Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

街に行く

2007年08月27日 | life
          名古屋駅前で建設中の捻れた丸ビルに圧倒される

うちが出かけると言えば、大抵アウトドアである。
でも昨日は、久々に街に出る機会を得た。
行き先は、日本経済を牽引する活気ある大都会「名古屋」。
母も出品する花展の撤花を兼ねたお迎えで、ここに出向いた。

せっかくのお出かけなんで、名古屋見物しようという事で、「ちょっとお上りさん気分」で朝から出発する。
鞍掛峠越えて尾鷲まで出て湾岸高速のって、まずは「ブルーボネット」というフラワーガーデンに行く。



ここは中部電力火力発電所の緑化公園で、非常に安価で入場出来る。
仕事の研修もかねて、よく整備されたガーデンを見学する。
非常に暑い日だったが、園内に川も流れていて、そのせいか過激な気温上昇は抑制されていたと思う。
庭の作りもナチュラルで、とても気持ちのいい所だった。

3時過ぎに、花展の撤花に間に合うようにここを出る。
途中熱田神宮に寄ろうと思ったが、「熱田神宮公園」の駐車場に入ってしまう。
ここは完全な市民公園で観光する所ではない。
しかし、交通量の多い名古屋の大きな道路をUターンして戻る気にもなれず、仕方なしにここらを散策。
グランドで行われていた草野球をジュース飲みながらしばらく観戦して、時間つぶしする。

そしていよいよ今日の核心、名古屋駅前にある「名鉄百貨店」へ。
なんせ田舎もんである、この広い道路と交通量はかなりのプレッシャーである。
カミさんナビとカーナビ(父の車)で、なんとか無事名鉄の駐車場にはいる。



店内を通って、花展の会場に行く。
花展というものに初めて行ったのだが、その華やかさにちょっと圧倒される。
都会のデパートでの開催という事もあるんだろうが、来場者も多い。
普段こういう華やかな世界に縁がないので、その分新鮮である。
わからないなりに、展示されている「いけばな」を、楽しんで鑑賞した。

時間が少しあったので「名鉄」周辺と店内も周遊。
向かいの建設中のビルに圧倒されて、店内の商品の値段に凹まされて、人の多さにめまいを覚えて・・・。

7時過ぎに撤花をすませて、帰路につく。
帰りの車中ではいろんな意味であつかった今日を既に忘れて、次の山行やクライミングの企みにおもいを馳せたのだった。

名鉄デパート





ビール-1

2007年08月24日 | Whim research
気まぐれ研究第二弾は「ビール」。

「序章」
ビールは旨い!

これだけでいいんだけど、もう少しビールについて勉強してみようと思う。
そして今まで以上に美味しいビールをいただく事にする。

今だから言える、初ビールは小学生の3年生であった。
場所は、母方の実家で催されたお盆の親戚宴会であったような。
もちろん、当時でも立派な法規違反である。
今も昔も「お酒は二十歳になってから」は鉄則である。
もう時効なんで、どうかお許しください。

しかしながら僕はそのときすでに、少年でありながらその旨さに魅了されていた。
奥深い苦みと神秘的な香り+旨味。
世の中にこんな旨い飲み物があるのかと、感激したのを今も覚えている。

その後大人になって僕にとっての「ビール」とは、暑い夏の夕時の、「とりあえずビール」であり、多くの仲間と美味しい肴とで楽しく呑むビールである。
ジョッキビールも外せないし、黒ビールや外国産などの地ビールも、忘れられない記憶として脳にインプットされている。
そしてなんと言っても、山やクライミングでがんばった後の「ご褒美ビール」の格別の旨さである。

そんな愛すべきビールを呑み続けて30年?、この機会にビールの世界をちょっと覗き歩いてみる事にする。

後日に続く。

24.飛騨「蓬莱」

2007年08月22日 | Liquor collection
酒名    飛騨「蓬莱」おんざろっく 夏のにごり酒
容量/価格  720ml 1200円ぐらい
入手    2007.8.14 奥穂登山の帰りに高山の土産物屋「板倉」で入手
醸造元   有限会社 渡辺酒造店
        岐阜県飛騨市古川町壱之町7-7
評価    ★★★ マッタリとしたわりにシャッキトしたにごり酒(★はbigoverのきまぐれ評価)
        色/乳白色  香り/甘い  口当たり/マッタリ
        味/すきっとした甘み  のどごし/しっとりまろやか
      
メモ    冷蔵庫で冷やしてストレートで呑む。酒飲みには応えられない旨さ。
      親元の盆の呼ばれで、義兄と一晩で呑み尽くす。

23.「奥飛騨」

2007年08月22日 | Liquor collection
酒名    ふるさとの酒「奥飛騨」
容量/価格  500ml 1500円ぐらい
入手    2007.7.29 西穂登山の帰りに平湯温泉で入手
醸造元   高木酒造株式会社 
        岐阜県下呂市金山町金山1984番地
評価    ★★ 上品な地酒(★はbigoverのきまぐれ評価)
        色/無色透明  香り/甘い  口当たり/マッタリ
        味/乾いた甘み  のどごし/しっとり
      
