石田衣良著『アキハバラ@DEEP』文春文庫 2006.9.10 686円+tax
オススメ度 ★★★★☆
アキバにたむろする3人の若者がネット上の人生相談を主催する「ユイ」の紹介で更に3人の若者が結集し、新たなネットビジネス(と言ってもITビジネス成功譚とも違うのだが)を創造しようとする。検索エンジンなんだけど、今までのと違うのは「進化するサーチエンジン」というか、AI人工知能すら有する画期的な検索システムを創出しようというのだ。
その画期的なシステムに目をつけたのが電脳界の帝王ともいえる中込。彼らの「クルーク」が初期段階で完成した時点で根こそぎ取り上げてしまう。
6人で構成する「アキハバラ@DEEP」は彼らの子供達とも言える「クルーク」奪回作戦を敢行したのだが。。。。
アホらしい内容!とひとこと批判するのは簡単だが、なかなかどうして6人のオタクのキャラが面白い。
敵対する電脳界の帝王・中込及び側近の悪の設定と彼らとの戦いぶりがいかにも劇画っぽいのは笑わせるが、これもありか。
余談なんだけど、美少女戦士?アキラの活躍が一番キラキラしてカッコよい(笑)
ところで、「クルーク」の人工知能の構想は石田氏の別作品『ブルータワー』に登場する人工知能へと引き継がれたのだろう、などとボンヤリ考えてしまった。ま、どうでもよいか・・・
オススメ度 ★★★★☆
アキバにたむろする3人の若者がネット上の人生相談を主催する「ユイ」の紹介で更に3人の若者が結集し、新たなネットビジネス(と言ってもITビジネス成功譚とも違うのだが)を創造しようとする。検索エンジンなんだけど、今までのと違うのは「進化するサーチエンジン」というか、AI人工知能すら有する画期的な検索システムを創出しようというのだ。
その画期的なシステムに目をつけたのが電脳界の帝王ともいえる中込。彼らの「クルーク」が初期段階で完成した時点で根こそぎ取り上げてしまう。
6人で構成する「アキハバラ@DEEP」は彼らの子供達とも言える「クルーク」奪回作戦を敢行したのだが。。。。
アホらしい内容!とひとこと批判するのは簡単だが、なかなかどうして6人のオタクのキャラが面白い。
敵対する電脳界の帝王・中込及び側近の悪の設定と彼らとの戦いぶりがいかにも劇画っぽいのは笑わせるが、これもありか。
余談なんだけど、美少女戦士?アキラの活躍が一番キラキラしてカッコよい(笑)
ところで、「クルーク」の人工知能の構想は石田氏の別作品『ブルータワー』に登場する人工知能へと引き継がれたのだろう、などとボンヤリ考えてしまった。ま、どうでもよいか・・・
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