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言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

ネックウォーマーを編む

2017年12月21日 | ハンドメイド
秋に近所に住む友達が既製品のニット帽のほつれを直せないかと持ってきた。
端のゴム編みが大きくほどけてしまっていた。
正直なところ「もう処分しては?」と思うほどの傷み具合だったが、愛着があってまだ使えるなら使いたいと言う。
「仕上がりは期待しないで」と言って一応預かった。
押入れから毛糸入りのダンボール箱を引っ張り出してみた。
幸い近い色と太さの毛糸があり、ニット帽はなんとか自然な感じに補修することができた。

それにしてもダンボール箱いっぱいの毛糸をどうしようか。
未使用のものやほどいて丸めたものが長い間眠っていて、このまま押入れに戻したらまた何年もそのままになること必至である。
久しぶりに編み棒を持った勢いで何か編んでみようか…。



極細の毛色を3本取りにしてネックウォーマーを編むことにした。
地味めの色が多い中で珍しく明るい色のこの3色は、やはり近所に住む別の友達から10年以上前に貰ったものだった。
20cm幅でシンプルなガーター編みをひたすら編むこと80cmほど。
1囘ひねって綴じただけでネックウォーマーの出来上がり。


ピンクの無地は使い切ったが、混じり色とワインレッドのモヘアはまだたっぷり残っている。
なので今度は金ラメの糸との3本取りで2つめに取りかかった。
完成したら、毛糸をくれた友達にどちらかあげようと思ったいる。
彼女はあげたことさえ忘れているかもしれないが、毛糸の色を見たら思い出すかもしれないし、嫌いな色ではないだろうから安心してあげられる。

     ************************************************

後記
65センチ編んだところで、メインのワイン色の毛糸がなくなった。
ひねる余裕はなく、そのまま輪にして出来上がり。
ひねった方を友達にあげたら、毛糸をあげたことを覚えていて喜ばれた。
2作目は自分用に。


付録付き雑誌に思う

2017年12月15日 | ノンジャンル


夫がサライの1月号を買ってきた。
特集に惹かれての購入で、付録の万年筆は私にくれた。
MADE IN CHINA だが書き味は悪くなく、文字の太さも中細字で好み。北斎ブルーの色も好み。これで書籍込み950円はお買い得である。
先月号の「大人の科学マガジン」は活版印刷機が付録で話題になっていた。
興味があって調べたら定価3,500円とお高く、活字は最小限しか付録にはなくて買い足していくのだとか。
漢字・ひらがな・カタカナ・数字・アルファベット大文字・小文字と揃えたら膨大な量。
印刷機は可愛くて魅力的だったが諦めた。

最近は豪華な付録付きの雑誌が増えて、ことに女性誌は競うようにバッグやポーチ、コスメなどが付録として挟み込んであり、分厚くなった雑誌が本屋さんに並んでいる。
しかも品質もそこそこらしく、これで1,000円前後の価格で見合うのだろうかと思ってしまう。
時々表紙にある付録の写真をチェックするが、まだ一度も買ったことはない。
今度どれか買ってみようか…。

付録に心躍るのは子どもも大人も変わらない。
子どもの頃、「りぼん」「なかよし」という女の子向けの月刊漫画雑誌があり、この時期に発売される新年号はとりわけ付録が豪華で、十文字に縛った本は思いきり脹らんでいた。
月刊誌の定期購読はさせてもらってなかったが、新年号だけは買ってもらったように記憶している。
あの頃のこの時期は、ワクワクしながら冬休み、クリスマス、お正月を待っていたような気がする。

秋はまだ残っていた

2017年12月11日 | 俳句

先日バスの窓から見た植物園周辺の林にきれいな紅葉があったので、後日散歩がてらに行ってみた。
落葉した木々の間に鮮やかさを保った樹木もたくさんあり、秋はまだ残っていた。

誰しもカメラを向けたくなる
         五輪真弓「恋人よ」のシチュエーションみたい。
           ♪枯葉散る夕暮れは
            来る日の寒さをものがたり
             雨に壊れたベンチには
              愛をささやく歌もない♪
               ススキの穂も美しい
        
植物園内のメタセコイア。樹下の池は落葉で覆われ、花筏ならぬ葉筏。
友人の俳句  鰯雲 メタセコイアという大樹


              
他の掲示板に「銀杏の下で楽器の練習をする若者」の画像がアップされ、それをお題に急拵えの俳句を詠んだ。

 風のタクト 音符にも似て 銀杏散る

「お粗末!」と付け足したが、後々見返してみたら急拵えのわりにはそんなに悪くないんじゃないかと思い始めた
なのでこちらに流用した。
叶うなら夏井いつき先生の添削を仰ぎたいものである

