
取っ手を工夫したトートバッグの作り方をネットで見つけた。
移動ポケットを8点作った残り布で、底布を剥ぎ合わせれば小ぶりのバッグができそうなので作ることにした。
取っ手を工夫したと言っても、むしろこちらの方が簡単で単純である。
従来は上部の折り返しに取っ手の端を挟み込んで縫うが、これは袋の部分を完成させた後に取っ手を折り込んで縫い付ける。

長財布などは縦に入れて中で横にする。小ぶりに見えて容量たっぷりである。

銀座シックスに行った時の画像もあるのでアップしておこう。
都心へ出かける用事ができ、腰を痛めて以来の遠出で不安だったのでしっかりコルセットを巻いて行った。
心配したほどではなく、友達と二人で銀座シックスに行ってみようかということになった。
草間彌生さんのドットのパンプキンがディスプレイされてあるので、それが見たかった。
中央フロアの2F~5Fが吹き抜けになっていて、そこにパンプキンのバルーンがシャンデリアの如く下がっていた。
エスカレーターは回廊のように配置されていて、今何階にいるの?降りる時はどこ?と、ちょっとまごついた。
先日オーストラリア在住のMさんが短い帰国をした。
2011年夏に木曽路を旅(興味ある方はカテゴリ「旅」からご覧あれ)したメンバーのmさんとZさん宅に集い、Z妹さんも交えて女5人でのおしゃべりを楽しんだ。
その前日に見たmさん撮影のMさんの写真にショルダーバッグが見切れていて、これは絶対彼女の手作りに違いないと思った。
当日持ってきていたので尋ねるとやっぱりそうだった。
全体が写ってなくて残念だが、デザインもMさんのオリジナルでとても素敵だった。
ステッチも綺麗で「我が家のミシンは厚物縫いが苦手だから」と言うと「ウォーキングフット使ってる?」と言われた。
ウォーキングフット? 何それ? 知らない…。
Mさんがスマホでネット検索した動画を見せながら機能を説明してくれた。
フムフム便利。これまで私はそれを腕力で強引にやっていた。
長年ミシンを使っていて知らなかったとはなんたる不覚!
購入して30年、1986年式の古い機種なので付属品はもうないかもしれないと思いながらメーカーのJ社にメールで問い合わせてみると「あります。」という返信が来た。
そして「ウォーキングフット押さえは専用品となり、当社では上送り押さえとさせて頂いております。」とあった。
マズい! ウォーキングフットは競合B社のネーミング。J社は違ってた!
自動糸通しが壊れてルーペを覗いての糸通し。
カバーのストッパーが壊れてガムテープで貼り付け。
運針音がうるさくなった。
等々あちこち不具合が生じているのを騙し騙し使っているが、ミシンを買い換えた場合他の機種にも使えるか尋ねると、それはできないという。
送料、振込料含めても安価なので購入してみよう。
代金を振り込んだ翌々日に届き、早速試し縫いをしてみた。
デニム地を3枚重ね、同じ厚みなら比較的スムーズなので途中で1枚重ねたが、すんなり運針していった。
先端がスキー板のようになっているのが布押さえ、その上の白いプラスチック部分がウォーキングフットである。
キャタピラーの如く前進し、結果布を向こう側に送る。まさにウォーキングフットのネーミングにふさわしい動きである。
ミシン本体には下糸側に布送りがあるが、厚物を送るには負担が大きくてうまくいかない。
そんな時は右手で手前の布を押すようにして、左手で向こう側を持って心持ち引っ張りながらゆっくり縫っていたのだ。
これからは厚物だけでなくジャージやビニールクロスも縫いやすくなる。
なるべく早く本番で使うことにしよう。