10月23日~28日、オーストラリアのケアンズを旅行した。
高校時代の同級生Mさんが在住していて、以前から「遊びにいらっしゃい」と誘われ「行ってみたいなぁ…」と思っていたが、こんなにあっけなく実現するとは!
8月半ば、やはり同級生の友人Zさんが「ネットで見たらケアンズ往復6万円、友達はタダというバーゲンチケットがあるよ!」
と言ってきた。
「ホント!? 一人往復3万円ってこと? 実家(宮崎)に帰るより安いじゃない!」
と驚き、が、話だけで盛り上がっているうちにバーゲン期間は過ぎてしまった。
しかしそこで諦めないのがZさん、俄然行く気になってさらにネット検索したようだ。
数日後、「一人往復6万円で行けるよ。行かない?」というメール。
これでも南半球までのチケットとしては信じられない安さ(正確には往復\59,700)である。
「行こうか」 「行こう!」
さらに同級生のKさん、その妹のTさんも「行く!行く!」ということで、日頃から会っている気のおけない者同士、女4人旅となった。
パスポートはすでに期限切れでさっそく申請。
オーストラリアはビザが必要で、これはネットで取得した。
Tさんが「旅のしおりを作ります」と申し出てくれた。
彼女はプロの漫画家、出発前に写真満載で観光予定地の解説などを盛り込んだ見事なもの(画像、国旗の表紙の冊子)が全員に配布され、旅の間大いに役立った。
そうこうしているうちに出発当日。
午後7時に集合し、チェックインを済ませて両替と夕食。
当日の豪1$=\93くらいだったと思う。(両替はもちろん紙幣のみ。画像のコインは持ち込み。)
フライトは午後9時25分、機内で寝て時差1時間のオーストラリアに翌朝6時着となり、とても効率的だった。
格安チケットなのでサービスは一切ないとのことだったが、ペットボトルの水が配られた。
座席も狭いだろうと覚悟していたが、さほどでもなかった。
ここでも座席の予約をしたZさんの手腕が光った。
4人なので中央の4席並びでもよかったところを、窓側の2席を前後で取っていたのだ。
全員が搭乗したところで、前後ともに横の4席が空席。2人がそちらに移動して、全員2席分を確保できた。
Tさんに至っては、早めに横になったので4席分に全身伸ばして寝られた。アッパレ!
私たちの後ろにホームステイに行くと思われる女子高生の集団がいて、遅くまでおしゃべりしていたのが少し気になった。
機内の寒さ対策にストールを持って行って正解だった。
いつ日付変更線を越え、いつ赤道を跨いだのか、目覚めたらケアンズの夜明けだった。