謎めいた女主人
古いフランス映画に「ミモザ館」という作品があった。
観たと思うがよく憶えていない。
その映画のせいか、ミモザはフランスの花だと勝手に決めつけてしまっている。
そして庭木にミモザのある家を見ると、どんな人が住んでいるのか、とりわけ女主人はどんな人かとイメージを膨らませる。
故岸田今日子さんが演じそうな謎めいた女主人がいやしないか。
七夕に着た初めての浴衣

そのまんま幼い日の記憶。
ナデシコの花を散らした浴衣の思い出。
ただしふるさと日之影町では、七夕は旧暦で8月だった。
短冊になんと書いたかは憶えていない。
満天の星空で、ホタルも乱舞していた。
山は碧きふるさと。
水は清きふるさと。

そのまんま幼い日の記憶。
ナデシコの花を散らした浴衣の思い出。
ただしふるさと日之影町では、七夕は旧暦で8月だった。
短冊になんと書いたかは憶えていない。
満天の星空で、ホタルも乱舞していた。
山は碧きふるさと。
水は清きふるさと。
傘を新調した。
雨、降ってもいいよ。

ジメジメとうっとうしい梅雨の季節。
とかく嫌がられるけれど、じゃあ空梅雨でいいかと言えば、それもまた夏に向けて困る。
梅雨ならではの風情を愉しむしかない。
雨、降ってもいいよ。


とかく嫌がられるけれど、じゃあ空梅雨でいいかと言えば、それもまた夏に向けて困る。
梅雨ならではの風情を愉しむしかない。
猫たちの社交場

築年数を経た日本家屋の庭にシランの花はよく似合う。
散歩の時、その根元に二匹の猫がうずくまっているのを見た。
二匹ともその家の飼い猫というより、一匹は訪問者だと勝手に想像した。
このご時世、都会では猫を屋外に出させることをあまりしないらしい。
この辺りは郊外なので時折り出会え、その度に声をかけてしまう
猫にGPSをつけたら面白いだろうな。
案外いつもの顔ぶれがいつもの場所に集まるのかもしれない。
君知るや薬草園に紫蘭あり (高浜虚子)
知るや→知らん 知らん→紫蘭
虚子さんにして駄ジャレですか?

築年数を経た日本家屋の庭にシランの花はよく似合う。
散歩の時、その根元に二匹の猫がうずくまっているのを見た。
二匹ともその家の飼い猫というより、一匹は訪問者だと勝手に想像した。
このご時世、都会では猫を屋外に出させることをあまりしないらしい。
この辺りは郊外なので時折り出会え、その度に声をかけてしまう

猫にGPSをつけたら面白いだろうな。
案外いつもの顔ぶれがいつもの場所に集まるのかもしれない。
君知るや薬草園に紫蘭あり (高浜虚子)
知るや→知らん 知らん→紫蘭
虚子さんにして駄ジャレですか?