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言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

絵手紙と篆刻

2013年03月12日 | ノンジャンル
母が送ってきた宅配便に「絵を始めたいので絵の具を送って欲しい」というメモがありお金が添えられてあった。

絵といってもいろいろある。
電話で確認するとどうやら絵手紙を始めたいらしい。
今はグランドゴルフとパッチワークをしているが、老齢でさらに何かに興味を持ってやってみようというのはいいことである。
絵手紙は私も一時期手を出し、顔彩や青墨など一式ある。
「使わないならそれでもいいよ。」と言われたが、お金を先に受け取り「お釣りはお小遣いにして」と言われて全額浮かすのは申し訳ない。
それにまた私も描く気が再燃するかもしれない。
お手本になりそうな絵手紙の本、顔彩基本12色セット、筆、梅皿、筆洗、硯セット(これは息子が小学生の頃の教材だった習字道具を活用)、青墨(絵手紙は書道とは異なる淡墨のこれを使う)、画仙紙ハガキなど思いつくまま揃えた。

そうだ、印もあったほうがいい。朱印を捺すとそれなりに格好がつくので欠かせない。
易熱易冷の趣味の残骸箱を見ると、あるわあるわいろんなものが。
その中に未使用の印石と印刀もあった。さっそく母の名前の頭文字「た」を彫った。
十数年前に自分の「み」を彫った時は8ミリ四方の印石でも上手くいったが、今回1センチのサイズにシンプルな「た」の字が上手く彫れなくなっている。寄る年波には勝てない。
印泥を買い足し、母用に追加注文したネームタグも届いていたのでそれも荷物の中に入れた。
 
上2枚は友人Kさんからの絵手紙である。
昔近所に住んでいた頃にパン作りを教わり、年下ながら師と仰いでいる。
もちろん料理も上手で、パッチワークを始めとした手芸全般どれも素晴らしかった。
そんな彼女に以前絵手紙を出したら、上の暑中お見舞いが届いた。
流麗な字にはいつも惚れ惚れと見とれていたが、初めて見た絵もまた上手だった!
茶道を修めた後書道を本格的に始め、現在自宅で書道教室を開いている。
昨秋は山頭火の句をしたためたハガキをいただいた。
 
もう一人の友人Rさんも年賀状や暑中見舞いを絵手紙でくれる。
それぞれに個性があって、どれも素晴らしい。
         
拙作はと言うと基本絵手紙は投函してしまうので手元にはないが、気に入らずに出さずじまいのものが数枚あったので小さくアップ。一応「柚子」と「新たまねぎ」のつもりである。
絵手紙は簡略化して大胆に描くのが信条なのにどうしても写実的になってしまい、そこが友人二人にかなわないところである。
文字についても然り、自分の筆文字が味に欠けることを重々自覚している。
これを機にまた始めてみようかしらん…。母との絵手紙交換も悪くない。

柑橘ざんまい

2013年03月10日 | ノンジャンル

柑橘類全般好きで、特にみかん(温州ミカン)は冬中欠かさない。
しかしすでに盛りを過ぎてしなびた感じになってきた。
スーパーのフルーツ売り場で他の柑橘に目が行くようになった。

先日、実家の母からたくさんの金柑が送られてきた。
生産農家の選別に行ったお友達に頼んで「金柑たまたま」からはずれたものを譲ってもらったらしい。
違いはサイズだけで美味~
偶然か翌日、今度は夫の母からも送られてきた。
こちらは「なんぷう」という新種のオレンジだった。
リーフレットによると「宮崎県農業試験場で『清見』と『フェアチャイルド(これは知らない)』を交配し育成された宮崎の品種」だそうである。
甘酸っぱいふるさと。



頑張れ侍ジャパン

2013年03月02日 | スポーツ観戦
          

いよいよWBC開幕。初戦はブラジルで先発はマー君こと田中将大投手らしいからまず安心して観戦できる。
ペナントレースを観なくなって久しい。
自分のような者が増えたからテレビ中継が減ったのか、減ったから観なくなったのか?
観なくなったとは言っても、選抜メンバーの大方は顔も名前も知っている。
しかし監督・コーチ陣はさらに馴染みがあることに気づき、我ながら笑ってしまった。

こんな時だけ俄ファンになり(サッカーも同様)、真のファンに対して肩身が狭いが楽しみである。
画像は神宮球場に近い信濃町駅を利用した時、ホームのタイルを撮ったもの。
ガンバレ侍ジャパン!

試合後。
辛勝だった。マー君は2イニングスで降板するし…。
しかしヒヤヒヤながらも白星スタート