スマホ機種変 iPhoneX にする

2017年12月10日 | ノンジャンル
スマホを機種変更した。
これまで使っていたのはiPhone5sで、2013年11月に発売された時からずっと愛用。頻繁にアップデートしているので機能的には何の不便もなかった。
新機種が出るたびに気にはなっていたが、「いやいや、今ので十分」と自分を納得させていた。
しかしこの秋iPhone8とiPhoneXが発売されると「4年も使ったことだし、そろそろ買い替えたいなぁ」と思い始め、そんなタイミングに息子が「まだ5s使ってるの?」と言い、そばにいた夫が「ああそうだね。そろそろ替えたら?」と言った。
夫の言葉は本音か、はたまた息子に追従したものか、深読みするのはよそうwink
ラジャー!

顔認証のX(テン)までは必要ないと思っていたが、売り場で実機を見ると8は色が微妙、8plusはサイズが大きい。
一応Xを見てみるとサイズも色(スペースグレイ)もまさに好みである。そして何よりホームボタンなしの全面ディスプレイがカッコいい。
「せっかくだから最新機種にしたら?またしばらくは使うんだから」
夫の言葉は本音か、はたまた私の気持ちを忖度してのことか、慮るのはよそうmeromero2
ラジャー!

スペースグレイの64GBを注文したのが11月下旬。入荷は1~2週間後ということで、その間データのバックアップ方法を調べた。
iCloudで同期してはいるが、それだとLINEのトーク履歴は引き継げないようである。
iTunesにバックアップして新機種に移すのがベストだという結論に達した。
入荷したとのメールがあり、12月2日にようやくゲットした。
顔認証をして、Siriのための声認証もした。
データ移動もなんとか一人でやれた。
LINEが今まで通りなのはもちろん、壁紙の設定まで旧機種のまますんなり移行している。

写真撮影はいろいろ凝ったことができそうだが、これまでの経験上シャッターチャンス優先で機能の半分も活かす事はないかもしれない。
ビデオを録りながら、途中の一瞬を静止画で撮れるという機能は嬉しい。これはマスターしたい。
驚いたのはWord、Excel、PowerPoitそれぞれに準じたアプリがあることだった。
狭いディスプレイながらPCと変わらない原稿が作成できる。
他にもあちこちじっくり探索したいところだが、師走になってTo Doリストの件数も増えているのでほどほどにしておかなければase2

旧機種5sを回収に出そうと思っているので画像を残しておこう。
長い間お疲れ様。ありがとう。
         

長嶺ヤス子さんに驚嘆

2017年12月07日 | ノンジャンル

知り合いの方から新宿文化センターで上演される長嶺ヤス子さんの舞台のチケットを頂き、昨夜友達と行ってきた。

長嶺さんといえば日本におけるフラメンコの第一人者。御歳なんと81歳だそうである。
上演されたのはタイトル「いのち」に「朱色(あけいろ)の細胞」とい副題がついていた。
舞踊劇といったらいいのだろうか、全編音楽で、それに演者の発するタップとカスタネットの音が加わっているだけだった。
前衛的で難解で退屈するかもしれないと思ったのは全くの杞憂だった。
長嶺さんとスペイン人(多分)男性ダンサー二人のダンスに驚嘆し、圧倒され、釘付けになって見入った。
素足で踊る長嶺さんはエネルギッシュで優美でセクシーで、かなり年下の男性ダンサーと恋人同士という設定でも違和感は全くなくきれいだった。
2時間の舞台はあっという間だった。
同行した友達も「素晴らしかった!」と、誘ってくれたことに感謝された。
いえいえ、私にチケットを下さったFさんに感謝!


出口には3名の演者が並んでサインと握手、写真撮影に応えていた。
私も握手して「感動しました」と伝えることができた。
私の前にいた女性が振り返り、そのお顔に見覚えがあり思わず声をかけてしまった。
「あ! あの…」と行ったものの失礼ながらお名前が出てこない。
「プレスリーの…」と言った瞬間思い出し「湯川れい子さんですね」
笑って頷いていただき救われた。

関係者の方に「ブログに長嶺さんの画像ををアップしてもいいでしょうか?」と尋ね、許可を得た。
湯川さんが写っている画像もあるが、こちらはお尋ねしてないのでやめておこう。