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言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

WBC 準決勝 メキシコ戦

2023年03月21日 | スポーツ観戦
21日午前8時、日本 vs.メキシコの準決勝があった。
球場はマイアミのローンデポ・パーク。
始球式に松坂大輔氏と元メキシコ代表が二人同時に投げた。
 
先発は佐々木朗希投手。
初回から160キロ超の投球で、三振・レフトフライ・三振の好投。
しかしメキシコの投手(大谷のチームメイト)も、ヌートバー、山崎、大谷を三者三振に打ち取った。
4回表、佐々木が3ランを打たれ0−3に。
準決勝、決勝の球数制限は95球。佐々木は64球投げ、4回でマウンドを下りた。
2番手は山本由伸投手。
5回ウラ、岡本のホームラン級の当たりをレフトがジャンプしてキャッチ、2アウト満塁での近藤の当たりも良かったがレフトフライで得点できず。
6回ウラも2アウト満塁になったが無得点。
ため息をつくシーンが続く・・・。
 
7回表、メキシコ1アウト1塁、打者が三振して2アウトになった瞬間、1塁にいた選手が盗塁した。
クロスプレーで塁審はセーフとしたが、リプレー検証でアウトに!
「2アウト2塁」と「チェンジ」とでは大違いである。
それがそのウラに繋がったのかもしれない。
近藤ヒット、大谷フォアボールで出塁して、吉田に3ランホームラン! 
3ー3の同点に追いついた。
と、喜んだのもつかの間、8回表の1アウト2塁でタイムリー2ベースを打たれて3ー4。
交代した湯浅も打たれ3ー5に。
(しかし試合後思えば、ここで走者2人帰るところをレフト吉田の好返球で1点に抑えていてホントによかった!)
8回ウラに1アウト2・3塁で代打山川の犠牲フライで1点を返す。4ー5。
 
9回表、大勢がマウンドに上がり無失点で抑え、さあ1点差の9回ウラ。
大谷、吉田、村上の好打順である。
「逆転サヨナラ 逆転サヨナラ 逆転サヨナラ」とじゅもんを唱えるように呟きながら応援する。
 
先頭打者の大谷初球ツーベース! 
1塁ベース手前でヘルメットをかなぐり捨てて全力疾走し、2塁ベース上でベンチに向かって「Come  on  !(後に続け!)」と激しく鼓舞。
続く吉田がフォアボールを選び、代走の周東に代わる。ノーアウト1、2塁である。
そして5番村上。
(しかし試合後思えば、舞台が整った打順5番でよかったネ! 村神様)
1球目 ファール、
2球目 ボール、
3球目 打った!!!
これまでの不調を差し引いて余りある値千金のヒット!
オーストラリア戦で大谷は自身の広告にホームランを直撃し、村上はWBCのロゴマークを穿つかのような直撃のヒット!!
大谷が戻り、周東がスライディングでホームベースを踏んだ。
6x ー 5で逆転サヨナラの劇的勝利!!
20日、アメリカ vs.メキシコは14−2でアメリカが大勝し、決勝に駒を進めている。
日本 vs.アメリカの決勝戦は22日午前8時。