Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

山行の後味は?

2005年02月28日 | outdoor&sport
山に行った時の楽しみの一つとして、「食べる」ことがある。
制限のある荷物の中で、なにを持ち上げて食べるのか。
このことは、計画段階より重要な検討事項である。

行動食の最大の目的はエネルギーの摂取、つぎに非常食的な要素があるか、そしてお楽しみとしての食。
この三つを兼ね備えた良いもの物はないか、いつも頭を悩ます。
それでも試行錯誤試すうちにパンやチョコなどと共に、いつしかチキンラーメンも選ばれることが多くなった。
高カロリーで軽量、そのままでも食べられないことないし、もちろん炊けばこれが格別にうまい。
冬であれば体も暖ったまるし、水分補給もできる。

余裕のある時は、ピークなどでこれを食している。
今回のブンゲン山は時間的にも天候も余裕がかなりあったので、ラーメンをすすりながら「ビールがあればなぁ」と、とても後悔した。(自分の山行ルールで行動中は禁酒なんだが)

最高のロケーションの中で、あったかな休息をとる。
腹もふくれていよいよ、気持ちの良いピークからの楽しみなスキー滑降が始まる。

こんなたのしい山登り、やめられるはずがない。
僕の後味の良い山行は、いつもチキンラーメンの香りがするのだ。

記録報告 ブンゲン山 山スキー  2005.2.27 (日) 晴れ時々くもり
メンバー かみさんと二人
状況   奥伊吹スキー場で積雪1m超 10㎝程度の新雪あり

9:00  スキー場駐車場(入山)
 ↓    リフト使用
9:40  品又峠
 ↓    閉鎖ゲレンデからシール登高、快適なブナ林をゆっくり満喫
12:00 ブンゲン山(1260m)
 ↓    休憩、ピークでは十数人の登山者がいて、にぎやかな昼食タイムとなった
13:00 ピークより滑降開始
 ↓    快適な大きな斜面(高差50mほど)を滑降の後、シールを付けて登滑降。
14:30 品又峠
 ↓    ゲレンデで2本滑降
15:30 スキー場駐車場(下山)

テーラー気分

2005年02月24日 | outdoor&sport
「ものづくり」は楽しいものだ。
よく僕は、山で使う道具類を使い勝手良いように手を加えるが、成否も出来てからのお楽しみ。
今回は、冬山で使うビニー(ニット帽子)の改修を行った。
さてうまく出来るのか‥‥?

馴染みのある山屋の店で2年前に買ったこの帽子。
1500円程で値段も安かったし、形・デザインとも今でも僕のお気に入りである。
もちろん通常での使用では、まったく問題はない。
しかし難点として、裏地にフリースが張ってあるんだが、これが運動量の多い時に汗で湿気るのだ。
山でハイクアップのあと稜線の寒気に当ると、頭の湿気はまたたく間に冷え氷化し非常に不快だ。
頭はどんどん冷たくなり、時には頭痛をおぼえ危険を感じることもある。

冬山での濡れは、生命の危機に関わることである。
これを解消すべく改良を試みた。

近年繊維素材の飛躍的進歩で、化繊もかなり信頼できる物が出回ってきた。
でも、基本的に僕はウール派。
「ウールは濡れても暖ったかい」と言うことを、僕はこれまでの山岳活動で得た経験から承知している。
ウール素材と僕との間には、あつい信頼関係があるのだ。
ゆえに、ウールの布地をこのビニーの内側に貼っつけることにした。

市内の手芸屋さんに行き、売れ残りのウールフラノを800円で購入。
これを裁断し、ビニー裏側に糸で縫い付ける。
一月程前NHKドラマでやっていた「オーダーメイド」のテーラー気分で、一針一針丁寧に縫い進める。

でも相手は帽子、3次元の曲がりがありウール地がたわむ。
それを修正しながらも、やや強引に縫い付けて行く。
無心で作業し、だいたい3時間程で縫い付けることが出来た。
素人手縫いなんで仕上がりにジジ臭さはあるが、かみさんからは及第点を頂く。
かぶり心地も違和感がなく、自分でもまずまず満悦気分である。

あとは実戦での使用に絶えられるか、今度の山スキー行が楽しみである。

予定は、2月27日(日)ブンゲン山 山スキーハイキング 、乞う御期待!

3.サンシュユ(山茱萸)

2005年02月23日 | Portable Weblog
ミズキ科ミズキ属

裏面脈腋には褐色の長毛が密生しており、子供の頃この木の葉を胸にくっつけて遊んだ。
葉に先立って短枝の先に黄色い花が群がって咲き別名をハルコガネバナともいう。
散形につく小花群の基部には伏毛を密生した2対の総苞片がある。
この種とごく近縁な植物にカルフォルニア州北部に自生するC.descifloura と、ヨーロッパに分布するC.masがある。
お互いに形態のよく似た植物だが遠く離れて分布する。

朝鮮、中国原産の落葉小高木、高さ4m。
葉は対生で卵形。花は3月、両性で4数性花。
液果は紅熟し、大きい1個の核がある。アキサンゴの名は紅い果実に基づく。
朝鮮から薬用植物として渡来し、今は花木として庭や公園などで栽培される。
切り花用にも生産され、繁殖は根つぎ又は実生による。

「街の樹木」八田洋明著 栃の葉書房より

焦りの右肩上がり

2005年02月21日 | life
ものごと、自分のおもい通りにいかないことぐらい十分承知している。
でも僕は聖人でないので、焦り苛立つ。

カロリー摂取の単純な四則計算で決まるのが、体重の増減。
腰を痛めてから体を動かさない日が続き、腹減ってないのに普通に食べる。
体重が減らない。

当たり前のことである。
でも、わかっちゃいるけどコントロール出来ない。
週末友人達との飲み会などもあって、今朝のヘルスメーターの数値は、先週末より0.5㎏アップしていた。