メモ    量は少なかったが、美濃焼の容器に惹かれて購入。
      おいしいお酒でした。

我が家の残暑対策は

2007年08月20日 | Mountain fishing
残暑が厳しい。
昨日の日曜日も、日差しが強くとても家でくつろぐ状態ではなかった。

「こういう時は川遊びに限る」
という事で、釣り竿持って渓流にカミさんと行く。

簡単な仕掛けを作って、ぶどう虫とイクラのえさ釣りで入渓する。
川に魚影はあるので、ほとんど釣り素人の我々でも、アブラハヤなら比較的簡単に釣れる。
でもアブラハヤはどれも小さいし、食べても旨くないのでその場でリリース。
なかなか大きいのは上がらないが、河原の空気は涼しく足に冷たい水流も気持ちいい。
真っ黒のトカゲみたいなのも(イモリかサンショウオ)川中にいる。
マムシやシマヘビも見れて、河原は生態系に満ちあふれていて、なんだか楽しい。
えさが乏しくなった頃、空がゴロゴロ鳴きはじめ撤収を決める。
結局4時間ほどいて、避暑を兼ねた渓流釣りをそれなりに楽しんだ。
参考;お魚図鑑

二人の成果としては、12センチ程度の渓魚(カワムツ/オイカワ)が5匹。
この5匹をお持ち帰り用に川でさばいて、家で塩焼きにして美味しく頂きました。



真夏の「穂高」に浸る

2007年08月16日 | Mountain summer
               「山並」

今年の夏の山行は「穂高」に決め、カミさんと岳沢に向かった。
岳沢~天狗沢~ジャンダルム~奥穂~前穂~岳沢は穂高のバリエーションルート。
天気の安定した穂高で、存分に岩稜登山を堪能した。


早朝の上高地バスターミナル、昼間は人で一杯になるんだろうな


河童橋付近からの穂高連峰


岳沢のキャンプ場と上高地の眺め


ミヤマシシウドと天狗の頭


天狗沢のきれいな草付き


岩稜帯より望んだ槍が岳


ジャンダルムピークと奥穂


ロバの耳の悪い登下降路


美しいナイフリッジの馬ノ背、見た目より快適な登攀ができる


ジャンダルムから西穂、焼岳の展望


奥穂ピークからの槍が岳の勇姿


吊り尾根と前穂高岳


涸沢と前穂北尾根


紀美子平から重太郎新道を俯瞰


朝焼けの焼岳と乗鞍


世話になった岳沢ヒュッテ、早期の再建を願う

記録
  日程   8/12(日)~8/14(火)
  場所   北アルプス 穂高岳             
  目的   ピークハント
  メンバー カミさんと二人

行程    8/12(日)晴れ 
        0:30 自宅発 → 飛騨清見IC → 高山 → 
        4:30 平湯温泉アカンダナ駐車場→ バス → 6:30 上高地
        7:30 入山(1505m)
           ・朝早くから観光客が大勢いる
           ・岳沢ヒュッテの営業は売店とテント管理のみ
           ・登山者まばら、静かな岳沢への登山道を行く
        11:00 岳沢ヒュッテ(2160m)
           ・ここでテント設営、天場は5分ほど上がった登山道脇
             水1L 100円也 トイレ一回100円
           ・設営完了後天狗沢を散策/偵察。
           ・ベースに戻り、木陰でビール飲んでくつろぐ
           ・日差しが強く、やや熱中症気味
           ・夕方テント泊登山者続々と到着、
            皆さん天場確保に苦労していた
     8/13(月)晴れ
        1:50 起床
        3:50 ベース出発(2160m)
           ・ヘッテンつけて登高開始、水2L持参する
           ・親子3人パーティーも天狗沢を行く、
            彼らは西穂を往復の予定
           ・草付きの歩きやすい登山道を行く、2400mあたりで夜が明ける
           ・2600mあたりからザレた沢に入る、浮き石多く悪い
           ・天狗のコル下残り100mは特に悪い、落石を起こさぬように慎重に登る
           ・天狗沢は下降路には不適と考える、
            このルートはあくまでエスケープルートとして考えた方がいい
        6:30 天狗のコル(2750m)
           ・ビバークパーティと会う、
            昨日西穂ロープウェイの混雑で行程が狂ったようだ
           ・コルは冷たい強風が吹き抜けている
           ・長い登高が始まる、鎖場もあるが問題なし
        8:20 ジャンダルム (3163m)登頂
           ・快晴のピーク、北アルプス360度の大展望
           ・ぼちぼちと奥穂~西穂の縦走者とすれ違う
           ・その中でジャンダルムを直登フリーソロしていたパーティあり、
            僕もやってみたかった
           ・ジャンのトラバースから馬ノ背までが核心、
            特にロバの耳下降が最も悪い縦走路
           ・馬ノ背は露出感があり、とても楽しい岩稜登攀(2級程度)
        10:00 奥穂高岳 (3190m)登頂
           ・たくさんの登頂者で賑わうピーク
        10:45 奥穂高岳 (3190m)出発
           ・長い吊り尾根を下降
           ・北尾根と涸沢を時折望みながらいく
        12:20 紀美子平 (2900m)
           ・多くの登山者が休息、長野県警の3人パーティがパトロールしてくれていた
           ・カミさんと相談して、体力消耗と時間を考え前穂ピークは諦める
           ・急降下の重太郎新道を行く、悪くはないがミスは許されない、慎重に行く
           ・熱中症気味で頭が痛む
        15:20 ベース着(2160m)
           ・テン場は多くが撤収されてテントまばら、静かな岳沢となる
           ・消耗した悪い体調でビール、旨かったが後で悪酔いする(反省)
           ・なんとか食事を流し込んで寝る
           ・満天の星空、ペルセウス流星群もあり、カミさんはせっせと写真撮影
     8/14(火)晴れ
        5:00 起床
           ・体調回復、ゆっくり朝食をとってBC撤収
        8:45 下降開始
        11:30 上高地(1505m)下山
            → バス → 
        12:30 アカンダナ駐車場 → 平湯温泉郷で入浴 → 関ヶ原IC → 
        8:00 自宅着

ルート図