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言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

散歩点描 51 バラを見に

2022年05月19日 | さんぽ

昨日は久しぶりの青空だった。
バラの見納めだと思い、植物園に行ってきた。
平日の水曜日なのに入口の券売機に列ができていた。
パスポートですんなり入園し、バラ園へ。

数日続いた雨で萎れた花弁もあったが十分きれいだった。
多数の入園者を見るのも久しぶりである。
バラだってたくさんの人に愛でてもらいたいだろう。    

  
 
  
このブログの運営元teacupから、7月いっぱいで終了との通知を受けている。
これまで画像アップについてはできるだけ少なめにしたり、サムネイルにしたりしていたが、先日データ容量の表示を見つけ、17%しか使ってないことに気づいた。
そういうわけで、今回は厳選せずに多数アップした。

それにしても、8月以降どうしよう…。
移行先の無料ブログを比較検討しているが、なかなか決められずにいる。
運営元が終了するということは、掲示板やブログの形式そのものが、すでに時代から取り残されつつあるということなのかもしれない。  

散歩点描 50 グリーングリーン

2022年05月16日 | さんぽ
1週間前に右足首を挫いた。
幸い湿布をして数日で治ったが、その後はぐずついた天気が続き、散歩に行っていない。
植物園のバラはまだ咲いているだろうか。

そう言うわけで、前回の散歩で撮った新緑をアップしよう。
今朝見たテレビで、今日は松尾芭蕉が奥の細道の旅に出立した日だと言っていた。
昔古書店で買った「明解シリーズ 奥の細道」の旅程表を見ると、芭蕉庵を出た元禄2年(1689)3月27日は旧暦で、現在の5月16日とあった。

  月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。
  舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いを迎ふる者は、
  日々旅にして旅を栖(すみか)とす。
  古人も多く旅に死せるあり。
  予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて
  漂泊の思いやまず。
             「奥の細道」松尾芭蕉


片雲の風にさそはれて漂泊の思いやまず。
……しみじみと共感を覚える。

散歩点描 49 ゴールデンウィーク

2022年05月06日 | さんぽ
ゴールデンウィークは遠出することもなく、いつもの植物園を散歩した。
ツツジは前回は早く、今回はすでに遅かった。

例年だとGWはバラの見頃だったと思うが、今年はわずかに開花しているだけだった。
長い休園中に大々的に剪定したようで、何ブロックかは芝生に変わり、全体的にスケールが小さく感じられた。
蕾はたくさん付いていたので次回に期待しよう。
花房の伸びた藤棚の下、外国人カップルが写真を撮っていた。
何度もポーズを決め、アングルを変えていたので、二人の間はもちろん、背後に写り込むのを遠慮して、しばし人の流れが滞っていた。

牡丹と芍薬はちょうど見頃だった、
この2つは花が似ていてわかりにくい。
同じボタン科ボタン属の植物であるが、芍薬は宿根草、牡丹は花木とのこと。
なので芍薬は茎がそれほど太くなく、すらりと伸びた茎の先端に花を咲かせる。
これに対して牡丹は低木で枝が硬く、横に伸びた枝に花を咲かせるので、こんもりした樹姿になり安定感のある印象になる。
そういうわけで「立てば芍薬座れば牡丹」の例えになるそうである。