Dさん一家はBさん・Sさんが家族ぐるみで親しくしているお友達で、「gang of fiveが来るなら我が家へも。」と言ってくださったのだそうだ。
イギリスの一般家庭に訪問するなんてツアー旅行などではとうていできない体験である。




裏庭の通用門からお邪魔すると三面硝子張りの明るいお宅で、それにも増して明るいご夫妻がハグで歓待してくれた。
「Nice to meet you. Thank you for inviting us.」と言うのが精一杯だった
お土産はみんなで相談して負担に思われない物を差し上げた。
その中にはTさんが描いたご家族4人(同居の息子さんと、ロンドンで暮らしているお嬢さんがいる。)の似顔絵があった。
Bさんが送ってきた画像を元に描いた似顔絵はそっくりで、しかも全員が和服を着ているという凝りよう。とても喜ばれた。さすがTさん
「全面硝子張りなのに、カーテンもブラインドもないわね。」
「うん、塀が高いから大丈夫なんでしょうね。きっと。」
Mさんと小声で話した。初めてのお宅、キョロキョロ見ては失礼と思いながらもついつい主婦目線になってしまう。
いただいたお料理はどれも美味しかった!
自家製野菜のディップやイチジクとチーズを生ハムで巻いてローストしたオードブル、ビーフパイ…。
写真に撮りたかったが遠慮した。
デザートになるとくだけた雰囲気になったので、失礼してパチリ。このメレンゲケーキも美味しかった!
午後8時でも窓の外は夕方くらいの明るさだった。
前庭を見せていただき、食後は暖炉のある居間に移った。
Zさん、Tさんは十分コミュニケーションがとれる英語力でご夫妻と歓談していた。
こんな時「英会話をちゃんと勉強しなきゃ!」と思う。
…ん? 4年前ケアンズのBさん宅に行った時もそう思ったはずだ。
4年と言えば上達するに十分すぎるほどの年月ではないか。なのに…
正直心の隅には「今さらやっても…」という気持ちがなくもない。
いやいや、ガンジーは言っているではないか。
「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい。」
学ぶのに遅すぎるということはないのだ(と、今は言っておこう)。
楽しい時間を過ごし、午後11時頃Dさん宅を辞去した。
明朝はホテルをチェックアウトしてコッツウォルズに向かう。

これは往路の機内風景。右端でブランケットにくるまって寝ているのが私である。
写真とはまた違った味わいがあって素敵! Tさんにお願いしていただいた。
To be Continued