goo blog サービス終了のお知らせ 

言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

平成最後の日に

2019年04月30日 | さんぽ

春が終わり、4月が終わり、平成が終わろうとしている。

桜はすっかり葉桜になっているが桜の記事を。
今年のお花見はいつもとは違ったところに行こうと思っていたが、いざとなると遠出する気力が湧かず、それでも見ておかなくてはと、結局例年通り近所の植物園に行った。
しかしながら大幅な剪定をしたようで、昨年とは異なる枝ぶりの箇所があちこちにあった。
樹木のため、長い目で見た調整だろうが、ちょっと残念だった。
      

なので、毎年見に行ってる植物園そばの空き地の桜を。

桜の剪定だけではなかった。タンポポが群生していたエリアは一掃されていた。何かを植えるための準備なのか、それともこのままなのか。自然な感じの風情が気に入っていたのだが…。

 

 
 
 

  

  

 
 
植物園に隣接した施設の一画も様変わりしていた。昔撮影した時は、チューリップが春風に揺れ自然な春の野原という感じで、お気に入りのエリアだった。
ここは園内案内図に「芝生地」と明記してあるのでこのままだろう。
白い花をつけていた樹木は伐採されたのだろうか。せめて移植されているといいのだが…。

 

 
 
 
 
 

 

 

交差点そばの原っぱも然り。いろんな野の花が可憐に咲いて、たしか小径もあったはずだ。
花の時期が終わって刈り取ったという感じではない。小径の痕跡もわからないほどに均されている…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

新元号発表 「令和」

2019年04月01日 | 俳句


新元号は「令和」に決定した。
出典は万葉集の一節

初春(しょしゅん)の月(れいげつ)にして 気淑(きよ)く風(かぜやわら)ぎ 
梅(うめ)は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き
蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす

だそうである。
なんとも優美で風雅ではないか。「れいわ」という言葉の響きもいい。

photo by kimiyone-chan
この記事に「時こそ今」の桜の画像を併せたいと思ったが、今年はまだお花見をしていない。
近所の桜は見たが写真に撮っていない。
どうしようかと思っていたところに、郷里の友人(リンク集「ねーちゃんのひとり言」ブログ主)がLINEに実家のそばの神社と母校の小学校の桜を送ってくれた。
このところ気の塞いでいる私にふるさとの桜の画像を送ってくれるさりげなさに感激。
ご本人に画像使用の許可を得た。

     桜満つ昭和は遠くなりにけり

言うまでもなく 降る雪や明治は遠くなりにけり  中村草田男 
のベースがあっての句

故郷の宮水神社は4月3日、春祭りである。