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言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

トートバッグのつもりが…

2012年04月26日 | ハンドメイド

夫に作ったトートバッグの布が残っているので自分用も作ることにした。

ブラウンの無地で地味なので、せめてアクセントにと外ポケットのセンターをわざとカットしてステッチをかけた。
脇には携帯電話サイズのミニポケット。


外ポケットはボタンで留めて、内部にもミニポケット。


内袋もこれでもかとばかりにポケット3つとペットボトルホルダー。
ファスナーを付け、シンプルなトートバッグのつもりが作っていくうちにあれもこれもと足していって、結局普通のバッグになった。


トートバッグ(2)

2012年04月14日 | ハンドメイド

出張から戻った夫のバッグのそばに私のトートバッグがあった。
しまい込んでいた物がなぜこんな所に?と首をかしげていたら、
「持って行ったんだよ。あっちで動く時の手荷物入れに。」と夫の返事。
色は黒だが女性っぽいデザインである。
別に変じゃなかったと言うが、やはりちょっとおかしい。
そう言えば長く使っていた帆布のトートバッグがかなりくたびれて最近使っていない。
他人様の物ばかり作っていたが、バッグを必要としていた者が近くにいたではないか。
お任せあれ

A4が縦に入るサイズ、デジカメを入れるのである程度のマチをという希望を受けて作ったのがこれ。
表はセンターにマジックテープ付きのポケットと側面にスマートフォン入れ。
内袋は2つに仕切り、小物入れ・ペン入れ・ファスナー付きポケットを設けた。
水を常備しているのでペットボトルホルダーも欠かせない。
(さりげなく「みやざきのおいしい水」をアピールsmile


春爛漫

2012年04月10日 | さんぽ

関東の桜がそろそろ散り始めた。
天気が崩れてくるとの予報なので、近所の神代植物園に行って来た。
園内にはたくさんの桜があり、ソメイヨシノの大樹の並木もあるが、人が足を止め、カメラを向ける一番人気は写真の「八重紅枝垂桜」である。
老樹のわりには幹が細く、四方に伸びた枝をいくつもの支柱に預けている。
老いてステッキをつきながらも尚あでやかな老婦人といった風情である。
日本の三大桜は「岐阜の淡墨桜」「山梨の神代桜」「福島の三春滝桜」だそうだが、私は密かにこの枝垂桜を植物園の名を冠して「神代桜」と呼んでいる


園の中央には芝生の広場があり、来園者があちこちにシートを広げ春の日を満喫していた。
写真の二人は遠目には若いカップルに見えた。
近づく途中に男の子の顔が見え、母子の間違いだったと思ったら、そばを過ぎる時もう一人は父親だった。
「僕はそういうタイプなの。」
「そうだったのかぁ…。」
横を通る時、そんな会話が聞こえた。
母親が一時的に場を離れたのではなく、父親と息子で来たという感じだった。
二人はどんなドラマを持っているのだろうと、ふと思った。



京都限定パッケージ

2012年04月08日 | ノンジャンル
     
     
先日夫が仕事で福井・京都に行った。
お土産は甘いお菓子じゃないものとリクエストしたら、田村長の鯖寿司、大安の壬生菜の漬け物、もうひとつが祇園の「やよい」というお店のおじゃこ(ちりめん山椒)だった。
どれも大好物で美味しくいただいた。
おじゃこのパッケージが京都限定とかで、和紙を瓢箪の形に型押ししたものだった。
画像ではわかりにくいが、白地に光沢のある白で瓢箪の地紋を散らすという懲りよう。
可愛らしかったのでブログにアップしたくなった。




いとし藤

2012年04月04日 | ハンドメイド

2011年11月3日投稿の記事に誤りがあった。
写真の藍染めてぬぐいの柄を「柳」と断定していたが「藤」が正しかった。
正確にはいとし藤というのだそうで、太鼓のバチ袋を作った判じ絵の「かまわぬ」と並んでの有名な和柄らしい。
「い」の字が「十(とお)」連なり、花房の軸を「し」の字で長く描き「いとし」となる。
柳か藤かで迷っている時、ひとつひとつが筆文字の「い」みたいに見えるとは思ったが、「し」には気づかなかった。
「愛し」にも掛かっており、かの竹久夢二も描いていたとか。
かな2文字でこれだけ風情のある絵にする先人の粋な遊び心に改めて感心する。