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言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

フリース生地で

2016年03月29日 | ハンドメイド

ずいぶん以前、フリースのブルゾンの袖口を熱で溶かしてしまった。アイロンだったかストーブだったかもう覚えていない。
ユニクロのブルーと茶色のリバーシブルで気に入っていたが、仕方なく解体して使える部分とファスナーを長い間取っておいた。

バッグの中の小物入れを作った流れで「そうだ、フリースでデジカメ入れを作ろう!」と思った。
100円ショップで買ったケースを使用していて、カッチリした保護機能は申し分ないが色が好みではなかった。
フリースなら柔らかいし厚手なので大丈夫だろう。
しかしフリースと内布を重ねてくるんでみるとちょっと心もとない。
小さいサイズで面倒だったが、キルト芯があったので挟み込んだ。
無地で面白みがないので、これも面倒だったが2色でコントラストをつけることにし、底で接ぎ合わせた。
ファスナーもテープもストックで間に合わせている。
お揃いでカメラとスマホのチャージャーケースを作った。旅行の時は欠かせない。
まだ生地が残っていたので、イヤホーン入れも作った。
       
内側はそれぞれこんな感じで、3点とも共布で揃えた。
チャージャーケースには予備のSDカードを収めるミニポケットを付けた。
イヤホーンは今まで小さな巾着に入れていたが、取り出すと例外なくコードが絡まっていて解くのが面倒だった。
それを解消すべく束ねてしまえるようマジックテープ付きの結束バンドを取り付けた。

立つペンケース

2016年03月23日 | ハンドメイド

バッグインバッグを作った流れからペンケースも作ることにした。
シンプルな形のものなら簡単だが「立つペンケース」が前から気になっていて、これに「手作り」のワードをプラスしてネット検索したらいくつかヒットした。

立つペンケースのオリジナルはコクヨの「ペンフリッツ」で特許商品だが、個人的に作って使うのは何ら問題ない。
YouTubeの制作工程動画を見てみる。
「フムフム、これなら手持ちの材料で何とか作れそう。」
ということでさっそく試しに作ってみた。
        
動画にあった型紙のサイズにサインペンを置いてみたら、長さがギリギリのように思え1㎝伸ばした。
そのせいでファスナーが端まで届かないのはわかっていたが、まずは手順の把握なので構わないし支障はない。
ファスナー付けがきれいなカーブにならなかった 内布に付けたポケットは4分割。

開くとこんな感じで手前に半円形ののペンスタンドができる。
キャンパス地を使ったので上部を折らなくてもしっかり立つ。
お試しなので安易にタグを付けたら、使用時の真正面になった。
まるで夫に謝意を強要しているようではないか

バッグインバッグと同じ綿テープを使い、内布はトートバッグを含めての共布でシリーズ3部作となった(ちと大げさ!)。

実際に作ってみると段取り次第でもっときれいに仕上がることが分かり、アレンジもいくつか思いつく。
次は自分用を作ろう。
…ん…? 夫のは試作品で本番が自分用?

在庫を形に

2016年03月22日 | ハンドメイド

不要になった衣類などを処分する時、使えそうなパーツは取っておく。
しかしそれらを使うことがなかなかない。ボタンはクッキー缶にいったい何個あるだろう。
ファスナーも然り。布団カバーからはずした超ロングサイズのものまである。
活用しなければ手間暇かけて選り分けた意味がないではないか。

古いバッグを処分した時、ファスナーやDカン、それからぶら下がりタイプの内ポケットがきれいなので取っておいた。
まずはこれを何かにしようと思い、バッグ イン バッグを作った。
元はファスナーの片側がバッグの本体に付いていたので、その縫い代をファスナーに縫い付ければOKだが、それではちょっと味気ない。
左右の辺も断ち落としをバイアステープでくるんだだけで、内ポケットならではの簡単な処理だった。
結局展開し縫うことにした。厚手のラミネート生地でゴワゴワするのを懸念したが、フラットバッグにふっくら感ができて悪くない。
黒の無地なのでサイドに赤のタブを挟んだ。
本当はファスナーも赤に替えたかったが、新たに買っては何にもならないのでそのままに。
内部はラミネートのペタペタした感触が嫌なので中袋を付けた。
表に「SAZABY」、中に「sonnet」のタグ(笑)。   
通帳入れなどになりそうである。


