goo blog サービス終了のお知らせ 

言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

井上初防衛

2024年05月18日 | スポーツ観戦
5月6日、世界スーパーバンタム級4団体統一王者井上尚弥選手の防衛戦があった。
遅くなったが記録しておこう。
 
会場は東京ドーム。
ボクシング試合が行われるのは1990年のマイク・タイソン戦以来34年ぶり、メインカードが日本人選手というのは初めてである。
今回の放映はAmazonプライムだったので、観戦することができた。
 
挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)入場の後、布袋寅泰氏のギター演奏で井上選手が華々しく登場した。
43,000人の観客は早くも興奮のるつぼである。
真紅の照明が攪拌するかのように飛び交い、ドームはまさに巨大な溶鉱炉のようだった。
 
第1ラウンド1分40秒に井上がまさかのダウンを喫した。
彼のダウンを初めて見た。
両者素早い動きでよくわからずスリップではないかと思ったが、1R後のスロー再生で右頬にフックを受けていた。
以前雑誌のインタビュー記事で、ダウンした時を想定してのトレーニングもしているというのを読んだことがある。
たしか強烈なグルグルバットで三半規管にダメージを与え、カウント8まで休んで立ち上がるのだと言っていた。
ダウンした井上は、慌てて立ち上がることをせず数秒座ったままで、動転している様子もなくおもむろに立ち上がってファイティングポーズを取った。
試合後このシーンについて、
「1ラウンドのサプライズ、たまにはいかがでしょうか」
のマイクパフォーマンスで会場を沸かせていた。
第2ラウンドでダウンを奪い返すと、その後は優勢な試合運びで、第6ラウンド1分17秒、強烈な右フックが決まり、ネリはグニャリという感じでロープ際のマットに沈み戦意喪失。
井上のTKO勝利となった。
1Rダウンのおかげで(?)息詰まる思いで観戦。見応えのある試合だった。
やっぱり井上尚弥選手はスゴイ! モンスター!
 
 
投稿に3週間空いてしまった。
大谷翔平選手も絶好調。
サッカーU23もアジアカップ優勝で、パリオリンピック出場を決めた。
上記のスポーツ観戦記事も下書きしていたが、タイミングをはずしてしまった。