goo blog サービス終了のお知らせ 

言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

念願のマイ・タグ

2013年02月28日 | ハンドメイド
        

バッグを手作りするようになってオリジナルタグを付けたいとずっと思っていた。
子どもが小さい頃に手作りしている時、ユザワヤで問い合わせして高くてやめた憶えがある。
しかしそれは刺繍に固執していたからだった。

手作り仲間、というより創作意欲で最近すっかり水を空けられ今や先輩と仰ぐZさんのブログ勝手気ままに詠んでますで彼女のタグを拝見。プリントながらとても素敵だった。
軽やかに決断し、素早く実行する彼女にいつもながら敬服、紹介されていたおしゃべリボンで私も購入することにした。
指定したデザインがどう仕上がってくるか、まずは様子見で1.5㎝巾×3mを注文。
本日届いたのがこれ。おまけで3.5mあり、タグが57個。送料込みで1,300円也。
色もデザインもイメージ通りで気に入っている。
さあ、最近ご無沙汰だったバッグ制作を再開しようか。

多機能バッグ

2013年02月24日 | ハンドメイド

最近バッグ作りをしていない。
ノッてる時は途中でやめられず気づいたら徹夜ということもしばしばだったのに、ひと段落して離れて以来パタリとしなくなっている。
最後に作ったのが昨年末、友人からお嬢さん用にと依頼されたものだった。
前記事にコメントをいただいてアップしてないことに気づいたので、遅ればせながらアップすることにしよう。

できるだけ気に入っていただけるよう細かく要望を伺った。
頑丈なものをということで、好きな色のブルーの帆布を使用。
和風テイストも希望されたがいい着物地がなく、オリエンタルな柄の光沢のある生地を接ぎ合わせた。

 
持ち手の長さは肩に掛けて脇にはさめる程度。
依頼にはなかったが、取り外しのできるショルダーストラップを付けた。

ファスナーの端は別布で始末し、中に綿を入れたふっくら仕上げ。
整理しやすいようポケットをたくさんということだったので、サイドにスマホ入れ。
フロントの外ポケットの中にも小ポケット2つ。

今回のオプションは i-pad の収納スペースだった。
クライアントは働く女性で常に i-padを携行しているとのこと。なるほど、今後それに対応したバッグが増えてくるに違いない。
内部に仕切りを付け、衝撃を和らげるようキルトを施した。柄が合わなかったが、見えない部分なので我慢していただくことにした。
ペットボトルホルダーとファスナー付きポケット、対面にもポケットを2つ付けて出来上がり。
ご本人が気に入って日常使いにされているようで、それが何よりうれしい。

記憶のたぐり寄せ 

2013年02月21日 | 懐かしの映画

夫がレンタルDVDで古い映画を観ていた(そのタイトルは失念)。
「あ、彼女が出てる。何て言ったっけ?」
と言われて見ると、若い頃大好きだった女優がアップで映っていた。
ところがすぐに名前が出てこない。最近こんな事がしょっちゅうである。
そういう時はその時に何としても思い出したほうがいいらしい。
関連した記憶の断片を2~3件検索に入力すればすぐに解決するが、なんとか自力で思い出したかった。

「最初に観たのは『キャメロット(1957)。高校の時一人で大師館で観たのよ。相手役はフランコ・ネロだった。」
同じ郷里の夫だから、今はなき田舎の映画館名も通じる。
『ミッション・インポッシブル(1996)で久しぶりに見て、ああ彼女も老いたなあって思ったんだけど。」
他の出演者トム・クルーズジョン・ボイドがすんなり思い出せてホッとする。
「ほら、あの女優がこの人をリスペクトしていて、『ジュリア(1977)で共演したのよ。」
次に「あの女優」の名前が出てこない。
「彼のお姉さん。ほら。あの映画の…。」
その「彼」も映画タイトルもまたまた出てこず、バイクのチョッパーハンドルのジェスチャーが先に出る。
「ああ、『イージー・ライダー(1969)ピーター・フォンダね。」
夫が苦笑しながら即答。一本取られた。
「そうそう、そのお姉さん。フォンダが出てきてどうして思い出せないんだろう。」
「わかってるよ。『バーバレラ(1968)の彼女でしょ?」
執拗な私の記憶のたぐり寄せで、映画鑑賞を邪魔される夫は少々迷惑げな表情である。
しかし出演作品は言えても女優名を言わないのは、彼もど忘れしているのだ。
あれ? やばい! 姉弟の父親の名前も出てこない! 名優なのに!
いったいわが脳みそはどうなっているのだろう…。

「彼も出てるよ。」
別の場面で夫に言われ「エド・ハリス」と、これはすぐに言えた。
『ザ・ロック(1996)』の退役軍人役がよかった。たしか『フィールド・オブ・ドリームス(1989)ケビン・コスナーの妻役をした女優(彼女の名前はもとより知らないので構わない)と夫婦のはずである。出演はニコラス・ケイジショーン・コネリーと内心で記憶を確認する。

しかし最初の女優名がとうとう出ず、観念してネットで検索することにした。
『ジュリア』の一項目だけでイモヅル式に解決した。
ヴァネッサ・レッドグレイヴ
そしてヘンリー・フォンダジェーン・フォンダピーター・フォンダ親子。
ファンだったのに、シンプルな名前なのに、すぐに出てこないとは…。

同じ齢の夫との日常会話だったが、ちょっと気持ちがへこんでしまった。