goo blog サービス終了のお知らせ 

言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

余韻冷めやらず

2023年03月26日 | スポーツ観戦
WBC優勝から4日たっても、未だ余韻に浸っている。
各番組がこの話題を取り上げ、同じシーンを流しているが、何度でも見られる。
何度見てもグッとくる。
解説者によって視点が異なると、改めて見直して「なるほど」と思ったりする。
 
少し冷静に戻ってブログの観戦記を読み直すと、劇的展開と興奮が全然伝え切れていない。
映像にかなうべくもないが、プロはどういった表現をするのだろう?
 
本棚から故山際淳司氏の著書「スローカーブをもう一球」を取り出してみる。
プロ野球、甲子園野球、ボクシング、オリンピック等を扱ったスポーツ・ノンフィクションの短編集である。
雑誌Numberの創刊号に掲載された氏のデビュー作「江夏の21球」も収録されている。
1979年の日本シリーズ第7戦(広島カープ vs. 近鉄バファローズ)、9回裏に江夏豊投手(カープ)が投げた全21球に焦点を当てた作品で、若い頃息を詰めて読んだ記憶がある。
 
もう一度読んでみたくなった。
かなうべくもないが。