
昨年12月13日、WBO世界バンタム級王者バトラーと対戦してKO勝ちを収めた井上尚弥選手は、WBO、WBA、WBC、IBFの4団体統一王者になり、試合後のインタビューで、スーパーバンタム級に階級を上げることを宣言していた。
そして今年1月に、保持していた世界バンタム級王座を返上し、正式にスーパーバンタム級転向を発表。
3月に、5月7日に現WBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトン(米)とのタイトルマッチを行うことを発表したが、井上選手が練習中に拳を痛めて延期されていた。
今日7月25日、井上vsフルトン戦を含めて全9試合が開催される。
アンダーカードの試合経過によって開始時間が前後するが、前回は午後9時頃だったと思う。今回もまた動画配信サービス(泣)。
dTV改めLeminoでの独占配信である

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7月26日追記

8ラウンド1分14秒にTKOで勝利し、世界ベルト2本を獲得した。
やっぱり井上選手凄い!

年々夏の気温は上昇し、逆に自身の体力は年々下降し、暑さが身に堪えるようになった。
不要の外出を避け、自宅で過ごすようにしているが、さりとてミシンで何か作ろうという気にもなれない。

Amazonプライムで「憧れを超えた侍たち」を見た(実は2回め)。
WBCの本大会だけでなく、2021年12月の栗山監督就任記者会見から、代表選手30人の選考会議、アメリカ視察、宮崎合宿、強化試合なども盛り込んだ130分のドキュメンタリーである。
全試合を繰り返し見て、スポーツニュースもことごとく見て、名シーンは見尽くした感があったが、移動バスの中やベンチ、ロッカーでの様子など、チーム専属カメラならではの貴重な映像が数多くあり、感動を新たにした。
準決勝メキシコ戦、佐々木朗希投手は3ランを打たれ0−3となり、4回でマウンドを下りた。
ベンチの奥でグラブを床に叩きつけ、独りしゃがみこんでいた。その目は真っ赤だった。
カメラは非情にもそんなシーンも捉えている。
7回ウラ、吉田が3ランを打って3−3の同点に。
7回ウラ、吉田が3ランを打って3−3の同点に。
ベンチで抱き合う佐々木と吉田のシーンだけ拝借



WBC以降、地上波での野球中継が少し増えた気がする。
どこか1チームに肩入れして応援すると観戦の楽しみが増すのだろうが、別球団の選手の活躍にも拍手、応援したくなる。
昔見ていた頃は、野村監督率いるヤクルトが面白かったが、東京音頭に乗って傘を振るまでではなかった。
今は何と言ってもメジャーリーグ大谷選手の活躍にワクワクしている。
昨日18日、35号ホームランを打ち、今日は3塁打を打っている。
国内では佐々木朗希選手が最も気になる。
今夕、オールスター第1戦が行われる。
昨日両チームの先発投手が発表され、全セは村上頌樹投手(阪神)、全パは佐々木朗希投手(ロッテ)とのこと。楽しみである。
6月30日、上野の東京都美術館で開催されているマティス展に行ってきた。
昨秋行った国宝展と同じく、今回もネットで申し込んだQRチケットだった。
一般2,200円のところ、65歳以上は1,500円。この割引きは有り難い。
夏休みで混む前に行きたかった。
ついでに前回行って閉まっていた根岸の子規庵にも行きたかったが、土日・祝日しか公開されておらず、それでは混雑すると思われ諦めた。
出かける時に降っていた雨は、上野駅公園口を出ると上がっていたが、日差しが強く、ムシムシとしていた。
校外学習の子どもたちや、外国人観光客も多数いた。
会場は、地下B1から1F、2Fの3フロアに亘っていた。
1階フロアの作品は撮影してもよいとのことだった。
映像(動画)撮影しない、フラッシュ・三脚・自撮り棒を使わない等の条件付きで。
商用、営利目的とはせず、あくまで個人的に使用するのみ。
閲覧者の少ないブログへの掲載は、個人的使用の範疇で問題ないだろう。
油絵、素描、彫刻、切り紙絵など155点の作品を、分散入場でゆっくり鑑賞できた。
「何が一番好きか?」という問いに対して、一番好きな花、一番好きな食べ物、一番好きな映画など、あれもこれもと迷って答えられない。
しかし、好きな画家はと聞かれたら、恐らくアンリ・マティスと言ってもいいかもしれない。
(「恐らく」「かも」に、まだ断定し切れていない迷いもあるが・・・
)



赤の大きな室内

座るバラ色の裸婦
夢 / 《夢》のための習作
石膏のある静物 / 鏡の前の青いドレス / ニースの室内、シエスタ / 赤いキュロットのオダリスク

女性の顔(星柄のヴェール)L5 / トルコ風肘掛け椅子に座るリゼット / 眠る女性
マティスが表紙デザインした芸術・文学雑誌「ヴェルヴ」

先月半ば、テレビ番組「新美の巨人たち」は、会期に合わせてマティスだった。
晩年に設計からステンドグラス、壁画、法衣、祭壇上の燭台、磔刑像に至るまで全て手がけたた南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に焦点を当てていたが、それらのデッサン、切り紙絵もあった。