厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント 暫定版」が公開された。
後遺症ではなく、罹患後症状という表記になっている。罹患後症状とは、「COVID-19罹患後、感染性は消失したにもかかわらず、他に明らかな原因がなく、急性期から持続する症状や、あるいは経過の途中から新たに、また再び生じて持続する症状全般をいう」。
「罹患後症状が永続するかは不明である」とわかっていないので仕方がないことではあるが、何とも心もとない記載になっている。
内容は症状が並べてあって、具体的な治療法はなく、それぞれ専門科に紹介とあるだけだった。暫定版とあるので、今後の知見で追加していくということにして、雛型を作成して置いたということらしい。
症状の推移に関しては、忽那先生のYahoo Newsの図解がわかりやすい。
急性期の症状は半年後までにはほとんどの人で消失する
記憶力低下・集中力低下は長期間持続しやすい
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