夫に見せると、「いいなぁ。自分もこんなの欲しいな。」と言うので、余勢を借りて一気に作ったのがこれ。
黒のデニムでもクタッとなるので、外ポケットを付けてちょっと厚めに。
縁に使ったのは、どこかの店の買い物袋の持ち手を取っておいたグリーンの綿テープ。
ファスナーは件の古いバッグに付いていたもの。取っ手のステッチが少々汚れているが、目をつむってもらおう。
中袋の生地は、以前夫のトートバッグを作った時の余り布。見えないところとはいえバッグとバックインバッグがペアになった。
チケットや領収書入れなどにはなるか?

遅れも遅れたり

2016年03月14日 | ハンドメイド


郷里の友だちが年賀状に「私にもバッグを作って欲しい。」と書いてきた。
実はその年賀状というのは一昨年のもの。
「急いでないからいつでも」をいいことに、頭の隅に常にあって気にしてるのになぜか取り掛かれず1年以上が過ぎてしまった。
前回アップの合財袋を作ってようやく制作モードになり一気に仕上げた。

その友だちはお寺の住職の奥様なので着物を着る機会もあると思われ、和のバッグに決めた。
紬の端切れの画像を数点送って、松葉の柄を選んでもらった。
その確認は年賀状を貰った直後の迅速な行動だった。なのに、だからこそ尚更1年以上放置とは…。
Fさん遅くなって本当にすみませんでした!

紬の端切れは両面と取っ手、かぶせに使うのがやっとの広さで、外ポケットの見えない部分、内側の処理は濃紺の布にした。
マチは彼女の好みの色かどうか自信がなかったが、山吹色の帯が厚くてしっかりしているのでそれに決めた。

タテ23㎝×ヨコ30㎝×マチ12㎝
内部の両サイドにポケット3つ。

     
かぶせはマグネットボタンの方が見栄えがいいが、中味がいっぱいの時と少ない時でスライドして留められるよう、使い勝手を優先してマジックテープにした。
底鋲も付けた。この作業の時はカマボコ板を下に敷き、工具箱にトンカチが見当たらないので肉叩きで打った。
手近にある物なんでも活用しなければ。

週末に送ったのでそろそろ届く頃。気に入ってくれるだろうか。

久々のソーイング

2016年03月13日 | ハンドメイド

     
友だちのMさんから合財袋とポシェットの制作を頼まれた。
ずいぶん長いことミシンに触れていない。
始めると徹夜もいとわないのに、一区切りついて離れるとなかなか次のエンジンがかからない。
再開のいいきっかけになった。

送られてきたのは手拭い3枚で、うち2枚は亀戸天神のもの。何でもご主人がお知り合いに進呈されるとか。
   
型抜き部分をどれも活かしたく、神社名は内ポケットに。
     
梅の紋が布の上端にあったので、苦肉の策で下の無地部分を持ってきて接ぎ合わせた。
   
   
グレーの手拭いはMさんのお知り合いからオーダーされたポシェット。
ストラップは市販の物を使うのでフック掛けだけを、と指定された。
もっとも希望サイズが手拭いの幅ギリギリの大判だったので、ストラップを作るスペースなど残ってなかったが。
オーダーにはなかったが、裏面に外ポケットを付けた。内袋は柄物で。

天神様、天満宮といえば梅が付きもの。
近くの植物園に梅林があるが、もう散っているだろう。
今年は見逃したので過去の画像を。