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言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

傘布の再利用

2014年04月12日 | ハンドメイド


ずいぶん前に傘の布でエコバッグを作ったが、ブログにアップしていなかった。

「sonnetさん、たしか傘の布で手提げを作ってましたよね。よかったらこれ使ってください。」
友人が骨の折れた折りたたみ傘を2本くれた。布は新品同様にきれいだった。

傘布はなかなかの優れものである。
当然の事ながら水をはじく。しわにならない。薄手だが頑丈。
そして再利用した者しか気づかないかもしれないが裁断部分が全くほつれないのだ。
断ち落としのままで縁かがりの手間が省けるのはとても有り難い。
ばらした8枚の二等辺三角形の布のうち4枚を互い違いにして接ぎ合わせる。
斜辺をピッタリ合わせると上辺と底辺が平行にならないので、斜辺を少し切って平行になるよう縫い合わせる。
両端の斜辺も縫い合わせ、輪っかの状態にして底を縫う。マチを付けるかどうかはお好みで。
残った4枚の2枚で持ち手を作る。
ある程度の長さが必要なので、三角形中央の一番長い部分を利用する。左右が無駄になるが仕方ない。
残った2枚の広い部分で収納袋を作る。

そうしてできたエコバッグはハンカチを畳んだ程度、いや、ポケットティシュほどのサイズにまとまり、バッグの中に常備しても全然邪魔にならない。
傘をくれた友人に花柄を、もう1枚を叔母に差し上げた。

巻き寿司アート

2014年04月12日 | ノンジャンル
夫の飲み仲間のたまちゃんこと清田貴代さんは海苔巻きの断面をアートにした巻き寿司アーティストで、3月に作品集を出した。
これまで作品の海苔巻きを3個いただき、2つは食べ、1つは冷凍庫に残している。
長い1本が同じ絵というのもあるが、いただいたのは厚さ3センチほどの両面が「武士」と「レゲエのお兄さん」になっていた。
撮影後もったいないと思いながら食べたら、これが美味しかった。
紅い部分はほんのり梅味、黄色い部分はカレー味だった。

以前、TV番組の「世界ふしぎ発見」でノルウェーを特集した時、ムンクの「叫び」似顔絵入賞者で出演していた。
その授賞式にノルウェーに行ったお土産として、夫が「叫び」のピンバッジをいただいていたが、それもとてもお洒落だった。
ブログUPで撮影したいので夫に貸して欲しいと頼むと、「事務所の引き出しにあると思う。」と云ったが持って帰らない。
二度催促してやめた。どうも紛失したようだ。
「なくしてはいない。見つからないだけだよ。」と云う。
「 Smiling Sushi Roll 」 (株)リトルモア発行 ¥1,400+税

キャリーオンバッグ

2014年04月08日 | ハンドメイド


旅行の時にキャリーバッグのサブになるミニボストンバッグを作った。
スーツケースの上に載せ、持ち手のバーに差し込む機能のあるいわゆる「キャリーオンバッグ」である。
(この名称は英語的には正しいのだろうか?アマゾンでも楽天でもそう呼んでるので使うが…)

参考にしようとお店で見ると手頃な価格でいろいろあり、買った方が早いとも思ったが、この形の物を作ってみたかった。
軽量、撥水性、丈夫さ、汚れにくいなどの点でナイロンクロスがベストである。スーツケースが無地なので柄物にしようと思って探した。
ところが手芸店2店でもネットの検索でも気に入った柄がどうしても見つからず、結局自宅にある残り布で作ることにした。
バーに差し込む機能だけであとはシンプルにと思いながら、いざ作り出すとどうしてもあれこれ手を加えたくなる。
ナイロンクロスが帆布に変わり、柄物が無地に変わり、単純な構造がよけいな細工付きに変わり、当初の「旅に手軽」というコンセプトからだんだんかけ離れてしまった。


バッグの外側には前面に広めのポケット(その中にもさらにポケット2つ)、背面のバー通しにもポケット、左右のマチにもペットボトル入れとスマホ入れを付けた。
バー通しはサイズにゆとりがある分動く可能性があるので、中央にマジックテープを施している。
出番は少ないかもしれないが、念のために取り外し可能のショルダーストラップも付けた。
内部も不要と思いながらポケットと仕切りを付けてしまった。
最初にナイロンクロスで考えた時は、中袋自体付けないつもりだったのに…。

  

今回は開口部のファスナーをちょっと工夫した。
バッグの左右ぴったりのファスナーだと全開せず、少し長めにしなければならないが、古いフリースのジャンパーを解体している時にふっと閃いたのだ。
ジャンパーの裾で完全に分離するこのオープンファスナーを使ってはどうか?
結果はパッキングが楽で内部がひと目で見渡せ、正解だった。
もうひとつ、制作でのささやかな進化は底鋲を付けたこと。
布製なので少しでも汚れ防止になればと思って付けたが、底板の固定がミシンで縫うより楽で、これも正解だった。


夫のトートバッグ

2014年04月04日 | ハンドメイド

以前夫に縦長のトートバッグを作ってあげた。
気に入って使っているが、「横長もあるといいなぁ。」という新たな要望があった。
「急がないから暇な時に」と言われたのをいいことに、他の依頼品や自分の物を優先し、ずっと後回しになっていた。

先日行きつけの手芸店から会員割引セールの告知メールがあった。
そろそろ作ってあげようと思い、材料を買いに出かけた。
黒の帆布を買い、せめて中袋は明るめの柄物にしようと探したがなかなかない。
パルコのテナントという場所柄、女性向けの布が大半で、また新学期目前の春休みで、入園・入学に備えて子ども用の動物柄やキャラクター柄があふれていた。
何とか見つけたメンズアダルトっぽい布が緑色。夫の好みの色ではなさそうだったが他にはなくやむなく決めた。

そしてできたのが画像のバッグである。
表が黒一色では面白みがないので、2つのポケットの縁を別色にした。
夫は思いの外グリーンの布を気に入って、それを表の縁取りにしてもいいと言ったが、夫の衣類に緑色は無いので私が反対した。
前に夫の着古したワイシャツを処分した時、きれいな部分だけを取っておいたが、その中からブルーグレーの布を使った。
厚手のシャツだったので帆布と合わせてもおかしくない。色合いも落ち着いていて正解だった。

夫も気に入ってくれたが、おかげで制作1号の縦長トートの出番がすっかりなくなっている。