やばい、やばい!
もう一度、足し算引き算のおさらいからだ‥‥。

2.アセビ(馬酔木)

2005年02月19日 | Portable Weblog
ツツジ科

花序は前年の7月頃には形を整え、越冬準備をするかにみえる。
そのかわり開花も早く、厳冬の2月下旬頃にはすでに咲き始めるものがある。
乾いた感じの花冠は、風で触れあい音をたてる。
花後幼果は下を向いているが、数日後には上に向って花柄を曲げる。

本州−九州、中国に分布する常緑小高木で、やや乾いた山地に生える。
葉は互生、新芽は赤いものと緑色のものがある。
葉はほとんど無毛、中部以上に浅鋸歯がある。

花は3−4月、がくは5深裂し、無毛。花冠は細い壺形で先は5浅裂。
雄しべ10本、花糸に軟毛密生し葯の背面下部に約1.3㎜の刺状突起がある。
子房は無毛、果実はさく果、扁球形で径5ー6㎜。

和名は家畜が誤って食べると「足痺れる」ところからついたといわれ、また同様に馬酔木ともいわれる。

「街の樹木」八田洋明著 栃の葉書房より

うつろい

2005年02月18日 | essay
二月も半ばを過ぎた。
外は今し方雨が降り出し、窓から見える屋根瓦も濡れる。

天気予報では、週末から来週にかけて雪マークがある。
長い前線が、日本の南岸に停滞するようだ。
このかたちは、3月によく見られる気圧配置だ。
厳冬期は、終わりを告げるようだ。

明日の晩は、友人の「卒業祝い会」。
話題や行事も春っぽくなってきた。

1.レンギョウ(蓮翹)

2005年02月18日 | Portable Weblog
モクセイ科レンギョウ属

中国原産の落葉小低木。
枝はよく伸長して下垂し、先が地につくと発根する。全体無毛。
葉は卵形、縁に鋸歯がある。徒長枝につく葉は時に3裂する。
茎は節を除き中空。

花は3-4月、葉腋に単生し、葉にさきがけて多数がにぎやかに咲く。
花冠は黄金色で4深裂。
雄しべは2個、花筒とほぼ同長。雌しべに長花柱型と短花柱型がある。
挿し木で増殖するから地方ごとにいずれかの型が多い。
さく果は長卵形、粒状の皮目がある。

「街の樹木」八田洋明著 栃の葉書房より

wwwの罠

2005年02月16日 | essay
腰が壊れてから、体のことなどすこし勉強するようになった。
腰痛の治療法などは、早く治したい一心で結構調べた。
ストレッチの延長で去年からぼちぼち始めていたヨーガは、以外に予備知識として役だった。

最近では、メンタルトレーニングに関しての本にハマった。
ここには東洋的思想を取り入れた、体とメンタル双方の調律法が解説されている。
ここでもまたヨーガや釈迦仏教の理念が、スポーツにも取り入れられ成果が上がっていると言う。
マンダラートと言うツール(ノート)を使った思考整理法も紹介されていた。
この一冊には、僕にとって目新しいものが多くあった。

世界のアスリートもこの理念を取り入てている者が多いという。
案外、東洋的思想を正しく認識出来ていないのは、僕ら日本人なのかもしれない。
こう言ったことも、今ではネットを通じて簡単に知ることが出来る。

目新しいことを調べるのに、ネットは本当に便利だ。
この関係をネットサーフィンして行くうちに、スロートレーニングについても辿り着くことが出来た。
このトレーニングは怪我も少なく、クライミングの筋トレにも効果がありそうだ。
僕の今の状態にシンクロしていることもあり、さっそくマンダラートとスロートレーニングを取り入れることにする。

体の復調と共に生活改善を思い描いていた自分にはぴったりのアイテムだと、無邪気に知識の広がりを喜ぶ。
でもヨシヨシと思う反面、wwwの蜘蛛の巣にいとも簡単に引っ掛った僕は、やっぱ無知で単純馬鹿なんだろうかと、すこしめげたりもする。



スクール

2005年02月14日 | climb
びわ湖こどもの国(高島町)に人工壁(5m×9m)がある。
ここで毎月(年10回)スクールの講師をやっている。
大抵7〜10名が集まって、大人もこどもも和気あいあいとクライミングを勉強している。

昨日のスクールでは午前中ストレッチの講議をして、昼からはいつものようにトップロープでのクライミングを行った。
壁には、5.5から5.10bぐらいの名前のついたルートを10ほどつくってある。
みなさんそれぞれのグレードで、自分にチャレンジしている。
すこしずつではあるが、成果もみられるようになって来ている。

毎月のことで時間もとられるが、ここで講習するのを僕は嫌だと思ったことがない。
なぜなら、ここにはクライミングすることの原点があるからだ。
自分の体のみを使ってクライミングする喜びを知った彼等は、真面目に懸命にそして心底クライミングを楽しんでいる。

昨日もこどもたちの屈託のない笑顔に吊られて、痛む腰も忘れて久々にクライミング出来た。
彼等から得るものは多いと実感する。

ダラダラ

2005年02月11日 | life
今日は建国記念日、国民の休日。
でも、今日は事務所で仕事。

といっても、特に急ぎでもなくダラダラ図面の修正などをする。
外は、天気はいいんだが薄ら寒い。
腰の調子も今一つで、すべてのモチベーションが下降線状態。

こんな日は早めに帰って、肴つついて熱燗飲むか。
ちなみに明日も仕事。