに始まった。
そんな中行われた夏祭り(花火大会)で撮った写真が、地元商工会の写真展で入選した。
こうした写真展(ローカルものばかりだが)で入選するのは初めてではないが、もらえればやっぱうれしいもんだ。
世間の方から自分のやってる事を認めてもらえたようで、ちょっとほっとする。



夏の後半はとにかく暑くて、お盆の頃は40度近い気温となり、毎日めげていたように思う。
9月に入ってからは、日の落ちる時間が日々早くなるのを実感するようになった。
「秋」と言うにはまだ早いのだが、そろそろそんな季節がやってくる気配もある。

この秋は、さてどんな「思ひ出」が創れるだろうか・・・?