内科クリニックから動けなくなった93歳女性が紹介された。救急搬入されたが、、ちゃんと喋っていた。脳梗塞疑いということだが、意識は清明で麻痺もなかった。嫁の話ではふだん何とか歩いているという。昨日から鼻水・咳の風邪症状があって内科クリニックを受診した。風邪としてペりアクチンとタリビット(久しぶりに聞く名前。100mg錠を3錠分3というのも久しぶり。)と咳止めが処方された。1回分を飲んだ後から動けなくなったという。ぺリアクチンの影響かもしれないし、発熱が37.5℃あって、風邪による症状なのかもしれない。
胸部X線で一部に肺炎が疑われたが、CTで確認すると明らかな肺炎像はなかった。頭部CTは脳萎縮のみ。これだけでも検査のやりすぎかもしれない。帰宅してもよさそうだが、年齢の問題で数日短期入院で経過をみることにした。認知症があり、もそもそと動いているので、ナースステーション近くの個室にしてもらった。病院としては、今入院数が減っているので、毎度毎度ありがとうございますということになる。客観的にみると医療費のムダ使いかもしれないが、付いてきたお嫁さん(当然高齢者)はその方が安心ですと喜んでいた。
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