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言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

WBC2023 決勝 vs.アメリカ

2023年03月22日 | スポーツ観戦
日本 vs.アメリカの決勝戦。何としても王座奪還を!
試合前のセレモニーはこれまでと違う演出で、選手入場では大谷とトラウト(エンゼルスのチームメイト)が両国の先頭で国旗を担いでいた。
 
先発ピッチャーは今永。
2回表、ターナーのソロホームランでアメリカ先取点。
しかしそのウラ、昨日の逆転サヨナラで覚醒した村上が初球ホームラン! 
その後1アウト満塁にしてアメリカの先発ピッチャー早くも交代に。
ヌートバーの内野ゴロの間に3塁の岡本が戻り2−1の逆転とする。
3回から戸郷がマウンドに上がり、ホームランを打ったターナーを三振に仕留めるなどの好投、3、4回を無失点に抑えた。
4回ウラ、先頭打者の岡本がホームラン! 3−1にリード。
「最高です!」 
 
5回表終了後、ブルペンに向かうダルビッシュの姿が。
こういうシーンにシビれるんだなぁ・・・
野球というチームプレーの中にありながら、孤高の戦士の背中・・・
 
5回高橋、6回伊藤、7回大勢につないだ投手陣はいずれも無失点で切り抜ける。
高橋宏斗選手は20歳。米法律の飲酒は21歳からで、試合後のシャンパンファイトに加われなかったとのこと)
8回表ダルビッシュ登場。
そして大谷は、内野ゴロで1塁に全力疾走した直後にブルペンへ。
2度ほどベンチとブルペンを往復している。二刀流ならでは。
交差する2ショット。
こういうシーンにシビれるんだなぁ・・・
1アウト後、ダルビッシュがソロホームランを打たれ、3−2の1点差になった。
 
9回表、1点差を守るべく大谷がマウンドへ。
It's  Sho  Time !
そして  The show must go on.  である。
侍ジャパン公認サポートキャプテン中居さんのコメントは、
「泥だらけ(ユニフォーム)のリリーフピッチャー。泥だらけのストッパー。」
 
先頭打者をフォアボールで歩かせる。
しかし次の打者で併殺する。
何というお膳立てだろう。こんなドラマチックな演出になろうとは!
「あと1人」はエンゼルスのチームメイト、アメリカ代表のキャプテンとして国旗を担いで入場したトラウトとの対決である。
僅か1点リードの3−2。
2アウトでフルカウントに。
6球目、空振り三振!!
大谷はグラブを放り投げ、キャップを投げ捨て、勝利の雄叫びを上げた。
 
そして、花巻東高野球部時代の「人生設計シート」に書き込んだ27歳の欄「WBC MVP」を28歳で達成した。
侍ジャパン優勝!  世界一に!
14年ぶりの王座奪還である。
日本中が歓喜と興奮に沸き立ち、余韻冷めやらず。